Xmasイブ
24日、Xmasイブの朝はみちのくのホールの中にあるキッズ部屋での親子参加のオルガンコンサートから。楽器を取り囲んで床に座って皆さん聴かれるとの事で念の為小さなお子さんの耳の位置でオルガンを聴いてみると大人の位置とは全く違う音で聴こえるのにはビックリ。間近で聴く迫力あるオルガンに子供達も大喜びの様子。中にはオルガン弾きたくて大泣きする子まで現れ賑やかな一時。
引き続き昼はヨーロッパの大聖堂のような残響豊かな素晴らしい音響のホールロビーでのコンサート。奏者がゴールドベルヒ變奏曲のオーソリティ(歴史的オルガンでのユニークな録音は話題になりましたね)との事でこの名曲のオルガンと現代ピアノでの弾き分けなどもあり多彩なプログラム(会津磐梯山なんて民謡まで即興で飛び出しまして大受けでした)。2種類の鍵盤楽器を続けてさらりと演奏してしまう卓越した鍵盤コントロールには感嘆!(相当難しいはずなのですが)
終演後は噂のホール所有チェンバロを東京から遠路はるばる弾きにこられたチェンバロ奏者の試弾大会。ホール所有チェンバロとしては日本でここだけという豪快な16f付きチェンバロの音色を大変気に入っていただけた様子。段々此の楽器の噂が広まってきたのか今年は多くの演奏家がこのみちのくのホールに弾きに来られましたね。今後もここでしか聴けない音色だけに是非多くの演奏家に触れていただきたいと願っております(御希望あれば出来るだけ多くの方に弾いていただけるようにしますとホール側はおっしゃってます)。皆さんその重厚な低音の迫力に驚かれるのでは・・・。
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