楽器の街を経て西へ
5日、北の仕事を終え御江戸に戻るも休む間もなく今度は早朝より西へ500kmの大移動。今日は道中は澄みきった青空で富士山は絶景でありました。
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関西に移動の途中でまずは浜松に寄り道し先日訪問したばかりの楽器博物館を再訪。前回は惜しくも時期早すぎて入手出来なかった現在開催中の「日本で最初にチェンバロとクラヴィコードを購入した(?)男」の企画展の図録をやっと購入。残念ながらチェンバロやクラヴィコードとの関係を証明する一次資料はまだ殆んど見つかっていないのですがいつかは日本古楽史の恩人でもあるこの方の偉業を検証してみたいものです。
今日はちょうど博物館前で地元楽器メーカーの展示会が無料で開催されており早速見学。浜松3大メーカー(ピアノ系のY社、K社、そして電子系のR社)のブースがまず立派、Y社K社の創業時の古いピアノやオルガンの展示は中々興味深いものでした。
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しかし流石ピアノ製造の街だけあってピアノハンマー製造の展示や修復や弦製造専門のブースがあったりと日頃見れない特殊業種の展示が面白かったですね。
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特殊業種としてチェンバロ製造メーカーも出店されてました。しかし「日本で唯一のチェンバロメーカー」という紹介はちょっと不思議でありました。個人製作家はメーカーとして扱わないのでしょうかね。
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浜松での寄り道を終え久々に西のスタジオへ。出番直前のデカイタリアンのフタを点検のため開けてみると中で弦がトグロ巻いておりました(汗)。やはりここしばらく湿度温度変化激しかったせいでしょうね。連日の弦修理でありました。
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スタジオからの帰り神戸の中心街を通るとこの時期恒例の年末電飾祭りが開幕中、電飾の点灯の瞬間を見ようと大勢の観光客で溢れ返っており車大渋滞でありました。
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