MozartからBachへ
25日、昨日の西での公演から慌ただしく帰京し(連休最後の大渋滞には参りましたが・・・)朝はまずMozart展に出動中のフォルテピアノの御機嫌伺い。ビルのロビーに8日間も置きっ放しとの事でこの時期乾燥との戦いになると覚悟していたのですが今日は恵みの雨、程良い湿度で楽器も御機嫌麗しくホッ。夜の公演のために賞味期限の長い調律を施してから(本番は10時間後なのですよ)夜公演の会場に移動。
仏蘭西のVn奏者率いるグループの公演2日目は千駄ヶ谷駅前のホールにジャーマンチェンバロとオルガンで出動。この3月に30年近い歴史ある名ホールが閉館との事、駅前とアクセス便利で古楽向けの音響だっただけにナントモ残念。プログラムは今日だけというヴィヴァルディ+バッハという組み合わせ。仏蘭西人率いるラテン系混成部隊の演奏は伊太利物だけでなくBachでも実に躍動感溢れ素晴らしい!
引き締まったアンサンブル演奏の中で艶やかな絃の音は見事でしたが通奏低音部隊のシャープさにも感心した次第。特にコンチェルトでチェンバロとオルガンのソロを披露したイタリアン人鍵盤奏者の卓越した演奏能力には感嘆(事前に殆んど楽器に触らなくてサラッとリハするだけであの演奏だったのですよ)!いや伊太利古楽界の層の厚さと最前線の演奏家の演奏能力の高さには毎回驚かされてしまいますね。明日の千秋楽公演はソールドアウトながらラヂオ収録あるとの事、聴き逃した方も是非演奏お聴きあれ!
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