仏蘭西の銘器
24日、西へ移動し今日はまず20世紀初頭の仏蘭西の銘器ERARDの御機嫌伺い。 見惚れるような見事な外装と艶っぽい音色、小振りなボディながら豪快な鳴りっぷりが素晴らしく触っているだけで楽しい一時。
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弾き心地良いタッチはもう現代ピアノに近いかと思いきや分解してみるとメカニックはまるで19世紀のままという事にビックリ。古き良き時代の伝統を守り続けた仏蘭西の至宝ERARDの真骨頂を垣間見た次第。
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次は西のスタジオで出番待ちの鳥の羽根フレンチの最終調整。5月も後半になり晴天で気温高い日が続く中もう乾燥の心配は無くなったようで除湿器連続運転でちょうど良い具合ですね。 チェンバロも殆んど変化無く準備オーライであります。
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楽器調整が終わった後は恒例となったスタジオ近くの名水が湧き出る汲み場で東京より持込んだタンクに給水。いつも豊かな湧き水が出て来る汲み場は地元民にも大人気の様子で皆さん沢山のタンクやペットボトル持ち込んでおられますね。
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