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    my Cembalo by R・Yoshida

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2015年1月

2015年1月31日 (土)

北欧の大物登場

931日、明日から来日ツァーが始まる北欧の大物Cem奏者が西のスタジオ来訪。早速ツァーで使用のチェンバロをチェックしリハーサル。中々切れ味鋭いBachの演奏を披露してくれそうで本番が楽しみ。関西公演東京公演は早々にチケット完売なのでどうしても聴きたい方はこちらの公演へどうぞ。今回は奏者のリクエストでBachプログラムを何とA=392のピッチで演奏する事に!私も長い調律師人生で初めての体験だけにどんな響きで聴こえるか興味深々であります。(調律法も結構拘ってますぞ)

4時折雪が舞い散る中、スタジオの御近所の梅林では早くも開花が始まっってました。

2015年1月30日 (金)

噛む蕎麦

130日、東京は雪だそうですが関西は雨。今日は某学校に伺い年度末恒例のピアノ一斉調律。古い物を大切にするという主義の学校なので半世紀以上経ったピアノも今だ現役というのは嬉しい限り。ダルマ脚のグランドピアノ(これでもY社製なのですよ)風格ありますね。

3仕事の合間に御近所で評判の(タイヤ屋さんの格付けで星獲得とか)蕎麦屋でランチ。饂飩よりも太い麺をたまり醤油で頂くという独特の食べ方がユニーク。ごっつい太麺なので喉越しで味わうというよりも「噛み応えで味わう蕎麦」、まるで刺身こんにゃくならぬ刺身蕎麦か。オモロイ店ですわ。




2015年1月29日 (木)

加湿器交換

529日、今日からまた西のスタジオでチェンバロの御機嫌伺い。最近良い加湿器見つけたので今日から早速導入。以前はタンクが大きくても1日が精一杯だったのが小型ながら丸2日連続運転出来るというスグレモノ、留守がちな者には大助かりであります。東で使っている凄く旧式の加湿器は4日程でも給水イラズという超スグレモノながらとっくに製造中止となっており今やどこを捜しても入手出来ないのが残念。

6しかしガソリンの値下がり具合にはビックリであります。円安の中でこれ程下がるとは・・・。神戸は特に安いのかな?




2015年1月28日 (水)

ピアノ黄金期研究

Photo28日、東のスタジオでどうやら床下の水道管が漏水している事が判明、早速復旧工事をお願いするも外壁に穴を開けて配管し直すなど難作業となり大騒動。工事の合間にピアニストで近現代ピアノ研究家(その博学ぶりには驚かされるのですが)でもあるM氏がスタジオ来訪、フォルテピアノの試奏と共に古今東西のピアノの銘器について秘密資料を持ち寄り熱い情報交換。昭和初期の古ぼけた舞台写真から次々と使用ピアノのメーカーを特定してしまうM氏の神技には仰天。いやお互いヒートアップすると二十世紀初頭ピアノ黄金期の珍談の披露合戦となり話は尽きず・・・。

2015年1月27日 (火)

ザギンの八百屋で饂飩

227日、珍しく電車で都心を移動するも防寒衣装では汗ばむ程の暖かさでしたね(天気予報では明日は東京でも雪との事、油断なりませんが)。昼は銀座の外れの路地奥の隠れ饂飩屋でランチ。老舗八百屋が拘ってやっているお店との事で(店頭には沢山の野菜が並んでます)質量共に讃岐並みの饂飩(値段も銀座では安い!)、そしてネタの野菜が素晴らしい。御江戸で京の九条葱が出て来るとはビックリ。

5このあたりはホールも多いものの趣味の世界のマニアックなお店もある個人的には危険地帯。今日もつい寄り道してしまいまた怪しいモノを買い込む羽目に・・・。4月5月に開催を予定している蓄音器コンサート(まもなく明細発表予定です!)で活躍するであろう特殊機器なのですが効果はいかに。




2015年1月26日 (月)

洋館でクラヴィコードを弾いてみよう!

