« 2015年6月 | トップページ | 2015年8月 »
30日、まずは東のスタジオで出番待ちの楽器3台の御機嫌伺い。ピッチや調律法の変更もあり慎重に調律するもいきなりプツンと断弦発生(触っていないのに突然切れたのですよ)。楽器も「夏バテでタマランよ」と訴えているようでありました。作業一段落し今度はまたもや西へ移動。
。
西へ向かう中途中下車し2台の個人宅チェンバロの御機嫌伺いへ。こちらのチェンバロも夏バテ気味のご様子で御機嫌取りに中々四苦八苦。この時期の湿度温度管理は本当に難しいですね。欧米の製作家はまさかこんな過酷な環境でチェンバロを維持しようとしているとは想像もしていないはず・・・。もう極東の島国独自の管理方法を編み出すしかないのですよ。
今日お相手した5台の楽器の内3台は売れっ子装飾画家の絵が入った楽器。日欧米の画家の個性の違いが興味深いものでありました。
29日、朝からドッグ入りのチェンバロの引き取りでマンション4階降ろし。エレベーター内起し作業となるも中が思いの外広く簡単に入ったのはラッキー。長年鳥の羽根を使っていた楽器ながら消耗激しくツメ総交換を検討中。
。
。
連日リハに参加していた若手Vnの室内楽公演も今日が本番。外は猛暑で多湿ながら空調の効きが良いこのホール舞台が何故か乾燥気味(湿度30%近くまで下がるのですよ)。今回は独逸製のタフなチェンバロなのでダメージ無かったもののもし繊細な楽器なら外気との湿度の落差が大きすぎてトラブル発生していたかも・・・。どの時期も湿度変化には油断出来ませんぞ!
今日は主役の誕生日との事でゲネプロ冒頭にサプライズでバースデーケーキが舞台に登場(写真撮る頃には半分になってましたが)。主役は二十歳なのですね(ナント若い事か)。今日は実は他にもサプライズが発生しヒヤリでしたが本番は満員の御客様大受けの好演でありました。
27日、西で台風と戯れながら(?)夜通し1400km走破し無事御江戸へ帰還。今日は御近所のホールでの明後日の公演のリハに白フレンチで参加。昨日のフォルテピアノによる19世紀作品から一転、今日はチェンバロでの18世紀のヴィヴァ四季と20世紀のSchnittke作品がお相手。モダン弦楽器相手にチェンバロの音量苦戦するのではと心配するもウチで一番声量ある白フレンチは一歩もひけを取らず流石!
今回の海外(?)逃亡で一番残念だった事は数カ所の訪問先の御当地名物を殆んど食べられなかった事。特に本場まで行って好物の皿うどんが頂けなかった事は痛恨の極み。長崎の仇は御江戸で打つとばかりに帰京し最初の食事は御近所のちゃんぽん屋に飛び込み皿うどん。
26日、名手2人による南国での夏の旅(?)公演本番。噂の名演聴きたさに台風までやって来てヒヤリとするも何とか御引取り願って無事開催。1820年製のオリジナルピアノの魅力を存分に引き出して頂いたマエストロの香り高い演奏本当に素晴らしいの一言でありました。やはりこのピアノはSchubertが合いますね。来賓のピアノのため後ろに銀屏風を立てて頂き雰囲気もGood!(音も良かったのが不思議でしたが) 終演後は一気に東へ1400kmを爆走。
今日も仕事前に御当地饂飩巡りで浅から2軒はしご。今日の人気店は出汁が真っ黒ながら味は意外に穏やかで柔らかい麺との相性良し。こちらのモチモチ柔らか麺慣れると中々心地よい食べ心地ですね。しかし今回癖のある評判店に訪問出来ず残念。
25日、南国滞在2日目。こちらは本場讃岐にも負けない饂飩王国との事で早朝より人気店を訪問。柔らかながらモチっとした麺に魚系の出汁の相性も良く美味、その上讃岐並みの御値段となればお店は大繁盛の様子。しかしこちらは夜だけ営業というお店が多いのが残念・・・。酒のお伴という扱いなのでしょうかね。
今日は歌手と伴奏者向けの歌曲の講習会。受講には現代ピアノを使用するも最後マエストロのフォルテピアノ伴奏で受講者が歌うという贅沢なオマケも飛び出し充実した講習でありました。今回はフォルテピアノをモダンピッチに上げていたので(ウチの楽器は余裕で上がるのですよ)現代ピアノとフォルテピアノを違和感無く音色の聴き比べが出来た様子(実は同じピッチで弾き比べは初めてかも)。参加者に2台の違いを存分に味わっていただけました。
夕方には講習会が終了し夜は南国の饂飩屋巡りでもと勇んで街に繰り出すもちょうど市民参加の大規模な夏祭りの真っ最中で御目当ての店は臨時休業ばかりで肩透かし・・・。イヤ残念!
