ユニークな和風サロン
30日、まずチェンバロ奏者のレッスンスタジオの米国製チェンバロの御機嫌伺いへ。以前は余り弾かれなかったせいか地味な鳴りの楽器だったのが、管理された専用レッスン部屋に移され充分弾かれるようになると与えられた役割に奮起したのかいや驚くほど立派な鳴りに大変身。やはり楽器は生き物ですね。
実はこちらのレッスン場が何ともユニーク。チェンバロ部屋は洋風ながら隣の部屋が畳にちゃぶ台和箪笥と昭和の茶の間そのまま(サザエさんの部屋みたいと言われるそうですが)。しかしそこは音響素晴らしく迫力あるチェンバロの音色が聴ける絶好の客席でも有る様子。日本でも稀な和風サロン会場でありました。
午後はスタジオで遠方からお越しの演奏家によるオルガンのリハーサル。その後東北に向かいみちのく浜通りのお馴染みのホールで明日から登板のチェンバロの御機嫌伺い。東北はさぞかし涼しいだろうと期待するも半袖姿も多くまだ残暑続いており少々ガッカリ・・・。
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夜はホール御近所の漁港街(以前は雲丹漁で有名なところだったのですが)の食堂で海鮮丼。御存じのように地元の魚は出せないながら豪快な魚の盛りは相変わらずでお店も繁盛の様子。しかし震災前の名物取れたて雲丹を食べたかったものです。
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