2526日、今日は来たる3月17日(火)池袋の洋館で開催のクラヴィコードの講習会&コンサートの御案内を。

以前より都心で多くの方が簡単に参加出来るクラヴィコードの講習会が出来ないものかと考えておりましたが、池袋にある1921年建築という重要文化財「自由学園明日館」を会場にシリーズとして開催する事が決定!
 
「洋館でクラヴィコードを弾いてみよう」 公式HP  
 
初回は国内外のクラヴィコード界で活躍されている宮本とも子さんをお迎えして、ミニコンサートとグループレッスンを予定しております。グループレッスンはクラヴィコードに関心ある初心者から経験者までどなたでも参加頂けますので、この機会に歴史的洋館ならではの素晴らしい音響の空間で是非この魅力ある楽器「クラヴィコード」の演奏を体験していただけたらと思います。
 
明日館でのクラヴィコード企画、引き続きシリーズとして開催していきたい
と思っております。ご協力よろしくお願いいたします。
 
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明日館 目白古楽ネットワーク<プロジェクトKOGAKU>シリーズ
「洋館でクラヴィコードを弾いてみよう Vol.1」
  グループレッスン&ミニコンサート
    (初心者から経験者まで参加していただけます)
 
2015年3月17日(火) 18時半 開始  
   自由学園明日館 Room1925  (重要文化財)
    (池袋駅徒歩5分 目白駅徒歩7分)
    明日館HP http://www.jiyu.jp/
 
  講師&演奏  宮本とも子
  (フェリス女学院大学音楽学部教授 オルガン・クラヴィコード奏者)
 
第1部 「クラヴィコードの魅力について」 
       解説付きミニコンサート 
第2部 クラヴィコード グループレッスン  6名限定
       参加資格  
      クラヴィコードに興味のあるピアノ、チェンバロ、オルガン体験者
        ならどなたでも受講出来ます
 
  使用楽器  キースヒル作 5オクターブ ブントフライ式クラヴィコード
 
料金  レッスン受講 3000円 (6名予定)
     聴講      1500円 (30名)
 
主催  目白古楽ネットワーク(梅岡)
後援  日本クラヴィア協会
 
申し込み・問い合わせ 梅岡 umeoka-gakki@nifty.com
 
「洋館でクラヴィコードを弾いてみよう」 公式HP  
 

2015年1月25日 (日)

オープンリール

Photo25日、声楽家のお宅の現代ピアノの御機嫌伺いでさいたまへ。ピアノのある部屋には懐かしいオープンリールデッキが3台もありビンテージオーディオマニアとしては気になってしょうがない・・・。是非艶のあるアナログサウンドを再び聴いてみたいものでした。ランチは訪問先の御近所にある隠れ古民家風蕎麦&饂飩屋で隠れメニューという合い盛りを注文。風味ある田舎風蕎麦とツルピカの平麺饂飩の両方が同時に味わえるというお得なセットに大満足。

2015年1月24日 (土)

新旧洋琴自由自在

124日、中央線沿線の某ホールでのレクチャーコンサートにフォルテピアノで出動。こちらのホールは十数年振り、前回も冬の公演だったのですが舞台の余りの乾燥にチェンバロは悲鳴を上げるはオリジナルのトラヴェルソは割れるはの大惨事になり私の中ではここは関東圏有数の「アブナイホール」。今日も先日入手したばかりの秘密兵器携え(実は今日のために購入したようなものでした)恐る恐る楽器を持ち込むも、何故か外はいつもの乾燥気味なのに舞台は50%前後と理想的な湿度で正直拍子抜け(前回は大ホール、今日は小ホールと会場が違う所為なのか1年前の大改装で空調改善されたのか・・・)。初登板のはずの秘密兵器の実力を試す事が出来ず実は残念。

11今日はモダンピアノとフォルテピアノの二刀流で活躍の人気奏者が登場。同じ公演で2台を弾き分けるだけでも相当難しいのに今日は曲ごとに楽器を交互にチェンジ、果ては曲の中で2台を連続して弾き分けるという超難易度高い技まで披露。これだけ自在に現代ピアノとフォルテピアノを操れる奏者は世界でも中々いないでしょうね。

2015年1月23日 (金)

おユキさん!

