梅岡楽器サービスHP

フォト

チェンバロ

  • Photo
    my Cembalo by R・Yoshida

最近のトラックバック

« 2014年4月 | トップページ | 2014年6月 »

2014年5月

2014年5月31日 (土)

ツァー3日目は二千席の大ホール

131日、またしても真夏のような暑さの1日。白耳義の老舗古楽オケ来日ツァー3日目はさいたまの某ホールへ。二千席という今回一番の広い会場ながらサウンドチェックを30分しただけであっさりリハ終了・・・。もう演奏は仕上がってますという自信が凄いですね。しかし久々にお伺いするこのホール、チェンバロが後ろまでしっかりと音が届く音響の良さに改めて感心。終演後最近のイレギュラーな環境変化に少し参っている楽器の御機嫌伺いの後西へ移動。

2014年5月30日 (金)

暑いながら乾燥

130日、まだ5月なのにもう真夏の暑さですね。車で都心を移動しながら楽器のため涼を求めて日陰を求めてウロウロする羽目に。しかし空気は乾燥気味、部屋の中での湿度維持が結構難しい時期でもあります。今日などは除湿器フル回転だとカラカラになってしまったのでは・・・。昼には車を地下駐車場に放り込んで電車で移動。久々に西武池袋駅を使うも駅中のジャンクフードコーナーいつの間にか閉鎖しておりビックリ。気取りの無い(無さ過ぎ?)雰囲気結構気に入っていたのですが・・・。またもや古き良き(?)御江戸名物がひとつ消滅か。

2014年5月29日 (木)

表看板だけじゃない・・・

2529日、白耳義老舗古楽オケの新ホールでの2日目。リハ前に某所で特別に許可を頂いて日本洋楽史の貴重な資料を拝見。日本で初めてコンサートホールを建てパイプオルガンを輸入しチェンバロコンサートを開催したという古楽界の大恩人でもある「音楽の殿様」の資料がこんな所にあるとは知りませんでした・・・。老舗古楽オケの公演、まだ2日目ながら事前に充分に練習してきたのかリハの短さにビックリ(リハで合わせない曲も多し)。本番では昨日と違いブランデン5番の冒頭で管組2番を吹き始めるFt奏者もおらず(笑)スムーズなステージ。しかし今回の編成、VnとFtの御大にCemの若大将の3人が表看板ながらTpやFg、珍しいバスドヴィオロン、いつもは地味なTimpなどに名手が並び隅々まで聴きどころ満載の演奏ですね。古楽界屈指の老舗ながら今だに進化し続ける彼らの演奏、是非お聴き逃し無く!

2014年5月28日 (水)

La Petite Bande初日

2728日、朝から某所にチェンバロ拝見で出動。年月経ながら丁寧な維持をされていたようで状態はすこぶる良好。ご縁があれば良いのですが。昼は久々に神保町に寄り道し古本屋巡り。馴染みの音楽書専門店でまたもや戦前の貴重な資料数点を発掘し勇んで購入。我国の第1次古楽ブームたる昭和9年発行の「オルガン音楽」という書籍、まだ本格的なパイプオルガンが国内に無い時代ながら今と引けを取らない程の情報量にビックリ・・・。

1古本屋街に来たならと大行列必至のカレー人気店へ。今日も定番の揚げたてのカツと絶妙な辛さの黒カレーを堪能。客回転の良さもありここだけは十人以上並んでいても待つ甲斐ありますね。

6今日からいよいよLa Petite Bandeの3年振りの来日ツァーがスタート。初日は皇居近くの某新聞社の新ホールのオープニングシリーズに出演。まだオープンしたばかりとの事で室内アンサンブルも初めて、古楽も初めて、チェンバロも初めてと初物尽くし。まだバランスの取り方が難しそうですが古楽向きな空間の様子で今後が楽しみ(しばらく古楽系無いそうだとか・・・)。今回初めてチェンバロ持ちこんで驚いた事は天井の照明が最新のLEDとの事で舞台が殆んど暑くならない!本番照明の中でリハや本番をしてもチェンバロのピッチが下がらないのにはビックリでした(リハでは逆に上がった程)。いつも環境変化に煩いバロックティンパニーの奏者も大喜びでした。これはすぐにでも広まって欲しいですね。

9シギス親方率いるLa Petite Bande、相変わらずチェロ、コンバス抜きでバスドヴィオロン2台とスパラで低音を担当、トランペットは超絶技巧の穴無し楽器3本という過激な編成。そこに貫禄充分のFtとVn兄弟、そして若き実力派のCemが入り聴き応え充分な演奏を披露。ブランデン5番ではバルトが曲を間違えて吹き始め苦笑いでやり直すというハプニングもあり(そのお陰かバンジャマン君の演奏に圧倒されたのかお客様には一番受けてましたが・・・) 老舗の古楽オケながら今だに様々な事にチャレンジしフレッシュな演奏を聴かせ続ける事はやはり驚異ですね。明日以降の公演お聴き逃し無く!











2014年5月27日 (火)

湿度上昇中!

Photo27日、しばらくお蔵入りだったチェンバロの御機嫌取りの1日。ピッチ半音以上も下がっており少し前に調律を繰り返しピッチ上げをするも時間が経てばまた相当下がっているはず・・・とチェックすると逆にピッチは上がり気味。そろそろ湿度上昇し響板も膨らんできたようですね。ここ数日の東京の平均湿度は連日70%近いとの事。皆さん除湿器の用意は出来てますか?

