歴史的遺産に触れる
14日、昨夜のエキサイティングなゴールドベルグ変奏曲公演の余韻醒めやらぬまま早朝みちのくを出発し帰路に付くもつくばで途中下車し某所に秘蔵されている(?)18世紀オリジナルイタリアンオルガンを拝見(拝観というべきかも)。まだ正式に披露されていない国宝級の歴史的価値有る楽器、いつかは是非その素晴らしい音色をコンサートで聴いてみたいものであります。スタジオに戻り出番近い楽器の出陣準備の後、まもなく開催の蓄音器コンサートで掛けるレコードの用意をしていると主役級の盤が割れているのを発見し真っ青に・・・。慌てて古書街神保町にある古盤専門店に掛け込み代わりの盤を調達出来てホッ。冷やしのつもりがいつのまにか大散財してしまう危険地帯なので滅多に近付かぬエリアながら今日は目指す盤の他にも昭和初期にオリジナルチェンバロで録音した仏蘭西人奏者の稀少盤(日本盤なのですよ)や日本で最初にチェンバロを調律した技術者の本などを見つける事が出来新年早々収穫多く幸先良しでありました。
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