アマデウス君愛用のクラヴィコード
16日、お馴染みの洋館でのクラヴィコードコンサート本番。まずは楽器運搬のため柴又方面へ。積込み後は食いしん坊仲間の演奏家とご一緒に本番前の栄養補給にと浅草近くの老舗天丼屋でランチ。昭和二年築という店舗はもうどこを眺めても古き良き昭和の香りが漂い歴史遺産と云うべき貫禄。まだこんな古いお店残っているのですね。
創業120年余という伝統の味の天丼、贅沢なネタを御江戸風味としてはあっさり目に揚げた上品な味で素晴らしい(胡麻油の濃厚な味を予想していたのですが程良い油加減に感心)。行列必至という予想も閉店間際に飛び込んだので待たずに座れラッキーでした。
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今日はアマデウス君愛用の旅行用クラヴィコード(墺太利製のコピー)でのコンサート。音響素晴らしい空間だけに演奏家から冒頭「最初に曲を試しに弾くので自由に動き回って音を確かめ一番良い場所に座席を移動してくださいね」という提案があり皆さん演奏中に楽器の周辺をウロウロ歩き回って聴こえ方の確認。結果は大半の方が楽器の右側に移動されましたね。幼少時代を交えて天才アマデウス君の作品を彼が旅行用として愛用していたStein 作の小型クラヴィコードで演奏、反応早く軽快な音色のSteinクラヴィコードはやはり名工作の楽器(の復元ですが)だけあって堂々の鳴りっぷりですね。至近距離でクラヴィコードの音色を堪能出来た贅沢な一夜でありました。
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