浪速で日本チェンバロ史の調査
27日、久々に西のスタジオに行ってスタジオ内の環境をチェック。相変わらず乾燥酷く2台の加湿器フル回転ながら給水が追い付かず苦労しております。ご近所の神社の梅林を覗くと大分色付いて来ており間も無く見頃か。
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午前中に英国製の1段フレミッシュを某所で拝見。小振りながら音域広い使い勝手の良い楽器でありました。英国の製作家は皆響板の絵に凝るようですね。
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午後はこれまた久々に浪速の街へ。船場の老舗食堂で「カレー焼きそば」なるナニワB級グルメの代表のような看板メニューでランチ。今日は週末なのでいつものような混雑なく店内はノンビリムード、手強いジャンク味もゆっくり堪能出来ました。ピラミッド盛りながら510円と庶民価格なのは流石浪速の大衆店!
浪速でまずは100年以上の歴史を誇る図書館で資料調査へ。改装工事のため外装は見れなかったものの素晴らしい内装はそのままで見応え充分。日本で最初にチェンバロリサイタルを開いた人物の資料を捜したのですが残念ながら収穫無しでありました。
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次はお隣の大正時代建築の老舗ホールへ。こちらは国内に現存する歴史的赤煉瓦洋館のランク付けでは横綱というトップの番付だとか。特に中ホールは音響も雰囲気も全国でも有数の素晴らしさですね。御贔屓の会場のひとつであります。
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最後は株相場師でも無いのに本場の建物を訪問。週末だと喫茶も空いているだろうと向かうも皆考えは同じなのか満杯でスゴスゴと退散。ご近所に場所を移して昭和初期の関西古楽史の研究の御仲間と情報交換。いや調べる程に戦前の関西の文化度の高さに感嘆しきりでありました。来年にはその成果を披露しようと現在画策中・・・。日本のチェンバロ史の中での関西の重要性を明らかにするイベントを多数開催する予定であります。乞うご期待!
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