不思議なリハーサル
27日、午前中はさるお宅の国産D社のグランドピアノの御機嫌伺い。大手とは違う丁寧な作りのピアノだけに年月経ても味のある音色は失われず調律していても実に心地よい!昼からは八王子へ。訪問先のご近所で評判の庶民的な饂飩屋でランチ(珍しい讃岐風の御店今日も行列出来てましたね)。種類はシンプルに饂飩のみ!、饂飩玉の数とトッピングと自分の名前を紙に書き込んでカウンターで渡して呼ばれるのを待つという珍しいシステム、今日私はカレー饂飩を注文。打ち立ての歯応え充分の饂飩が質量価格共に素晴らしい!
午後は10月9日池袋で開催の蓄音器コンサートのリハーサルを共演者のお宅で敢行。笛を吹かない演奏家と調律ハンマーを持たない調律師の共演という不思議なコンサート(笑)。1930年製の巨大ラッパ蓄音器で聴く二十世紀前半の名演の数々、何しろ最高であります!私が担当する第一部、目玉である「昭和九年に早くも日本で発売されていたオリジナルチェンバロ(Watters1737)の録音盤」、その独特の音色から当時の古楽事情の謎を色々解き明かす事が出来そうであります。これまた日本で最初に発売されたクラヴィコード演奏の盤も披露の予定(これがまた凄い演奏ですぞ) 第二部の蓄音器マニアのA氏のコーナーは自身が選ぶ二〇世紀前半を代表する歴史的名演盤を披露の予定。二〇世紀後半の世界的なフルートの名手が選択した歴史的名演とはいかに! 第三部はノンジャンルで二人のとっておきの名盤珍盤を掛けまくる(?)というサプライズコーナーの予定。果たしてどんな名演(迷演)が飛び出して来るやら・・・。
乞うご期待!
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