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2014年6月 8日 (日)

老舗が一番過激?

48日、千秋楽から一夜明けてもまだ余韻醒めやらぬ老舗古楽オケの来日ツァー、今回も実に刺激的なBach演奏でありました。親方は暇さえあれば舞台裏でもSpallaを弾いておりその入れ込みようは相変わらず(すぐにソロ公演ありますね)。チェロとコンバスを排してVioloncello da SpallaとBasse de violonを使う独特の編成は彼が思い描くBach時代の演奏スタイルとして以前より説得力が増してましたのでは。穴無しTpやバロックObの素晴らしい安定感も昔に比べると隔世の感あり。いつも音量バランスで悩むブランデン5番もSpallaやB・Violonを入れてのユニークな配置で問題をクリア(B・Violon立奏でしたね)。チェンバロ技術者としては通奏低音と同じ位置でこの曲を演奏するというのはCemソロがあるので相当ハードルが高いのですがまあウチの楽器でナントカ対応出来てホッ(音量あったお陰か彼らも喜んでくれましたが)。技術者として今回最も厳しかったのは彼らのシビアな調律ピッチのチェック、ツァー最初の乾燥気味の猛暑から後半の梅雨入りの凄い湿気まで毎日舞台の環境激変するも0.5Hzの誤差も見逃さない厳しさには参った!(他の事には鷹揚なのに・・・)。まあ「トラベルソの神様」(?)から毎日「今日のピッチは大丈夫かい?」と言われればあらゆる奥の手を使ってでも頑張らざるを得ないでしょう(笑)。3年前のブランデン全曲公演はTVで放送されましたが今回は残念ながら映像収録は無しとの事(Spallaソロ公演は放送するようですが)。これで彼らのBachの器楽プログラムでの来日は当分無さそうな様子、聴き逃した方は残念でした。

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