歴史的名演に酔いしれた一夜
9日、さる演奏家のスタジオを訪問し環境や楽器の御機嫌チェック。楽器は御機嫌良い様子ながら湿度が少々問題かもとの事で調べて見ると一番の問題は湿度計の精度でした・・・。一個の湿度計だけを信用するのは少々危険でありまして2つ以上でダブルチェックした方が安心ですね。思ったよりは環境良くひと安心。
夜は久々の洋館での蓄音器コンサート。第1部は私が担当で昭和初期に日本で発売されていたオリジナル楽器のレコード特集。1737年製のオリジナルチェンバロ(ちょっと意外な音色でした)、フリードリヒ大王のFt(良く通る音ですが正体不明の笛か?)、モーツァルトのピアノ(まるでジルバーマンかタンゲンテンピアノのような音色にはビックリでした)と珍しい演奏を披露。私がいつも申し上げる「昭和初期の古楽ブーム」の盛り上がり振りお判りいただけたでしょうか・・・。
第2部は今日は笛を吹かず(笑)音盤解説のA氏が選んだ歴史的名演奏。いや19世紀生まれの名演奏家の珠玉の演奏の数々に皆圧倒されっ放しでありました。この洋館での蓄音器コンサート、また近々開催いたしますのでご期待くださいませ。
« 明日いよいよ・・・ | トップページ | 西へ »
「チェンバロ」カテゴリの記事
- みちのくで温泉海鮮三昧(2024.12.13)
- チェンバロ界のレジェンド登場(2024.12.12)
- 師走恒例ゴールドベルグ変奏曲(2024.12.10)
- ご機嫌伺いしてみると(2024.12.09)
- 無事帰国(2024.12.08)
« 明日いよいよ・・・ | トップページ | 西へ »
コメント