オルガンのための贅沢な空間
17日、昨夜の某TVクラシック番組ご覧になりましたでしょうか?最後の終戦特集の中でウチの爺様の蓄音器がチラリと登場しておりました。戦時中の雰囲気を再現との事でわざわざ国産ポータブル蓄音器で竹針を使い聴き込まれたズル盤(パハマンのショパンは私が持ち込んだ盤でした)を掛けるという凝った演出でしたね。終戦直前のマタイ放送の話にも驚きましたが・・・。
今日は早朝より個人宅のチェンバロの御機嫌伺いへ。今年の猛暑の中での部屋の湿温度管理中々難しくエアコンと除湿器の匙加減に苦労しますね。24時間掛けっ放しにすると相当管理が楽になるのですがね(電気代も意外に安いはず、一度お試しあれ!)
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次は日本に到着したばかりという舶来クラヴィコードの御機嫌伺い。いきなり日本の夏の高温多湿に相当バテているのでは?と心配するもタフなヤンキーボディ流石に強靭でピッチ低下以外は支障無くホッ。
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作業が終わった後はこちらにある現代世界風琴界最高峰の独逸人名工の楽器を交えてのアンサンブル練習を拝聴。オルガンの為に限りなく拘った素晴らしい音響と名工作の銘器の極上の音色が合わさりとても日本とは思えない最高に贅沢な響きが味わえますね。パイプオルガン愛好家にとって絶対外せない重要なスポットであります。
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こちらでは17世紀のオリジナルイタリアンオルガンも聴けるのが素晴らしい。この歴史的楽器の鮮烈な音色もパイプオルガンを語る上では絶対聴き逃せないモノであります。
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。最後は別のところでゲブンデンのクラヴィコードとフォルテピアノを拝見。今日は計7台もの鍵盤楽器とお相手するという贅沢な1日。
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