1423日、都留音楽祭の最古参の常連受講生(25年連続参加だったとか)、リコーダーの稲葉さんが先日急逝されたと伺い今日お通夜に参列。去年も音楽祭でお元気な姿拝見していただけに突然の訃報に驚くばかり。リコーダーへの情熱と共に都留名物の夜の宴会の仕切り役として皆さんに慕われていた夏の都留に欠かせない人気者でありました。おユキさん、安らかにお眠りくださいね。

2015年1月22日 (木)

残り物に福が有る?

422日、お年玉付年賀状の当選番号が発表されたので早速チェックしてみると例年の倍もの当選があり大喜び。それも当たりの半分は書き損じで出しそびれてしまった物から出たのでビックリ(凄い倍率ですぞ)。今年は残り物に福があるという天の声でしょうかね。

3今日は出動前のチェンバロ・フォルテピアノの御機嫌伺いに精を出すも異常乾燥の舞台で働かせられた事でへそを曲げた楽器は中々元には戻ってくれず困ったものです。しかし乾燥対策の秘密兵器を密かに入手する事に成功し早速テスト開始。これが舞台で上手く機能してくれれば冬場の異常乾燥の舞台も怖く無くなるかも・・・。




2015年1月21日 (水)

時計のようには・・・

Photo久々に東のスタジオに戻るとウチの楽器管理の生命線たるエアコンが何故か御機嫌斜め・・・。連日の酷使と厳しい寒さでへそを曲げたのか?外出先で寄り道した電気屋で偶然見つけたのがこの小型湿温度計(二千円台と安い!)。某有名時計メーカー製で「高精度」とうたってあればさぞ性能が良いのかもと早速購入しスタジオでテスト。実際は思いの外反応遅く出る数字も使い慣れている物と大分違う様子。有名ブランドに期待し過ぎだったかも。

2015年1月20日 (火)

おばばちゃんの心斎橋?

2820日、西のスタジオでチェンバロ陣の御機嫌伺い。こちらには楽器の保管部屋とは別に試奏部屋があるのは良いのですが湿度温度の維持に苦労しております。長時間連続加湿出来る加湿器が中々無いのも悩みの種ですね(数日間連続運転出来るスグレモノはもう製造中止との事)。

4今日はスタジオのお隣の古寺の「初大師」の縁日との事でいつもは静寂な門前通りに屋台がずらりと並び御年配の参拝客で大賑わい(参道がこんなに人で溢れているのは初めてでビックリ)。縁日マニアとしては勇んで屋台巡りするも他とは違って露店の業種が御年配向けに特化しているのが面白い。おばあちゃんの原宿ならぬ「おばあちゃんの心斎橋」という賑わいですね。今年は1月だけで4つも縁日訪問する事が出来縁起良いスタートとなった次第。




2015年1月19日 (月)

厄神さん

1919日、昨日に続いての西の楽器博物館訪問、今日は某音大の博物館でまず英国の研究家から依頼された1860年代のBroadwoodPianoについての調査のお手伝い。いやこの博物館、東西の楽器コレクションと共に文献資料の充実度は日本有数だと改めて感嘆!今後こちらの資料からどんな凄い新事実が発掘出来るか楽しみであります(まだまだ新発見ありそうですぞ)。今日は明治大正時代の洋楽伝来史の貴重な資料も入手出来アリガタシ。

1昼は移動中に途中下車し生まれ故郷のえべっさん近くで最近評判の饂飩屋でランチ。本格的な麺ダシの味と共に讃岐に負けない程の麺の量の多さと揚げたてというちくわ天が素晴らしい!流石時間を外して訪問するも常時満席という人気振りでした。しかし今や阪神間も饂飩激戦区の様相ですね。