日本古楽界に長年に渡り大きく貢献されましたギタルラ社・青柳雄彦社長の訃報が届きました。御冥福をお祈り申し上げます。
各位 様
株式会社ギタルラ社
東京古典楽器センター
弊社代表取締役 青柳雄彦 儀
7月5日早朝より心筋梗塞のため療養中のところ7月22日午後9時5分73歳にて永眠いたしました。
ここに生前のご厚情に深謝し、謹んでお知らせ申し上げます。
つきましては、下記のとおり、通夜、告別式が執り行われますので併せてお知らせ申し上げます。
敬具
日時:
通夜 7月30日(木)午後6時~
告別式 7月31日(金)午前10~11時
場所:
南多摩斎場
第3式場
町田市上小山田町2147
042-797-7641
喪主: 青柳亮太
連絡先: ギタルラ社
03-3952-5515
葬儀施行: 青葉式典 042-737-6050
24日、海外逃亡(?)最後は南国での明後日開催のシューベルト歌曲公演のリハへオリジナルフォルテピアノを提供。空き時間にホール御近所の教会を訪問するとちょうどスイス製パイプオルガンの移動作業に遭遇。建設中の現場は今まで何度か拝見しましたが解体作業は貴重な機会、普段は判らない消耗部品の経年変化などを見れたのは収穫でありました。
今回の歌曲公演の会場は1800席という広いホールながら予想を上回る素晴らしい音響でフォルテピアノならではの美しい微音がどの席でも心地良く届くのにはビックリでありました(流石御大の楽器コントロールが素晴らしい!)。本番では19世紀の至宝たる作品での歌とフォルテピアノの幸せな結合を聴けるはず!遥々南国まで足を運んでも絶対後悔しない公演ですぞ!
23日、海外脱出2日目は本命の訪問の前に御近所(といっても相当離れた辺鄙な山奥だったのですが)にある珍しいミュージアムへ寄り道。こちらはSP・LP・EPなどあらゆるジャンルの昔の音盤をナント数万枚も所有しているという音盤マニアの楽園のようなところ。某大な音盤を訪問者が自由に聴けるというのも嬉しいサービス。いや時間を忘れて盤漁りをしたいところでありました。
また蓄音器だけでも百台近く、電蓄からオープンリールまでありとあらゆるアナログオーディオがずらりと並ぶ姿は壮観でありました。マニア自作の凝った電蓄システムで再生するSP盤の音色の素晴らしさにはビックリ、アナログ時代のオーディオはいつの時代でも今より数段上のクオリティだったようですね。
今日のメインは某所にある二段チェンバロの御機嫌伺い。夏なのにエアコン冷房を掛けると何故か湿度が極端に下がるという厄介な環境の中でチェンバロも少々御機嫌斜めの様子。多分エアコンONとOFFの際の湿度差が大きすぎるんでしょうね。色々試行錯誤の末やっと御機嫌取りに成功。
19日、早朝よりポジティフオルガンを積んで御江戸西端のホールでのリハに出動。連休(もう夏休み?)で久々の晴天(梅雨明けたようですね)、その上事故発生となれば高速は予想以上の大渋滞、仕方無く一般道で移動するもこちらも大渋滞、トドメはホールの御近所で夏祭りの神輿が繰り出しておりこれまた車が進まない・・・。最後約束の時間ギリギリにナントカホールに飛び込む事が出来ヤレヤレ。
やっとの事でオルガンを舞台に持ち込むと今度は外の猛暑にも関わらず舞台が寒い・・・、新しいホールなので空調の効きが良すぎ!事前の調律の読みが外れてピッチが合わずヒヤリとするも大合唱団の熱気で舞台も次第に暖まり結果的には読み通りに収まりホッ。
15日、東のスタジオに戻り最初の仕事はナント蓄音器のレンタル!(もう楽器はやめて蓄音器に専念しようかしら(笑)) 今回大型では無くポータブルでとのリクエストなので蓄音器仲間の銘器もお借りして日英の2台を用意して万全を期して某放送局へ出動。
。
