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2015年12月

2015年12月31日 (木)

良いお年を!

Photo31日、大晦日。2015年も当Blog御愛読真にありがとうございました。今年1年も国内外の多くの演奏家と出会い沢山の素晴らしい音楽に接する事が出来ました。最後にこの12ヶ月を振り返り思いつくまま写真をUPいたします(本当はもっと見て頂きたいのですが)。

では皆様良い御年を!

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2015年12月30日 (水)

鬼が笑う内緒話

5030日、仕事納めも終えノンビリ過ごすつもりが朝から来年以降の色々な企画の打ち合わせで慌ただしい1日に。今年もオリジナルのイタリアンチェンバロやトラヴェルソ、フォルテピアノのコンサート、クラヴィコードのレクチャー、蓄音器など多彩な企画を実現してきましたが2016年はさらにパワーアップした企画陣を準備中であります。特に今までに無かった、かつ今後も絶対出来ないような超ド級な企画を現在密かに画策中・・・(今日の密談はほぼこの企画の準備でした)。来年も是非ご期待ください!

2015年12月29日 (火)

年の瀬恒例の・・・

1929日、西のスタジオで仕事納め。年越しの準備を終え後はノンビリと周辺散策へ。夏は海水浴で大賑わいの人気ビーチも寒さ厳しい冬は流石人影少なし(いつもは結構いる釣り人も少なかったですね)。ビーチの名物現存する日本最古の鉄製灯台未だ健在ですね。

2スタジオご近所の住宅地の路地奥の小さな神社前で行商の魚屋を発見。地元獲れたての美味そうな小魚を並べているもののごみ収集所のすぐ横で郵便ポストが魚で包囲されてしまっているロケーションには少々ビックリ(年末の臨時営業と言っておられたのでいつもはゴミなど無いのでしょうね) 漁港近くの住宅地ならではの風景でありました。

29昼からは恒例の明石魚市場で年の瀬風物詩見物へ。まだ大晦日まで少しあるとはいえ例年よりも人出少ないような気が・・・(やはり不況なのでしょうかね)。大漁旗はためくアーケードを端から端まで回り蛸、穴子など美味そうな瀬戸内の海の幸をゆっくり拝見。

42しかし年の瀬の明石の魚市場と言えば何と言っても正月の縁起物「にらみ鯛」!これを見ないと年が越せないですね。今日もこの縁起物たっぷり目で味わってきました(自分では買わないのですがね・・・)








2015年12月28日 (月)

加湿器イラズ

328日、今日は演奏家の御宅のチェンバロと現代ピアノの御機嫌伺いへ。湿度高目なエリアの御宅なので冬は殆んど加湿器イラズとの事で日頃乾燥との戦いに明け暮れている身には羨ましい環境でありました。楽器も湿度安定しているだけに鳴りも良く御機嫌の様子。

1訪問先の近くは最近麺類激戦区との事で今日は讃岐風ながら独自の饂飩を色々出すという地元人気店を訪問。珍しい白味噌ダシの饂飩を注文、見た目は博多風とんこつラーメンですがあっさりしており中々美味でありました。


2015年12月27日 (日)

暖かい年の瀬

427日、久々に西のスタジオでの楽器調整の1日。作業の合間にお隣の古寺を散策するともう大晦日正月の準備万端、名物の除夜の鐘の順番待ちの案内など出てましたね。しかし関西も暖かい年の瀬であります。

7今日は新年早々登板予定のフレミッシュ2段の御機嫌伺い。ウチで一番タフな楽器ながら乾燥厳しい札付きの「アブナイ」会場(以前余りの乾燥で底板割れた経験有り)への出動に備えて念の為大規模な調整に。しばらくチェンバロにとって試練の季節が続きますね。皆さんもご用心を。




2015年12月26日 (土)

今年最後のリハ

726日、今年最後のリハはナント自分が出演のコンサート(1月16日)のためでした。ちゃぶ台がある和室で80年前のチェンバロの優雅な音色を聴くのも中々粋なモノで有ります。乞うご期待!夜は西へ移動するも幸い帰省ラッシュに遭遇せず西のスタジオへ到着。

2015年12月25日 (金)

