29日、久々に讃岐に上陸したならばと早朝から饂飩県聖地巡礼を敢行。まずは市内の人気店に向かうと朝から信心深い巡礼者で大行列。小さな店に大型バスで来る団体信者には仰天しましたか・・・(!) 釜玉中450円、少々強気の値段も味で納得。しかし量多い・・・。
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次は神社の境内で日曜のみ開店というお店(?)へ。神社境内には様々なユニークな石像が並べられており散策するだけで楽しい・・・(少しでも腹を減らさないと次の饂飩が入らないというのでやたら歩き回っただけでしたが)。
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地元の御年配の方が素朴に作ったであろう饂飩ながらイリコ出汁の風味がしっかり出ており予想以上に美味いもんです!一玉150円。梅雨の谷間で夏のような晴天のお陰かこの夏初めて蝉の声も聴けました。
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次は聖地の中でも辿りつき難い難所として有名なお店へ。何しろ饂飩の看板無いどころかお店は古ぼけた農機具屋のまま(見つけるのが大変!)、その上純粋な製麺所なので茹でた麺は出してくれるが丼・箸・醤油は持参しなければいけないという厳しい掟もあり聖地ならではのディープな風情を満喫。
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打ち立ての饂飩ナント70円!(聖地でも最安値か?) 腰の有るしゃきっとした麺が素晴らしい。大将が出て来て話相手してくれるも「どんな醤油使こうてるの?」と自分が打った麺がどんな味で食べられているのか気になる様子。持込みの醤油を少し舐めて「まあまあやな」と言いながらも「有名なモンでも甘さが残るヤツはあかんなあ」とおっしゃってました。
最後は聖地の中でも有数の山中の秘境のお店へ。先日の信州の秘境蕎麦屋同様ジープで無ければ登れないのでは?という急勾配の山道に一苦労。ロケーションも凄いが店内も凄く床がジャリ石!(出汁をこぼしても良いようにか?) もう野外で食べても一緒と思うのか皆さん景色の良い店外でノンビリ饂飩楽しまれてました。秘境ながら日曜のお陰か聖地巡礼者多く賑やか。
このお店も打ち立ての麺に拘るのか時たま御客に「もう時間切れになって出せないので良かったら持って帰ってね」と無料で饂飩玉を渡してました。多分我々には持ち帰っても充分美味しい味なのでしょうが・・・。その厳しい姿勢がまた人気を呼ぶのでしょうね。生醤油饂飩210円。半日で4件の聖地巡礼で出費は880円でした。腹をさすりながら海外(?)から無事帰還。
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