10西宮生まれの「宮ッ子」にとっては「初詣」「えべっさん」「厄神さん」「お大師さん」と縁日の連続で1月は1年で一番テンション高くなるのですよ。今日もわざわざ地元の厄神さんを訪問するも(十数年振りか?)厄男ではないので本殿参拝はせず縁日見物のみ。

22昔は参道一杯にズラリと様々な屋台並んで大層賑やかなものでしたが今や数も種類も激減してしまい縁日マニアにとっては寂しい限り。特に売り口上に聴き惚れてしまった「啖呵売」の店が皆無になったのはナントモ残念。こちらの業界でも人材育成が上手くいっていないのかも・・・。

24しかし一時期絶滅しかかっていた「猿回し」の芸が健在だったのは嬉しい限り。やはり縁日では一番人気でしたね。












2015年1月18日 (日)

震災追悼コンサート

1018日、港町KOBEにある昭和初期建築の洋館ビル(生糸検査場跡だとか)での阪神淡路大震災20周年の追悼コンサートにオルガンで出動。展示会場での演奏との事でリハは開場前の僅か1時間のみ、朝すぐにオルガン使うからねと言われ寒さ厳しい時期だけに調律師は大弱り。いつものように東京から深夜運送すると楽器は冷え切ってしまい朝一では使えない・・・(案の定昨夜は高速雪でしたし)、仕方無く数日前に西のスタジオへ運び入れておき直前まで暖めておく作戦で臨むと幸いピッチは下がらないまま提供する事が出来ホッ。

33今回の会場は体育館のような巨大な空間ながら極上の響きの大聖堂のような音響でBachのカンタータの演奏にピッタリ(やはり歴史的建築の音響は素晴らしい!)。震災をテーマに描かれた巨大絵画を背景に東西の震災の犠牲者のための追悼演奏を披露。しかしこんな素晴らしい音響の会場がまだ地元にあったとはビックリでした。

29リハ終了後に食事に出ると昨日震災追悼イベントがあった公園周辺で賑やかな音楽が聴こえる・・・。どうも邦楽系の演奏なので今日も各種の追悼イベントがあるのかと思っていると御近所の八幡さんの「厄神際」の御神楽でした。

31久々の地元KOBEの中心街での仕事だったのでランチは何か典型的な「神戸メシ」をとご近所の人気大衆食堂で「オムカツ」を注文。オムレツの上にトンカツを乗せてケチャップで食べさせるという品の無い(?)組み合わせは正にB級の王道ですね。しかし開店と共に満席という人気店ながら名物料理というこれを頼んだのは私一人でした・・・。

36また会場近くに神戸唯一の楽器博物館があるので久々に見学。ここは週末のみの開館だそうで(無料です!)オリジナルの17世紀イタリアンや19世紀のフォルテピアノなどの貴重な楽器の生演奏も聴けますぞ。久々に地元神戸を堪能した1日。

2015年1月17日 (土)

古都でハレルヤ!

417日、毎年参加させて頂いている東の古都での「ハレルヤ」公演に白フレンチで出動(今回もチェンバロは舞台下手というユニークな配置でした)。毎回厳しい乾燥で泣かされているホールなのですが(去年などは本番中に楽器が変形しだしタッチ激変で真っ青になった憶え有り)、今年は数字的には20%近くまで湿度低下したものの楽器は余り変化無く御機嫌良い様子。確か去年は湿度計が測定不能(10%台半ばか?)にまで下がってしまったのでその最後の数%の違いで楽器も大きく変化するのでしょうね。タフな独逸製のチェンバロでも限界点が有るもんです。

20年目の1・17

Photo17日、今年で阪神淡路大震災も20年。壊滅状態だった我が街も今や震災の傷跡を見掛ける事も少なくなりました。歴史的な香りを味わえる所が少なくなった事は残念ですが(今となって街の魅力としてのその重要性を改めて感じているのですが)神戸は姿を変えて確実に震災から復興したと言えるでのはないでしょうか。しかし震災の真っ只中にいた身としてはこの20年間片時もその悲惨さ、自らの無力感を忘れた事はありません。改めて犠牲者の方々の御冥福をお祈りする次第です。