和室で蓄音器

225日、年明け早々の1月16日開催の蓄音器コンサート、殆んど宣伝していないのですがちょっと変わった内容が噂を呼んだのかチケット残りあと僅かとなってしまいました。今回は約80年前の蓄音器で当時発売されたSPレコードを聴いて頂き、また当時発売された音楽雑誌なども展示して、昭和初期の日本人がいかにチェンバロに関心を持っていたかを検証する企画でして、当時の音楽愛好家達のチェンバロへの熱狂振りを見て頂く予定です。

9また会場もユニーク、いつも蓄音器コンサートは歴史的な洋館で開催しているのですが今回はあえて昭和の香り漂う和風の部屋での開催です。80年前の日本人が蓄音器でまだ見ぬ憧れの楽器「チェンバロ」の音色に酔いしれていた様子を皆さんにも追体験して頂けるはず。まだ数席余裕ありますのでご興味ある方はお早目にご予約ください。

2015年12月24日 (木)

洋館で味わう17世紀チェンバロ音楽

324日、今日のお相手の楽器は約半世紀以上前に独逸で製造された特殊洋琴。ピアノとチェンバロ(風?)の両方の音色が出せるというユニークな楽器ながらそのメカニックは複雑怪奇で調律調整に四苦八苦。普及廉価版的な小型鍵盤楽器ながらその完成度の高さを見ると当時独逸で相当力を入れて作られたようですね。もしかするとナチスが国民の音楽教育のためにリコーダーと共にチェンバロも各家庭に普及させようとして作らせた楽器なのかも・・・。

1今日の会場はお馴染みの池袋の重要文化財の洋館。約百年前の世界的な建築家ライト設計の姿がそのまま守られているという空間は音響雰囲気共に本当に素晴らしいですね。普段はコンサートNGというこの部屋で特別許可を得て開催されるという2月2日(火)のチェンバロリサイタル、是非洋館の素晴らしい響きを味わって頂きたいものです。

2通常のチェンバロコンサートで登場するような2段鍵盤の楽器では無くイタリアン(MARTIN SKOWRONECK 1980)と初期フレンチ(ALAIN ANSELM 1997)という2台の個性的な1段鍵盤チェンバロを使って、選び抜かれた魅力的な17世紀の作品を演奏するという意欲的なプログラムの公演であります。そういえば来年はこの公演でも取り上げられるフローベルガー生誕400周年というメモリアルイヤーなのですね。

Photo_3ヨーロッパチェンバロ界の最前線で活躍する北谷直樹氏の卓越した演奏まだ未体験の方は是非一度その迫力満点の演奏を味わって頂きたいですね。その抜きんでた音楽表現には驚かれるはず・・・。注目の洋館でのチェンバロリサイタルの明細はこちらをご覧ください。


2015年12月23日 (水)

妖怪がお出迎え

423日、まずは素晴らしい装飾が施された米国製作家作のチェンバロの運送を担当。以前より米国だけでなく欧州でも評価の高かった独自の作風を誇るこの製作家の楽器が再び注目を集めているとの噂が入って来てますがその豪快かつ緻密なサウンドがいつまでも人を引き付ける魅力を持ち合わせているのでしょうね。来年は此の楽器かのゴールドベルグ変奏曲のリサイタルで登場予定との事、楽しみであります。

7移動中に途中下車しランチで伺ったのがお江戸の西郊外にある有名古寺。境内では最近作者の訃報で再び注目を集めるこの妖怪達がお出迎え。

9ここの境内は二十軒以上の蕎麦屋が並ぶ激戦区なのですが境内の奥深い山林の中にひっそりと佇む御贔屓のお店の軒先の席で頂く素朴な蕎麦が風情ある景色と相まって中々美味でありました(寒かったためか貸切状態でしたし)。







2015年12月22日 (火)

新たな加湿器投入

2222日、昨日に続きPf協ソリストのリハーサル。ウチのフォルテピアノは今回初めてながら数知れずの修羅場を踏んで来られた方だけあってピアノの特性をすぐに掴まれてタッチを合わせて来られたのには感心。

1ウチのスタジオで冬の楽器維持管理の要でもあるのが加湿器。長年使用してきたスグレモノまだ使えるのですが製造中止との事で同じメーカーの最新型を後継機として購入し早速テスト。旧式はタンクの容量が大きく調整次第で数日も給水無しで加湿出来るのが有り難かったのですが新型もどうやら同等の性能の様子。旧式のように加湿量を微調整出来ればもっと良かったのですがそこだけ残念。しかし楽器管理にとって貴重な戦力であります。




2015年12月21日 (月)

調律師に熱い視線?

