湯けむり漂う街でBach
4日、みちのく最終日は昔は炭鉱で栄え温泉でも有名な街での出張公演。早朝時間調整のため(?)御近所の漁港の市場食堂で久々に(先週札幌で頂けなかったリベンジか)モーニング海鮮丼。Fukushimaの魚料理のお店はどこも仕入に苦労されているはずながら今日の海鮮丼中々豪華でしたね。皆さん復興のため頑張っておられます。
朝食後もまだ時間余り会場近くの炭鉱の資料館を初訪問。こちらが日本有数の炭鉱街として栄えた頃の様子は中々興味深し、石炭だけで無く化石も良く出土するのか恐竜の展示も充実しておりました。
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今日は昭和初期の銀行跡という洋館を使った地元に縁あった有名詩人の資料館で地元出身の演奏家のBachメインのチェンバロコンサート。こちらは90年も経つ洋館だけあって中々素敵な雰囲気と音響の上に何故か蓄音器やビンテージラヂオのコレクションも展示されており洋館&蓄音器マニアとしては御機嫌な会場でありました。温泉街のど真ん中にあるだけにあちこちの道路の側溝から硫黄の香りする湯けむりが立ち上っており風情満点、次回は温泉巡りでゆっくり訪れたい街でした。帰りにフォルテピアノ断弦との一報を受け急遽レスキュー隊出動、断弦し難いフォルテピアノも先程までの激しい湿度変化には耐えられなかったようですね。
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