オリジナルチェンバロの魅力
17日、来週開催の重要文化財の洋館でのオリジナルチェンバロのコンサート、今日は楽器の御機嫌伺いのため演奏家の御宅を訪問。1688年製今年で御歳ナント327歳という国宝級の楽器なのでコピー楽器なら怖い物無し(?)の私でも最初恐る恐る触っていましたが(汗)慣れて来るとそれ程気難しく無くその滋味溢れる音色に惹き込まれてしまいました。
このチェンバロ、御歳の割りには丁寧な修復のお陰でボディーもメカニックも意外に健全、声量も力強く鮮明な音色です。ただコピー楽器とは明らかに異なる深みのある音色は是非聴いて頂きたいですね。特に今回は古楽向きの素晴らしい音響を誇る会場での特別開催だけに(日頃は使用出来ないのですよ)余計に楽しみであります。チケットは後数枚残っているとの事。オリジナルチェンバロを東京で聴く貴重な機会であります。
午後は装飾美しい小型チェンバロを個人宅にお届け。狭く曲がった階段を空中ヒネリ回転上げという難作業になるものの特注の小型軽量楽器だけに余り苦も無く無事作業完了。皆さんがこんな小型楽器ばかりお持ちなら運送楽なのですがね。
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作業終了後訪問先ご近所の人気饂飩屋へ。御客様には打ち立ての饂飩を食べて欲しいという拘りのお店なので行列してやっと席に着いた頃はまだ自分が食べる麺は店主が打っている最中という有様、しかしその拘りのお陰で味も歯応えも最高の饂飩が打ち立てで食べられますね。今日は暑い中でも名物のカレー饂飩を注文、汗ダクダクで頂く麺もカレーも美味し!
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