20年前の悲惨な現場に遭遇した身としてはやはり4年前の東日本大震災の事が気になって仕方ありません。元々東北・福島県には仕事の関係で頻繁に伺っていたのですが(今でも数ヶ月に1度は伺っております)、去年機会があり岩手から宮城まで地震や津波で大きな被害を受けた海岸沿い約300kmを車で走りましたがどこの街でも20年前の震災の時との復興の速度のあまりの違いに驚きました。神戸では倒壊した住宅も立て直せばまた住めた訳ですが(勿論皆さん苦労なさった末ですが)、津波や原発事故などの影響で元に戻りたくても戻れない方がいかに多いか、個人レベルでは解決出来ない障害が余りに大きいかを改めて思い知りました。早くも4年で震災復興の掛け声は風化しつつあるように感じているのですが、引き続き国民が全力で復興への支援をしていかなければならないのではと思っております。

2015年1月16日 (金)

ミラノの香り

616日、ミラノ在住のCem奏者の地元での帰国リサイタルに白フレンチで出動。普段は展示ギャラリーという空間ながら内装しっかりしており音響素晴らしく迫力ある音色を堪能出来る会場。演奏に映像をリンクさせての演出もユニーク。今回演奏家が伊太利で録音したというCDを拝見しましたがオールフレスコバルディというのが素晴らしい!

2015年1月15日 (木)

伊国からのお客様来訪

115日、朝から西のスタジオで楽器陣の御機嫌伺い。昼は御近所の人気讃岐風饂飩店で具沢山あんかけ饂飩。値段は讃岐ならぬ立派な都会料金ながら丁寧な作りの味は中々美味、人里離れた不便なロケーションながら店内から瀬戸内の絶景見えるのも人気の理由かも。

2午後はミラノ郊外在住のCem奏者(御実家がスタジオのすぐ御近所だったそうでビックリ)が練習でスタジオ来訪。伊国の最新古楽事情を色々伺う事が出来アリガタシ。


2015年1月14日 (水)

再び西へ

614日、東での仕事も一段落したので2台の楽器を積込み朝から再び西へ移動。久々に雄大な富士山眺めながらノンビリドライブ、幸い今日は渋滞無く(正月明けの大渋滞とはエライ違いです)夕方には西のスタジオに無事到着。楽器2台も入って来たのでスタジオ内多彩な楽器で溢れ返っております。

2015年1月13日 (火)

百円だけど使える?

213日、たった百円の安物と侮れないスグレモノの工具をたまに見つける事が出来る百均店。今回もチェンバロのツメ抜き差し用に使えそうな特殊ペンチが新しく売り出されているのを発見し早速お試しで購入。以前高額工具に引けを取らない程優れた物が百均にあったのですが惜しくも製造中止(余りの性能の良さに未だ多くの技術者が常用で使っておられるようですね)、今回の物は果たしてどの程度使えるのか楽しみであります。

2015年1月12日 (月)

ありがとう!津田hall

712日、昨日に続き独逸人Sopのリサイタルのためこの3月で閉館という都心の老舗ホールへ。開館以来その音響の素晴らしさで数々の古楽系の名演奏が繰り広げられた思い出有る舞台が無くなってしまうという事はナントモ寂しい限り。四季を通じていつも湿度温度共に理想的な環境というのも古楽器調律師にとって最高にアリガタイものでありました。

16このホール。お客様にとっても贅沢な音響の会場と言う事と共にロビーからこんな立派な景色が見られるというのも楽しみのひとつだったのでは・・・。数年後東京五輪開催となればこの辺りも景色一変してしまうのでしょうね。閉館する3月まで古楽系の公演はもう無いとの事、今日がチェンバロでの最後の演奏と思うと感慨深いものがありました。

3今や世界的に大人気という独逸人Sopのステージは正に貫禄の歌と演奏でありました。今日の公演は某国営放送局が映像収録しておりましたので多分4月上旬にはTVで放送される予定とか。是非ご覧ください!