121日、今度フォルテピアノによるモーツァルトPf協奏曲でご一緒するピアニストと初顔合わせ。まだまだ日本では古楽器とフォルテピアノでのPf協奏曲は演奏される機会少ないので本番楽しみであります。

2移動の途中で最近愛読しているピアノ調律師が主人公というコミックの新刊を購入のため大型書店に立ち寄るもどこに売っているか判らず店内をウロウロ(コミックの分類は複雑怪奇で全然判らず・・・、少女コミックの棚なんか怖くて近寄れませんでしたが)。ネタが特殊なためか片隅のカルチャーとかの変なコーナーでやっと発見し無事購入。そう言えば最近購入したこれまた調律師が主人公という小説が直木賞候補になってましたね。今調律師という職業が注目されているのかしら?




2015年12月20日 (日)

覇者の貫禄

220日、吉祥寺の某大学構内にある大正時代の洋館での初のチェンバロリサイタルにジャーマンで出動。壁天井が漆喰で覆われた空間は正に古楽器向き、今後コンサートが増えれば良いのですが。しかし暖房による乾燥は厳しく(10%近かった?)リハでは調律ハメロメロ、この冬初めて秘密兵器投入し本番では何とか調律安定しホッ。

22今日の主役の伊国Cem奏者、ライプチヒとブルージュの両コンクールの覇者だけあって演奏は貫禄充分、目を見張るような凄腕の鍵盤コントロールを披露。これだけの演奏がたった1回だけとはナントモ勿体無い・・・。


まだチケットあるそうです

昨日御紹介した吉祥寺の某大学の歴史的洋館で開催のチェンバロリサイタル、実は当日券があるそうです。イタリアの実力派チェンバロ奏者の演奏聴きたい方はまだ間に合いますので(14時開演)是非お越し下さい!

2015年12月19日 (土)

伊国から実力派Cem奏者来日

319日、昨日までのフォルテピアノツァー、最後3日間で40時間ものフェリー旅だったので陸に上がってもまだ体揺れてます・・・(汗)。今日は大正時代の洋館(某超有名人の出身校だそうです)で明日リサイタルという伊国Cem奏者がリハーサルのためスタジオ来訪。ライプチヒBachコンクールとブルージュコンクールの覇者でもある実力派の久々の来日でたった1回のリサイタル(勿体無い!)、空港から直行でスタジオに来て「眠いよ~」と言いつつの練習ながらその鮮烈なフレーズと鍵盤コントロールには驚嘆!ヨーロッパチェンバロ界最前線の活きの良い演奏を是非皆さんに聴いて頂きたいのですが早々とチケット完売との事で残念。しかし優男風の顔がいつのまにか髭面となっており全くの別人のよう(迎えに行った方が中々判らなかったそうですし)。

2015年12月18日 (金)

太平洋クルーズで爆睡

3518日、西宮から名古屋・東京・札幌と駆け抜けたフォルテピアノツァーも昨日の千秋楽で無事終了。今回もダイナミックレンジが広く切れ味鋭いながらも艶があり微音にまで拘るフォルテピアノの音色に魅せられた一時でありました。次回は来年10月にチェンバロ奏者として来日予定とか。どんなチェンバロの演奏を聴かせてくれるか楽しみであります。

3札幌の公演を終え大雪の中急いで港に向かいまたもや太平洋クルーズの旅。ゆりかごのような大海原のゆったりとした揺れのお陰か普段は5時間しか睡眠取れない私が10時間以上も爆睡・・・。久々の命の洗濯でありました。


2015年12月17日 (木)

再び雪に遭遇

2817日、フォルテピアノによるモーツァルトツァー千秋楽の札幌に前日入りし雪降って無いと安心するも一夜明けると一面銀世界となっており仰天。先日来た際に大雪で往生したのに懲りて今回は雪対策は万全(スコップまで用意しましたよ)。お陰で空き時間に街を車で散策、噂の新しいホールを覗いてみるも残念ながら閉まってました。

12魚市場を覗くともうカニだらけ、早朝から暴買いツァーの皆さん大挙来襲されてました。。私は朝食に市場食堂で海鮮丼を注文するも海の傍の漁港でもない観光客相手のお店でお得感ある質量の品が出て来る訳ないですね・・・。しかし酒屋に行くと私の御贔屓のSAPPOROBEERが沢山並んでおり(このメーカー関東関西共に品数少ないのですいよ)入手困難な珍しい商品を私も暴買い・・・。