実はウチのポータブルは祖父・父・私と親子3代に渡って約80年も愛用していたという年季の入った国産蓄音器。今回25年振りの出番となり奥から引っ張り出して恐る恐る使った次第(直前までどこに仕舞ったのか憶えておらず見つけるのに大騒動でしたが)。幸い四半世紀振りにレコードを掛けても大変御機嫌麗しく(凄い!)中々良い音を奏でてくれホッ。
蓄音器での演奏風景は映像収録しまして御盆頃の何かの番組で使われるとの事。数種類のSP盤の演奏も収録しまいたので番組内でどんな風に登場するか楽しみであります。
13日、午前中は裏六甲のPfの先生宅のピアノの御機嫌伺いへ。昼は近く(と云っても10km離れてるのですが)の山奥隠れ古民家蕎麦屋を訪問。ここは車で着くとまず狸猪雉などの山の獣達が御出迎え(小さなウリ坊達可愛い!)。玄関にも猪鹿の御出迎えが・・・。
。
開けっ放しの座敷で長閑な山間の自然を眺めながら頂く野趣溢れる真っ黒な田舎蕎麦は中々美味。都心から車で少し走ればこんな山奥の蕎麦屋に行けるのは神戸ならではでしょうね。古民家蕎麦屋激戦区でもあるのですが。
。
。
午後は私が昔修行させて頂いていたピアノ工房を久々に訪問。古今の業界四方山話に花が咲き楽しいひと時。最後にドッグ入り中の約100年前のPleyelのピアノも拝見、これから修復するそうですが完成が楽しみであります。
。
。
夕方仕事終わりの後は久々に地元散策、源平時代の古都でもあり最近まで西の浅草として繁栄していた繁華街周辺をウロウロ。ちょうど街外れの高台にある地元の祇園さんのお祭りでしたね。夏風情の屋台を冷やかしながら参拝。
。
。
夜は色街近くの大衆居酒屋で一杯。昔からの庶民の街の安居酒屋ながらその値段の安さに仰天(御江戸の大衆酒場の半値かも?)。今日の御勧めは鯰の蒲焼。値段高騰で庶民の口には入らなくなりつつある鰻の代用品として話題ですね。確かに味は深みは無いものの中々良い所までいってますし何よりも身が大きく安いのが魅力かも。今後は「庶民の鰻」として出回るのでは・・・。
こちらは昔懐かしの鯨カツ。ソースダボダボに掛けた野暮ったい味も昔のまま。イヤ昔栄華を誇った歓楽街「新開地」は今も呑ん兵衛の楽園でありました。
8月9日に大阪で蓄音器と生演奏で楽しむジャズのコンサート を開催いたしますのでご案内申し上げます。
。
~蓄音器と生演奏で楽しむジャズ~
約80年の時代を越えて出会う2つの究極のアナログサウンド! 1930年英国製の大型蓄音器で聴くジャズ黄金時代の迫力あるオリジナルサウンドとトランペットとコントラバスによる生演奏が激突!
出演 梅岡俊彦(音盤解説) 有本羅人(Tp) 森定道広(Cb)
料金 3000円 (1ドリンク 1フード付き) 予約制
会場 Studio T-BONE 大阪市浪速区木津川1-2-6 児島ビル1F
Tel 080-5339-6853
地図はこちら
予約申し込み 有本 arimoto@tbone.jp Tel 080-5339-6853
今回ご案内する催しは、梅岡の40年来の友人である有本一家と私が一緒に企画したジャズイベントです。会場は大阪の大正駅近くにあるちょっと不思議な写真撮影スタジオ。イベント前半はジャズ黄金時代の名演を1930年英国製の大型蓄音器と当時のSPレコードを使いオリジナルサウンドで聴いて頂きます。チャーリーパーカー、ビリーホリディ、ディジ・ガレスピーなどジャズの巨匠達のSPレコードを多数ご用意しております。
電気を使わないアナログ再生の音色には驚かれるはず・・・。
蓄音器ではジャズ以外の様々なジャンルの名盤珍盤もお聞かせする予定ですのでお楽しみに。
後半は若手トランペット奏者の有本羅人とベテランコントラバス奏者森定道広両氏が歴史的名演と張り合う即興の生演奏を披露の予定。
このイベントのもうひとつの主役が、有本一家ご自慢の標高400mという西宮船坂高原の農園で収穫された新鮮な野菜を使った手料理!
