またもや古楽界の巨星逝く
7日、昨日ベルギーオランダ古楽の重鎮とご一緒していた時に飛び込んできた古楽界の重大ニュース、今度は20世紀後半の古楽復興運動の正に開祖様の訃報でありました。6年前自らのオケを率いての最後の来日の際ハイドンプログラムの公演にフォルテピアノでご一緒したのですが、若い世代のような先鋭的な表現に頼らず実に懐の深い音楽を聴かせてくれたのは貴重な思い出であります。。昨日のマタイもそうですが半世紀以上の古楽復興運動の中での果てし無き挑戦と葛藤を経て来た者だけが表現する事が出来る「極上の音楽」に生で触れる事が出来る機会はもう余り多くはないでしょうね。古楽界のレジェント達の演奏今のうちに存分に聴いておいてください!
« マタイ公演早くも千秋楽 | トップページ | 春の陽気 »
「チェンバロ」カテゴリの記事
- 千秋楽(2025.01.15)
- お抱え楽師(2025.01.14)
- チェンバロソロ初日(2025.01.13)
- チェンバリストに変身中(2025.01.12)
- えべっさん(2025.01.09)
コメント