鳥の羽根からデルリンへ
5日、ドッグ入りのフレンチ2段のチェンバロのツメ交換作業終了。元々鳥の羽根のツメだったものを今回はデルリンに入替え。出来れば鳥の羽根のままにしたかったのですが長期間の使用で消耗激しくまた日頃の管理も簡単では無いので(湿度温度管理をしっかりすれば大丈夫なのですが)天然素材の使用を断念した次第。
しかし今回鳥の羽根の鳴り方を憶えながらデルリンに交換したのでいつもとは少々ヴォイシングが違ったような気が・・・。イメージをしっかり持てばデルリンでも鳥の羽根に近い歯切れ良い音色を出せるのかも。ドッグ入り楽器が仕上がった後はまもなく出番のウチのフレンチの御機嫌伺い。大ホールでの爆音モダン楽器陣がお相手の予定なのでこちらは音量優先の調整を仕込んで準備。
チェンバロ仕事の後はまもなく開催の蓄音器イベントで掛ける音盤の選考作業。今回はJazzがメインながら多彩なジャンルも掛けてしまおうと色々画策中、今日は数百枚の音盤の山からあれやこれやと聴き比べるもどれも聴いてもらいたい盤ばかりで絞り込みに四苦八苦(実はこの盤選びが一番楽しいのですが)。農園直送の手料理と美味しい御酒を味わいつつ蓄音器と生演奏両方を楽しめるというナントモ欲張りなイベント、ご興味ある方は是非ご参加ください!
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