孤留島ホール
10日、今日から海外出張です。まずは夜明け前から雪の中西へひた走り本州最西端にある温泉地へ。こちらにかの偉大なる世界的ピアニスト、A・Cortotの名を冠したホールがあるとの事で蓄音器、古音盤マニアとしては以前より気になっており今回思い切って初訪問。来日時に滞在したホテルの跡地に建ったという斬新なデザインの建物が素晴らしい!
ここが何故Cortot由縁の地なのか不思議だったのですが、ツァー中にこちらに立ち寄ったCortot氏、旅館から見える無人島を大層気に入り余生の居住地として購入を申し出たそうで、残念ながら生前に再び訪れる事は出来なかったものの彼が愛した島は今では彼にちなんで「孤留島」と呼ばれているそうな。尊敬するCortot氏の足跡に触れる事が出来大満足。
こちらの温泉地の名物がこの「瓦蕎麦」との事で早速初挑戦。熱く焼けた瓦に乗った茶そばを紅葉おろしとレモンを入れたツユで頂くという上品な物ながら関西の人間から見ると「鉄板で焼いたそば焼きと変わらへんで」と突っ込みたくなるのですよ。しかしお店は凄い人気で行列出来てましたね。
Cortot詣での後は韓国への窓口の港近くの魚屋食堂で3時のおやつに海鮮丼(笑)。安価ながら具沢山の豪快な盛り付けに感嘆、鯨の刺身が入っているのが変わってますね。食後に海底トンネルを通って海外の地へ。
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海外初上陸の港には立派な歴史的洋館が沢山残っているので見応え充分。あちこち寄り道の後某フォルテピアノ工房にお邪魔して貴重なオリジナル楽器を拝見。
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