18世紀鍵盤楽器を検証するレクチャーコンサート
8日、長いツァーも終わりスタジオで間も無く出番の楽器陣の御機嫌伺い。季節またぎで久々の出番というチェンバロ久々にフタを開けて見るとやはり変化大きく何度も小まめに調律して慎重にピッチ上げ(真鍮弦切れ易いのですよ)。もう1台のチェンバロはピッチは安定しているものの調律を変更、久々にヴェルクマイスターⅢを使う予定。
今度9月12日にはこちらのレクチャーコンサートにチェンバロとフォルテピアノを提供予定。それにジルバーマンピアノも加わり3台の鍵盤楽器の聴き比べが出来るという画期的な企画であります。「バッハは実は相当ピアノという新発明の楽器に入れ込んでいた?」「モーツァルトが弾いていたピアノは実はジルバーマンだったのでは?」などという過激な(?)説などを交え18世紀鍵盤楽器の変遷を3台の楽器を使って検証していく予定。当日参加者に配布する興味深い年表資料(鍵盤関係者必見!)も出来てきまして準備万端であります。バッハからモーツァルトへ、そしてチェンバロからウィーン式ピアノへ移行する激動の時代にご興味ある方は是非お聴き逃し無く!
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