30今日のホールは10年位前までは毎夏古楽音楽祭でお伺いしていた懐かしい会場でした。日本有数の音響の良さを誇る空間やはり素晴らしいですね。終演後またもやフェリーに飛び乗るため慌てて大移動。







2015年12月16日 (水)

再び北の大地へ

116日、昨夜の銀座でのフォルテピアノリサイタル終了後すぐにフェリー乗り場に駆け付け(100kmを爆走しギリギリ間に合った!)再び太平洋クルーズで北の大地へ。日本縦断結構ハードな移動のツァーの途中でいきなり丸一日大海原を眺めてノンビリして下さいと言われてもすぐに切り替えが出来ず結構戸惑いますね(こういう時こそ読書タイムなのですが・・・)

219時間掛けてやっと苫小牧に上陸(今度は雪は降っておらずホッ)そのまま明日の公演会場に直行。北国の厳しい冷え込みの中での車中泊は楽器に可哀想とフォルテピアノだけ先に舞台へ搬入させて頂く事に。ホールに着くと顔馴染みのVn奏者と玄関でバッタリ遭遇しビックリ。そう言えば名古屋でもホール前の交差点で顔馴染みのVc奏者と遭遇し驚いた所でした。

3丸一日の船旅を経て深夜無事フォルテピアノを会場にお届け出来てヤレヤレ、これで今日の任務完了とホール近くの古びたラーメン屋で北海道らしい味噌ラーメンで遅い夕飯。10年前の古楽祭の頃には良く来たお店ながら庶民的な雰囲気はますます年季が入ってきてましたね。深夜街外れのお陰か貸切状態でノンビリ頂けました。







2015年12月15日 (火)

銀座でモーツァルト

215日、フォルテピアノによるモーツァルトプロのツァー3公演目は銀座の人気ホールへ。御近所に誘惑されるお店多い危険エリアと知りつつも今日も搬入前に蓄音器屋でSPレコード漁りをしてしまいつい人と会う約束時間を忘れ大慌て。演奏家はもうツァー半ばで仕上がっているのか本番前のリハはほんの僅かであっさりと終了し調律師としてはたっぷり時間確保出来て大助かり(まだ余りキツイ乾燥に出会ってないのでフォルテピアノも殆んど狂わないのですが・・・)。終演後フォリーに飛び乗って北へ向かうも雪が心配。

2015年12月14日 (月)

新作イタリアンチェンバロを拝見

23 14日、フォルテピアノツァー の中休みを利用して荒川左岸のチェンバロ・クラヴィコード工房 を訪問。綿密な木工仕事と拘りの作風を貫く余り製作が実にマイペースというこちらの工房で久々に新作チェンバロが完成したとの話しを伺い早速試奏見学をお願いした次第。今回の楽器はフレスコバルディからスカルラッティまで時代を跨いで幅広いレパートリーが弾けるという5オクターブ(GG-g3 8+8f)の大型イタリアン。

9相変わらず各部の丁寧かつ繊細な木工仕事の仕上がり具合と出来たてながら豊かな声量の音色には感嘆。

歴史的洋館で味わうチェンバロ

402池袋にある重要文化財の洋館でのチェンバロリサイタルの御案内です。ライト建築の傑作でもあるこちらの洋館の大広間は通常コンサートNGなのですが6月のオリジナルイタリアンチェンバロのリサイタルに続き特別許可を頂いて2月2日に再びチェンバロリサイタルを開催いたします。歴史的洋館でしか味わえない極上のチェンバロの響きを至近距離で堪能出来る貴重な機会であります。

272今回の主役はスイスチューリッヒ在住のチェンバロ奏者の北谷直樹氏(詳しいプロフィールはこちらをご覧ください)。欧米の最前線で大活躍の実力派の久々の東京でのチェンバロリサイタルは2台のチェンバロを使うという豪華な布陣。フレスコバルディ、フローベルガー、ダングルベール、Lクープランと17世紀の秘宝と言える魅力的な作品をずらりと並べたプログラムも楽しみであります。

8今回登場するドイツ・フランスの現代の名工が作った個性的な1段鍵盤チェンバロ2台(MARTIN SKOWRONECK作のイタリアンとALAIN ANSELM作の初期フレンチ)から鍵盤コントロール抜群の奏者がどんな音色を引き出すかも聴きどころでは。(この2台の1段チェンバロの組み合わせはかのレオンハルト氏の来日公演以来ですね)

Photo_2公演の明細はこちらの公式HPをご覧ください。

チケット御予約・お問い合わせはumeoka-gakki@nifty.com (梅岡)まで。

歴史的洋館で個性的なチェンバロ音楽を至近距離で存分に堪能出来る貴重な機会、是非お聴き逃しなく!








