雪の花祭り
8日、雪で底冷えの花祭り。久々に我がオルガンの製作主がベルギーから来日したので(今回は歌うためだとか・・・、彼は売れっ子の声楽家でもあるのですよ)この機会に楽器の御機嫌を見てもらう事に。幸い調子は上々との事で一安心(コンサートで常時使ってますしね)、僅かな部品交換のみで作業は簡単に終了。
今日は横浜戸塚にある素晴らしい音響のパイプオルガン付きのサロンに楽器を持ち込んでの作業、やはりヨーロッパ製の楽器は残響豊かな空間で鳴らさないと本来の音色は確かめられませんね。それにしても製作家自身が弾くと本当に美しい音色で鳴るもんです。
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午後は昨日のレクチャーで活躍の旅行用クラヴィコードを銀座の会場までお届け。搬入後は久々の銀座なのでと演奏家とご一緒に歌舞伎座近くの名物老舗印度カレー屋を訪問。相変わらずメニューを見るまでも無くいきなり「ムルギーランチだよね」と注文を決めつけられてしまう強引さは健在、出てきた料理の骨付きチキンをその場で軽妙に捌いてくれるのも御約束通り。
最後にこれまた「しっかり混ぜてから食べなきゃ駄目!」と命令されるも「一度手本見せて!」とお願いすると見事な手さばきでカレーとチキンとポテトを完全にブレンド、プロの混ぜたカレーは素人の半端な物とは違い味風味共に一段と素晴らしくビックリ、このお店には40年近く通ってましたが初めて「混ぜる訳」を知った次第。
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