2015年1月11日 (日)

独逸人Sop in 名古屋

111日、来日中の独逸人Sop歌手の名古屋公演にジャーマンチェンバロで出動。ヨーロッパでも各古楽オケから引っ張りだこ、日本にもソリストとして何度も来日している人気者だけにその清楚な歌声とハイレベルな歌唱テクニックは流石。ベルギー勢の伴奏陣も好サポート。明日東京はいよいよ古楽公演は最後という閉館間近のホールでの公演。是非お聴き逃し無く!

5最近名古屋に来るとハマっているのが独特の「名古屋めし」。今日はホール近くの「あんかけスパ」の人気店でランチ(本当は発祥の店が御近所にあるのですが定休日で訪問出来ず)。具沢山のコッテリ味テンコ盛りがやはり名古屋らしいですね。あっという間に出て来るのもアリガタイ。


2015年1月10日 (土)

豪華に3台揃い踏み

310日、アムスとバルセロナ在住の実力派鍵盤奏者2人によるデュオ、今日は千葉県郊外の新しいホールでの公演。先日のフォルテピアノ1台での演奏とは違い今日は鳥の羽根フレンチCem+ワルターFp+現代ピアノと豪華に3台が舞台に揃い踏み。多分チェンバロもフォルテピアノも初めて聴かれるお客様が大半ながら3台聴き比べると古楽器2台の音色が素晴らしかったとの感想おっしゃる方多く嬉しい限り。

9今日はフォルテピアノだけでなくチェンバロでの連弾まで飛び出しお客様も大喜び。今回の500席のホール、少々ドライな響きながら繊細なチェンバロの音色でも一番後ろまで届いたようで中々古楽器に相性良い会場でした。しかし乾燥は相変わらず酷く調律で苦労するだけでなく最後に「パン」と破裂音が楽器から聴こえ真っ青(響板割れた?)。イヤ、冬は辛いっス。



2015年1月 9日 (金)

えべっさん

39日、西宮生まれの「宮ッ子」が一番興奮する「えべっさん祭(十日戎)」の3日間がいよいよスタート。仕事の関係で夜明け前に神社に向かうも屋台はまだどこも仕舞っており珍しく静かな参拝に(子供の頃は参拝よりも屋台巡りが一番の楽しみだったのですが)。しかし屋台も相当数減っており寂しい限り(テキヤ業界も人材不足なのか?)

8本殿参拝するも夜明け前と言うのは実は生まれて初めて。早朝は本殿に入れないのですね。名物の奉納マグロを見る事出来ずこれもちょっと残念。しかし凄い数の会社関係の方が縁起物を求めて早朝から大行列しておりビックリ。どこも不況の中の神頼みなのですね。えべっさん今年も頼みまっせ!

9新年早々から商売繁盛を祈願して気分良し。まずは御近所にこんな素敵なモニュメントがあるホールでのリハへ。おっちゃん達の憧れのヒーローが今だに人気あるとは有る意味凄いですね。

5今日の舞台も天井低く照明近いので乾燥激しくチェンバロには過酷な環境。しかし連日の異常乾燥にも独逸製のチェンバロはピッチそれ程動かず安定感は抜群ですね。断弦もしないしそのタフさに改めて脱帽。

4_2リハの途中で一旦抜け出し某大学の新学期のためのチェンバロ・クラヴィコードの御機嫌伺いへ。こちらは冬休みで心底冷え切った楽器陣を暖房で暖めてからゆっくり調律。温度が戻ると意外にピッチも元に戻るモノですね。







2015年1月 8日 (木)