2015年12月13日 (日)

日本一

213日、フォルテピアノ界の貴公子の来日ツァー2日目は名古屋の人気ホールへ。今や日本で一番の稼働率のこのホール(今年も年400公演近くあったそうな)、オーナー拘りの室内楽向けの設計だけあって残響豊かな上にフォルテピアノの繊細な音色が客席までダイレクトに伝わる素晴らしい音響ですね。もっと古楽系の公演増えれば良いのですが・・・(東京からでも聴きに行く価値はあるホールですよ)。

7このホール周辺実は地元民のソウルフード「あんかけスパ」の聖地と言われるお店が点在するエリアだとか。今日もそのナゴヤメシの真髄を味わう為に御近所の有名店を訪問。B級グルメの王道を行くベタな味ながらメニューのバリエーションの豊富さと値段の安さにはやはり感嘆、結構ハマっております。


2015年12月12日 (土)

モーツァルトフォルテピアノツァー開幕

212日、フォルテピアノ界の俊英の全国ツァーは西の人気ホールからスタート。このホールまだ新しいと思っていましたがもう開館10周年との事。年月経ても今だに驚異的な動員を続けているというのがこのホールの凄いところですね。今日も渋い古楽系の公演ながら早々とチケット完売だったとか。

4今日ツァー初日を迎えるも奏者は昨日のリハで早くも充分楽器との信頼関係を充分に結べたのか本番前の練習も実にあっさりと終了し余裕タップリ。本番では以前にも増して美しい音に拘る実に繊細かつ濃厚なモーツァルトの世界を披露してくれました。もう円熟の域に達しつつあるフォルテピアノ界の最前線の演奏是非お聴き逃し無く!明日は名古屋の人気ホールでの公演であります。

2015年12月11日 (金)

フォルテピアノ界の貴公子再び登場

311日、明日から始まる2年振りの来日ツァーのリハのためフォルテピアノ界の貴公子が初日の会場に登場。早速ウチのワルターと久々の再会を果たすもその繊細かつ大胆なタッチは益々冴え渡り驚くほど多彩な音色を紡ぎ出しておりました。今や欧米で一番の売れっ子によるMozart演奏の真髄を存分に味わえる筈、チケット早々と完売のホールもあるようですがまだチケット入手可能な公演もあるとの事、是非お聴き逃しなく!

2015年12月10日 (木)

浪速を散策

310日、珍しく電車で浪速の街へ出動したので移動の途中に中之島周辺の歴史的建築を鑑賞がてら散策。まずは浪速の顔ともいえる1918年(大正7年)完成の公会堂へ。100年近い歴史を持つ建物だけにここでのコンサートは音響雰囲気共に素晴らしく御贔屓の会場であります。

8次はお隣にある1904年(明治37年)開館の図書館に立ち寄り資料調査。現在日本で初めてのチェンバロコンサートの事を調査中ながら今日はそれらしきコンサート会場の資料を少し発掘する事に成功。

12最後は浪速のメインストリート御堂筋に未だ雄姿を誇る1933年(昭和8年)建築のビルを外から拝見。ここが私の調査では日本で最初のチェンバロコンサートが開催されたと思われる建物であります。まだまだ不明な事が多い謎のコンサートながら少しづつでもその正体が解明される事を願うのみ・・・(つい先日その出演者のプロフィールが少し判明し驚いたのですが) 


2015年12月 9日 (水)

乾燥怖い・・・

Photo9日、まもなく始まる「フォルテピアノ界の貴公子」(今や業界で一番の売れっ子では)の来日ツァーに提供のフォルテピアノの最後の調整の1日。久々に総分解し内部をチェックするも入手から十数年経ても中は新品同様で一安心(ウチで一番の過保護楽器かも)。しかし最後の出動(11月でした)の会場が季節外れの凄い湿気だった事を思うといきなりの乾燥の現場への投入がチト心配であります。

