仕事始め
3日、元旦からの大雪騒動のお陰で正月休みが消滅していまい仕方なく(涙)今日からお仕事開始であります。新年早々アリガタイ事にスタジオの楽器が総出動の予定なので順番に各楽器の御機嫌伺い。まず最初のジャーマンチェンバロはこちらのSop歌手の来日公演で登場の予定(私は名古屋、東京公演担当) 3月で閉館という津田ホール最後の外来古楽公演では?2月の北欧の俊英の来日公演(兵庫・東京・名古屋)、3月の米仏で活躍する重鎮の来日公演(平均律1巻全曲!)でも登板予定。
シュタイン(ルイ・デュルケン)モデルのフォルテピアノは、何とバンドネオン+Vnとの共演という異色の組み合わせの公演で登板予定(出番は1曲なのですが)。話題の若手Pf奏者は実はベルリンの音大のフォルテピアノ科在籍中という期待の新人でもあります。どんなフォルテピアノの演奏を披露してくれるか楽しみ!
今やウチの主力チェンバロとなった白フレンチ、1月最初の登板はお馴染み「ヴィヴァ四季」公演。冬場の厳しい環境でも涼しい顔のタフさは頼りになります。
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ワルターモデルのフォルテピアノはヨーロッパで活躍するこちらとこちら二人の奏者の2つのDuo公演に登板予定。意外性のある組合せが実に楽しみであります。
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しばらく出番少なかった鳥の羽根フレンチもここ最近は毎月登板あり嬉しい限り。1月はこちらの公演でフォルテピアノと一緒に登場の予定。新しいホール初参上なのでどんな響きなのかこれまた楽しみであります。
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ポジティフオルガンは東北と神戸2つの被災地を結んで巨大絵画と音楽のコラボレーション企画に登板予定(Bachのカンタータ等を演奏)。会場である1927年建築の洋館も地元ながら初参上だけに楽しみであります。
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最後はしばらく出番は無いもののウチで一番丁寧な扱いを受けている1820年生まれの老ピアノの御機嫌伺い。御老体だからなのかもう多少の環境変化があっても殆んど反応しない鷹揚さは流石二百歳という年季のお陰か。
正月らしく楽器の写真で賑わせてみましたがいかがでしょうか?今年もよろしくお願いいたします。
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