美味しい料理と共にのんびりとジャズの演奏を楽しむ一時、是非ご参加ください!
13日、西のスタジオ御近所のビーチが海開きとの事で仕事前に寄り道。まだ梅雨真っ最中(此の晴天続きはもしかしてもう梅雨明け?)のためか朝はまだ水着姿はまばら、海の家も準備中が多く本格的な夏のビーチはまだ少し先ですね。しかし今日の暑さは絶好の海水浴日和だったのですが・・・。
ドッグ入り中の1段鍵盤の修復もほぼ終了。長期間弾かれずに放置されていた楽器だけに部品の消耗は少なかったものの御機嫌取りの方法を見つけるのに時間掛かり調整難航してましたが、何とか御付き合いの仕方を会得しやっと作業終了。
。
1段チェンバロの次はウチの独逸製チビデカ兄弟イタリアン2台の御機嫌伺いへ。冬以来の出番ながら開いてみるとフルタイムの空調管理のお陰で調律もピッチも殆んど変化無くひと安心でありました。
9日、江戸から西へ移動中に途中下車し個人宅のチェンバロ3台の御機嫌伺いへ。梅雨真っ只中では湿度温度等の部屋の環境維持が楽器にとって一番重要だという事を再確認。しかしこの時期頼りの除湿器もパワー強すぎるとこれまた乾燥し過ぎで問題ありと判りヒヤリ。湿度計での小まめなチェックが欠かせないですね。
最初の2台のチェンバロ、響板の絵が欧米の売れっ子画家の対決の様相で興味深々。どちらもハイクオリティながらやはり筆質の違い歴然で面白い・・・。
。
。
3台目は響板の絵は無いもののタフな独逸製のチェンバロの御機嫌伺いに。季節によっては少々環境変化ある部屋ながら楽器の御機嫌余り変わらないのでひと安心。
。
。
作業の合間に御近所の御贔屓の鰻屋を久々に訪問。中々人気のお店ながら以前は開店15分前に行けば行列の先頭近くになっていたのですが今日は念の為開店30分前に覗いてみるともう20人もの行列が出来ており仰天。結局入店一巡目の最後にかろうじて潜り込む事が出来ヤレヤレ。鰻にありつくまで1時間以上も掛かるも(先週銀座で長い行列2回も並んだお陰で行列への耐性出来ていたのも良かったかも・・・)相変わらずの豪快な鰻の量とバリっとした焼の見事な味、そしてCPの高さに大満足でありました。しかしこの大行列だともう簡単に入れるお店ではなくなりつつあるのかも(涙)。
8日、先日ネットで見つけたオリジナルチェンバロ演奏のSP盤をやっと入手。84年前の録音で使用されていたチェンバロは現在もベルリン楽器博物館の目玉楽器として展示されているA・Ruckers 1618(1段鍵盤)と思われます。以前にご紹介した1737年製のフレンチ2段と共に早くも戦前の日本でオリジナルチェンバロの演奏が紹介されていたようですね。昭和初期に日本における第1次古楽ブームがあったという私の推測の重要な証拠となる貴重なレコードであります。いずれ蓄音器コンサートで御披露目したいと思っておりますのでご期待ください。
。
スタジオではまもなく開催の南国での「夏の旅(?)」公演のリハーサル。初めて触る1820年製のオリジナルピアノからあっという間に多彩で美しい音色を引き出された御大の鍵盤コントロールの見事さに脱帽でありました。たった1回という公演楽しみであります。シューベルトマニアもフォルテピアノマニアも遥々南国まで出向く価値はありますぞ。
6日、昨日までのRossiniのオペラの心地よい旋律が頭から離れず思わず過去の演奏の映像を検索し見入ってました。大御所Abbadoの演奏を拝見するとレチタティーヴォはチェンバロを使ってますね。1825年のオペラ、それも当時としては結構斬新な作風の音楽ながらチェンバロの音色が入るとそこだけ18世紀の香りが漂い結構違和感を感じてしまったのは私だけか・・・?今回の公演でのフォルテピアノ入りの演奏が見事にハマっていただけに今後は18世紀末モーツァルト以降のオペラなどはチェンバロからフォルテピアノにバトンタッチされるのかもしれませんね(海外ではモーツァルトのオペラでもフォルテピアノの使用が増えてきているようですし)。
4日、Rossiniオペラ2日目も87歳の老マエストロ快調な棒さばきを披露し御客様も熱狂のご様子。しかし190年も前にこんな洒落た劇場音楽が作られていたとは本当に驚いた次第。まあ腕の良いシェフの調理だからという事もあるのでしょうが・・・。明日がいよいよ千秋楽、19世紀の秘宝のような極上の音楽をお聴きになりたい方是非お越しください!