7作業終了後夕焼け富士を眺めながら再び西へ移動。


2015年12月 8日 (火)

遅まきながらやっと冬支度

28日、東西南北出張続きの日々も一段落し久々に東のスタジオに籠る1日ながら落ち着く暇も無く次の出番の楽器陣の御機嫌伺いの1日。11月中旬まで湿度高目の日々が多く本格的な乾燥対策せず仕舞いだったのですがやっと乾燥の時期が到来したので遅まきながら楽器も冬支度へ。厄介な自然断弦など起こらないように(ウチも今年は油断して何台か発生してしまいましたが)予防策を施し出動準備。

3_2チェンバロの御機嫌伺いの次は今やウチ一番の売れっ子となったフォルテピアノのピッチ変更。A=430から442までピッチ変更してもビクともしない亜米利加製のタフさには改めて感心。




2015年12月 7日 (月)

こんなゴールドベルグ変奏曲聴いた事が無い!

37日、前日の西での伊国勢の公演を終え深夜東へ向かい御江戸を通り過ぎ再びみちのくのホールへ。予定よりも早く到着したので時間調整の為(確信犯?)街外れの御贔屓の漁港食堂でモーニング海鮮丼。ネタはシンプルながら付き出しの品数多くカニ汁まで付いて安価なので大満足。これで以前のように目の前で獲れたての魚だったら言う事無しなのですが・・・。

7今日は1月のこちらの公演の事前リハ。バッハの究極の名曲「ゴールドベルグ変奏曲」CD発売記念リサイタルながらチェンバロソロだけでは済まないのが流石この演奏家ならではですね。舞台にはチェンバロ2台とポジティフオルガンがズラリと並ぶ予定であります(どうやって使うかは当日のお楽しみであります) 迫力ある16f大型チェンバロをトコトン駆使したゴールドベルグ変奏曲は今まで聴いたことの無いような多彩な音色の変化が凄い!この演奏を聴けばかのバッハがこの16fチェンバロを弾いていたはずと言われても納得してもらえるでしょう。ホール所有楽器なのでそこに出向くしかその音色は体験出来ないのですよ・・・。東北とは言え東京に意外に近いこのホールに是非お越しください!


2015年12月 6日 (日)

伊太利テイストを満喫

56日、浪速の中心街の駅前ビルでの公演にデカイタリアンで出動。今日はイタリアからのリコーダー2人とVcの3人に日本人Cemが加わった日伊混成アンサンブルが出演。演奏も伊国テイストながらスタッフも殆んど伊国人なのでコンサートが始まる前からの物の進め方が実に伊太利式(驚くほど全てにおおらかなのですよ!)でありました。今日の舞台は冬らしく20%近い異常乾燥、長年厳しい日本の環境変化に耐えて来た独逸製Cemは幸い殆んど変化無かったものの日本の冬初体験の伊太利人は相当驚いておられましたね。

2015年12月 5日 (土)

楽器の街を経て西へ

35日、北の仕事を終え御江戸に戻るも休む間もなく今度は早朝より西へ500kmの大移動。今日は道中は澄みきった青空で富士山は絶景でありました。

4関西に移動の途中でまずは浜松に寄り道し先日訪問したばかりの楽器博物館を再訪。前回は惜しくも時期早すぎて入手出来なかった現在開催中の「日本で最初にチェンバロとクラヴィコードを購入した(?)男」の企画展の図録をやっと購入。残念ながらチェンバロやクラヴィコードとの関係を証明する一次資料はまだ殆んど見つかっていないのですがいつかは日本古楽史の恩人でもあるこの方の偉業を検証してみたいものです。

5今日はちょうど博物館前で地元楽器メーカーの展示会が無料で開催されており早速見学。浜松3大メーカー(ピアノ系のY社、K社、そして電子系のR社)のブースがまず立派、Y社K社の創業時の古いピアノやオルガンの展示は中々興味深いものでした。

10しかし流石ピアノ製造の街だけあってピアノハンマー製造の展示や修復や弦製造専門のブースがあったりと日頃見れない特殊業種の展示が面白かったですね。

21特殊業種としてチェンバロ製造メーカーも出店されてました。しかし「日本で唯一のチェンバロメーカー」という紹介はちょっと不思議でありました。個人製作家はメーカーとして扱わないのでしょうかね。

