18世紀鍵盤楽器三種盛り
12日、まもなく閉館というご近所の洋館で18世紀鍵盤楽器3台(チェンバロ、シュタインピアノ、ジルバーマンピアノ)を並べてレクチャー&コンサートの1日。昼はまず小会場でジルバーマンピアノについてのレクチャーから。バッハとジルバーマンの特別な関係から読み解くバッハファミリーのピアノへの貢献度など今まで聞いた事が無いような興味深い話の連続で興奮しましたね。
夜は本会場に3台の楽器を移して3人の演奏家によるリレー式のレクチャー演奏。それぞれの楽器の本性が明確になる3台弾き比べでしたが、中でも想像以上に多彩な音色変化を持つジルバーマンの圧倒的な表現力には驚嘆!また何故それ程優れた表現力の楽器がウィーン式ピアノに取って代わられたのかも明快な解説で納得でありました。
しかし素晴らしい音響の会場だった洋館もしばらく工事で閉鎖との事でナントモ残念(約3年の工事だとか)。重要文化財なので元の状態に戻るとは思うのですが、修復後も今の極上の音響のままで有る事を切に願う次第。
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