今日も仕事の合間にホール周辺を散策、御向いの昭和4年建築のホールの下のカフェ、立派な蓄音器が鎮座し(SP盤聴けるようですね)戦前の演奏会のポスターなども展示されておりマニアには堪らない穴場ですね。
。
今日の食べ歩きはまずホール傍の老舗有名中華店でスープ炒飯なる珍品を注文。早速食するも第一印象は「そのマンマやんけ!」。まったくヒネリの無い食感(結構食べ難い)、その上値段は銀座だけあって4桁なのにもビックリ。看板メニューながら他の店が真似しないのが判る味でありました。
終演後はまたもやギューでは無くトン専門の丼のお店へ。さぞ脂ぎった食感と警戒するも焼き具合絶妙で鰻蒲焼的な風味が中々美味し。
2日、フォルテピアノ入りのRossiniオペラゲーペー2日目(今回歌手2組交替の3公演)。梅雨時の公演で舞台の湿度変化を心配するも今のところフォルテピアノの御機嫌麗しくホッ(結構重要な役割なのですよ)。しかし自分の思い通りの演奏が出来ている時の老マエストロの幸せそうな満面の笑みは本当にチャーミング!
いよいよ東京公演明日から3日間の開催です。Rossiniを知り尽くした87歳の御大による魔法のような見事な棒さばき是非お見逃しなく!19世紀オペラでのフォルテピアノの活躍振りも是非ご堪能あれ!
。
。
恒例のホール御近所の食べ歩き探訪、昨日余りの行列で退散したお店2軒にリベンジへ。一件目は昼開店直後に行くももう30人位の大行列、30分も並んでやっと食べたのがトンでは無くギューを使った変わったカツ丼。中々レアな揚げ具合でギューのかつが思いの外美味ながら御値段もそこそこ、そこまでして並ぶのか・・・というのが正直なところでした。
仕事終わりにこれまた昨日の大行列見て退散した日本蕎麦つけ麺の元祖店へ。こちらも夜の開店早々ながら30人位の大行列、30分も待つと私のすぐ後ろで非情にも売り切れ宣告(長時間待って無駄骨という方多数・・・) 店内立ち食いスタイルながらやたらお洒落な石造りのカウンターの奇抜さにビックリ、味はインスパイア系を凌駕する真っ当な作りに感心しましたがこれ程食べるまでにハードル高いとわたしゃインスパイア系でもいいや・・・。御江戸の方の辛抱強さには感心するやら呆れるやら。
1日、フォルテピアノ入りのRossiniオペラ今日からいよいよ本格的なゲーペー。87歳のマエストロ連日約3時間という長丁場のプログラムながら御歳を感じさせないエネルギッシュでチャーミングな棒さばきが見事。
。
。
今日もリハの合間にホール御近所の食べ歩きへ。昨日インスパイア系に行ったばかりのつけ麺日本蕎麦の御本家も是非訪問しなければと昼過ぎに向かうも40人もの大行列に仰天しスゴスゴと退散(いったいどの位待つんでしょうか?) 仕方無く予定変更でこちらも大行列で有名なB級パスタのお店のインスパイア系のお店(こちらは本家と違って行列は無し)でカレーパスタ。行列待ちいやならインスパイア系に行くしかないのでしょうか・・・。
最近のコメント