32浜松での寄り道を終え久々に西のスタジオへ。出番直前のデカイタリアンのフタを点検のため開けてみると中で弦がトグロ巻いておりました(汗)。やはりここしばらく湿度温度変化激しかったせいでしょうね。連日の弦修理でありました。

35スタジオからの帰り神戸の中心街を通るとこの時期恒例の年末電飾祭りが開幕中、電飾の点灯の瞬間を見ようと大勢の観光客で溢れ返っており車大渋滞でありました。





2015年12月 4日 (金)

湯けむり漂う街でBach

14日、みちのく最終日は昔は炭鉱で栄え温泉でも有名な街での出張公演。早朝時間調整のため(?)御近所の漁港の市場食堂で久々に(先週札幌で頂けなかったリベンジか)モーニング海鮮丼。Fukushimaの魚料理のお店はどこも仕入に苦労されているはずながら今日の海鮮丼中々豪華でしたね。皆さん復興のため頑張っておられます。

6朝食後もまだ時間余り会場近くの炭鉱の資料館を初訪問。こちらが日本有数の炭鉱街として栄えた頃の様子は中々興味深し、石炭だけで無く化石も良く出土するのか恐竜の展示も充実しておりました。

17今日は昭和初期の銀行跡という洋館を使った地元に縁あった有名詩人の資料館で地元出身の演奏家のBachメインのチェンバロコンサート。こちらは90年も経つ洋館だけあって中々素敵な雰囲気と音響の上に何故か蓄音器やビンテージラヂオのコレクションも展示されており洋館&蓄音器マニアとしては御機嫌な会場でありました。温泉街のど真ん中にあるだけにあちこちの道路の側溝から硫黄の香りする湯けむりが立ち上っており風情満点、次回は温泉巡りでゆっくり訪れたい街でした。帰りにフォルテピアノ断弦との一報を受け急遽レスキュー隊出動、断弦し難いフォルテピアノも先程までの激しい湿度変化には耐えられなかったようですね。

2015年12月 3日 (木)

海が見えない・・・

63日、連日のみちのくの学校公演今日は海近くの2つの小学校を訪問。一校は震災半年後にお伺いした学校を4年振りに再訪問、前回は津波被害を受けた家屋がやっと除去され更地ばかりだったのが今や新築が多い新興住宅地に様変わりしており少々ビックリ。しかしよく見ればまだまだ震災の爪跡はあちこちに残ってますね。復興の道程はまだまだ遠いようです。

16帰りに海岸沿いの道を通るも殆んど高い堤防で覆われてしまいもう広大な太平洋の絶景を眺めながらのドライブが出来ない様で残念(津波の被害を考えると仕方無いのでしょうが・・・)。今や海沿いの街を歩いていても高台が見える方が海と言う事も多いのでは。



2015年12月 2日 (水)

みちのくで学校巡り初日

82日、昨日の極上の会場でのロビーコンサートを終え今日からみちのくのホールの御近所の学校(といっても市内ながら結構距離はあったのですが)での出張公演に参加。最初の学校は何故かウードやダルシマーなど珍しい楽器がある不思議な音楽室でありました。相変わらず多くの子供達のチェンバロ初体験の場に参加すると言う事は実にエキサイティングであります。

142つの学校での演奏を終え街外れの地元で評判の定食屋で夕飯。ここの看板メニューは「トン」では無く「焼き」カツというちょっと変わった(?)代物、あっさり揚げた大振りのカツは中々美味、他のおかずもタップリ入っているのに値段がまた安い!東京にあれば大行列間違い無しでしょうね。


2015年12月 1日 (火)

極上の響き

11日、いよいよ師走、師のはしくれ調律師も年末のみちのくの街を走り回っております。今日はみちのくの某ホール御自慢の16fチェンバロを使ってのロビーコンサート。ヨーロッパの石造りの大聖堂のような硬い床と壁そして広大な空間の中でのチェンバロの演奏は通常の音楽ホールを凌駕する極上の響きを醸し出しますね。16fチェンバロのド迫力の音色を味わうには最適の贅沢な会場であります。

5地元出身という奏者の演奏はこのチェンバロには最適のバッハをメインにフレスコバルディとハイドンを組み合わせるという中々捻ったプログラム。ハイドンの曲に「豚の去勢は8人がかり」なんていう珍タイトルの曲があるなんて初めて知りました(余りのタイトルなので普通はわざと誤訳のタイトルを使っているそうな)。


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