乾燥厳しい・・・

18日、室内オケの新春ヴィヴァ四季公演のリハに白フレンチで出動。毎度ながら厳しい乾燥に泣かされる会場なので(前回はタフな独逸製の底板割れましたし)今日も戦々恐々で様子を見るも案の定湿度は計測不能寸前・・・。もう何が起こっても不思議ではない状態でリハの間中裏でひたすら無時を祈っておりました(大袈裟?)。少し響板下がったものの最後まで演奏可能な状態を維持出来てホッ。

2この会場を訪問する楽しみのひとつは御近所の御贔屓の洋食屋のランチ。コッテリ系の味とガッツリ系の量で人気の行列店に開店と共に飛び込み盛り合わせを注文。盛り沢山のおかずも凄いのですが御飯の盛りが普通では無い!こちらの普通が他の特盛り?、小ライスが他の大盛かも・・・。当然小ライスをお願いするも「こんなもんでいいかしら」と出された盛りがやはり凄かった。もしかして御飯の量を減らさずしゃもじで叩いて体積を減らしただけかも・・・。



2015年1月 7日 (水)

フォルテピアノ連弾コンビ

37日、朝から御近所ホールでルイ・デュルケンFpの調律。今日はモダンPfの調律もあるとの事で私が先攻で触らせて頂くももう舞台に3日も置いているので楽器も安定しており御機嫌の様子(昨日の雨もアリガタカッタ!) 楽器が仕上がったところで次の会場へ移動。

10古楽公演で人気のホールでワルターFpでの連弾公演。フタを取ってピアノを中央に置くと結構舞台余裕あるスペースでした。厳しい乾燥は相変わらず、御客様の熱気が唯一の頼りですね。しかし初顔合わせのお二人息もピッタリ、名コンビ誕生ですね。次回の公演も是非やってもらいたいものです。


2015年1月 6日 (火)

新旧洋琴比較

16日、蛇腹楽器+Vn+フォルテピアノという異色の組み合わせもある公演のリハ2日目。黒光りする現代の巨大ピアノと如何にも手作りという華奢な古洋琴、並べてみると19世紀のたった百年の間にどれだけ劇的な変化があったかが良く判ります。いつもは両者並んでも違うピッチでの比較が多く(A=442と430)ピッチ差での違和感が先に気になり実は冷静な比較が難しかったりしたのですが今回は同じピッチなので音色音量共に違いをしっかり把握する事が出来ましたね。実は貴重な機会だったかも。

2015年1月 5日 (月)

蛇腹楽器と初共演

35日、年初めの初舞台仕事は御近所のホールでのリハーサルにフォルテピアノで出動。今回たった1曲だけの出番ながらVnとバンドネオンとのトリオという異色の組み合わせ。蛇腹楽器とフォルテピアノの共演というのは私も初めて、結構相性良いようですね。昨日御一緒したフォルテピアノ奏者はアムスとバルセロナ在住、今日はベルリン在住と連日世界中のフォルテピアノ奏者がお相手で沢山の最新情報を入手する事が出来新年早々収穫多し。

今夜あの興奮のステージが再び!

65日、うっかり告知忘れてました!今日5日夜19時半からFMラジオで昨年11月のこの公演のライブ収録が放送予定。日本の古楽ファンの度肝を抜いた(私も正直驚いたのですよ)超絶技巧ながら艶やかなVnとラテン乗りの鉄壁アンサンブル陣の興奮のステージが再び聴けます。早々にチケット完売で聴き逃された方多いベイエ流「ヴィヴァ四季」の演奏も収録。今までとは全く違った刺激的な四季ですぞ。チェンバロだけでなくポジティフオルガン入りの通奏低音も聴きモノです。是非お聴きください。

2015年1月 4日 (日)

フォルテピアノデュオ

44日、まもなく開催のこちら(1月7日初台)とこちら(1月10日鎌ヶ谷)のフォルテピアノデュオ公演のリハが今日からスタート。今回が初顔合わせというアムスとバルセロナ在住の二人の共に天真爛漫な性格も相性抜群、輝くような楽しいモーツァルトの音楽が聴けそうで本番楽しみであります。鎌ヶ谷公演は舞台に3台もの鍵盤楽器が登場するとの事でこちらも見物では。午後はアムス在住の演奏家2人も来訪で大賑わいの1日。

