あの派出所近くのホール
7日、下町の駅前ホールでの老舗古楽グループの公演にジャーマンで出動。先日までの北欧テイストの調整ではいつもの感じが出ないとの奏者のリクエストで元の調整に戻すと本来の伸びやかで豪快な鳴りが復活。やはり弾き慣れている奏者は鳴りのツボを心得ておられますね。ベテラン勢の演奏は抱腹絶倒の音楽劇も交えて鉄壁のアンサンブルでお客様にも大受けでありました。
今日も舞台は湿度10%台突入寸前という厳しい乾燥となり先日入手の秘密兵器を投入。いつもなら調律がメチャメチャどころか響板割れが起こっても不思議では無い極限状態ながら秘密兵器のお陰で楽器の御機嫌非常に麗しく効果絶大な様子。まだ試行錯誤が続くでしょうが冬の現場では欠かせない心強い助っ人となりそうですね。
実は初訪問というこの街はこの方のお膝元だけあってホール周辺は庶民的なお店で溢れており興味津々。駅前に風呂屋があるのにはビックリでしたし、川魚専門店の鰻弁当やら揚げたてミンチカツ専門店など安くて美味い物いくらでもありそうですね。いつかゆっくり散策したい街であります。
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