2015年1月 3日 (土)

仕事始め

1_23日、元旦からの大雪騒動のお陰で正月休みが消滅していまい仕方なく(涙)今日からお仕事開始であります。新年早々アリガタイ事にスタジオの楽器が総出動の予定なので順番に各楽器の御機嫌伺い。まず最初のジャーマンチェンバロはこちらのSop歌手の来日公演で登場の予定(私は名古屋東京公演担当) 3月で閉館という津田ホール最後の外来古楽公演では?2月の北欧の俊英の来日公演(兵庫・東京・名古屋)、3月の米仏で活躍する重鎮の来日公演(平均律1巻全曲!)でも登板予定。

2シュタイン(ルイ・デュルケン)モデルのフォルテピアノは、何とバンドネオン+Vnとの共演という異色の組み合わせの公演で登板予定(出番は1曲なのですが)。話題の若手Pf奏者は実はベルリンの音大のフォルテピアノ科在籍中という期待の新人でもあります。どんなフォルテピアノの演奏を披露してくれるか楽しみ!

3今やウチの主力チェンバロとなった白フレンチ、1月最初の登板はお馴染み「ヴィヴァ四季」公演。冬場の厳しい環境でも涼しい顔のタフさは頼りになります。

5ワルターモデルのフォルテピアノはヨーロッパで活躍するこちらこちら二人の奏者の2つのDuo公演に登板予定。意外性のある組合せが実に楽しみであります。

4しばらく出番少なかった鳥の羽根フレンチもここ最近は毎月登板あり嬉しい限り。1月はこちらの公演でフォルテピアノと一緒に登場の予定。新しいホール初参上なのでどんな響きなのかこれまた楽しみであります。

7ポジティフオルガンは東北と神戸2つの被災地を結んで巨大絵画と音楽のコラボレーション企画に登板予定(Bachのカンタータ等を演奏)。会場である1927年建築の洋館も地元ながら初参上だけに楽しみであります。

6最後はしばらく出番は無いもののウチで一番丁寧な扱いを受けている1820年生まれの老ピアノの御機嫌伺い。御老体だからなのかもう多少の環境変化があっても殆んど反応しない鷹揚さは流石二百歳という年季のお陰か。

正月らしく楽器の写真で賑わせてみましたがいかがでしょうか?今年もよろしくお願いいたします。










2015年1月 2日 (金)

正月早々雪騒動

12日、元旦の関西は大雪で高速道路も各地通行止め続発。まあ朝になり日が昇れば雪も溶けて通行止め解除になるだろうとノンビリ構えているも昼になっても変化無し(汗)。マズイ事に東西を結ぶ名阪、名神、新名神3つ共止まってしまい東京に戻れない事態となり大慌て。雪が酷くなる前に東京に辿りつかねばと急遽正月休み返上し慌てて運送予定のチェンバロを積んで出発準備(去年2月の大雪で3夜も車中泊という悪夢ありましたし)。昼にやっと名阪だけ通行可能との事でそれ!と向かうももう同じ考えの帰省の皆さんで過去経験した事が無い程の大渋滞。雪降る中走っていると途中には昨日の大雪で身動き取れず乗り捨てられた車もあり一刻も早く東京に辿りつかなければと焦りながらひたすら東に移動。結局14時間掛かってやっと深夜(明け方?)東京に到着。正月早々から大騒動でありました(今年も雪トラブル続くのか?)。

2015年1月 1日 (木)

謹賀新年

14平成二十七年元旦。あけましておめでとうございます。本年も何とぞよろしくお願いいたします。

元旦恒例の初日の出拝見は初めてという西のスタジオ近くの海岸に。大海原から登る(実は対岸の山からなのですが)雄大な日の出を期待していたのですが姿を見せる直前に雲が掛かり御光は見えど御本尊を拝む事出来ず残念(何やら今年の世相を予感させるような風景だったのかも)。

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