2014年5月26日 (月)

老舗古楽オケまもなく登場

Photo26日、昨夜西での貴重な仏蘭西製の楽器陣拝見の後深夜東へ移動。スタジオに戻ると明後日から来日公演 が始まるベルギーの老舗古楽オケのメンバー無事来日したとの一報が。今回の来日も梅雨前のまだ湿気のそれ程多く無い時期なので彼らも喜ぶはず(もしかして来日時期選んでいるのかも・・・) 私の方もツァーで使うバロックティンパニーをピックアップのために多摩方面に出動。 たかが皮を張っただけの太鼓なのに(失礼!)チェンバロ以上に環境変化に敏感な楽器なのでスタジオの特等席で保管中。舞台でも照明や空調の変化に一番煩いのが皮張りのティンパニーですね。最近はこちらも悪賢くなって舞台が暑い時は「私はこのままでも良いんですがティンパニー奏者が照明落とせと言い張るので・・・、我儘でスイマセン」と言って照明暗くしてもらうなんて技使ってます(笑)。 来日公演は都心に出来たばかりのホール のオープニング企画からスタート。古楽公演は初めてとの事でホールご自慢の音響が楽しみであります。

2014年5月25日 (日)

浪速の教会でカンタータ

525日、浪速郊外の教会でのカンタータ公演にオルガンで出動。ドーム型の天井で音響素晴らしく関西の中でもお気に入りの会場ながら中々お借りする事が出来ないようでレギュラーで開催する今回のグループの公演は毎回楽しみにしておりました。

3公演後は某演奏家の御宅で日本と仏蘭西のクラヴィコードの弾き比べという贅沢な一時(連日の仏蘭西の銘器拝見が続いております)。日本には2台しかないと思っていた仏蘭西の名匠の作品がもう1台関西にあるとは知りませんでした・・・。

2014年5月24日 (土)

仏蘭西の銘器

1324日、西へ移動し今日はまず20世紀初頭の仏蘭西の銘器ERARDの御機嫌伺い。 見惚れるような見事な外装と艶っぽい音色、小振りなボディながら豪快な鳴りっぷりが素晴らしく触っているだけで楽しい一時。

24弾き心地良いタッチはもう現代ピアノに近いかと思いきや分解してみるとメカニックはまるで19世紀のままという事にビックリ。古き良き時代の伝統を守り続けた仏蘭西の至宝ERARDの真骨頂を垣間見た次第。

32次は西のスタジオで出番待ちの鳥の羽根フレンチの最終調整。5月も後半になり晴天で気温高い日が続く中もう乾燥の心配は無くなったようで除湿器連続運転でちょうど良い具合ですね。 チェンバロも殆んど変化無く準備オーライであります。

33楽器調整が終わった後は恒例となったスタジオ近くの名水が湧き出る汲み場で東京より持込んだタンクに給水。いつも豊かな湧き水が出て来る汲み場は地元民にも大人気の様子で皆さん沢山のタンクやペットボトル持ち込んでおられますね。

2014年5月23日 (金)

十万円を凌駕する四百円

1_223日、朝楽器積込み前に出番待ちの楽器陣の御機嫌伺い。先日より使い始めている電脳板400円アプリのチューナー(ナント安い事か!)、初めてクラヴィコードで試してみるも繊細な音にも中々反応良好で充分使えそうですね。

2次はポジティフオルガンでも初チェック。こちらは音は正確に取れるのですがやや時間掛かるようで旧式の独逸製(10万円もしたのですよ)の方がコンサートでは使い易そう(僅差ではありますが)。しかし10万円が400円と良い勝負と言うのも困ったものであります。

3今日はハマの人気大ホールでの合唱団公演にオルガンで出動。 いつもは食事に困るお洒落なエリア(高級店は沢山あるのですが)のこのホール、向かいにスーパーやフードコートが出来たようで裏方は大助かり。 公演後また西へ移動。

2014年5月22日 (木)

暗闇で調律

222日、今日もフォルテピアノがお相手の1日(これで3日連続ですね)。晴れたり雨が降ったりと古楽器には余り嬉しく無い天候変化に対抗するため舞台の照明を殆んど付けず暗闇の中で調律。お陰でいつもより調律の持ちが良かったような・・・(気がするだけか?)。先日より使い始めている電脳板チューナー大分慣れてきました。やはり表示が大きいと細かいピッチ変化が読み取れ調律の精度上げるのに役立ってます。

2014年5月21日 (水)

ハマの区民ホール

621日、ハマの某駅前区民ホールにフォルテピアノで出動。今日のホールは初訪問、300席で残響豊か、客席の傾斜も程良く古楽向きのホールでした。伺えばこの3年でハマの区民ホール3つも新設されたそうな(市内に一体何カ所あるんでしょうかね)。殆んどの区にホールがあるようで中には音響素晴らしいホールも結構あるとの事。ハマの文化度の高さには感心しますね。

2014年5月20日 (火)

大渋滞

120日、今日はチェンバロ並みに軽い(?)フォルテピアノの運送調律で出動。会場に向かう中央道が運悪く集中工事との事で大渋滞覚悟して早めに向かうも下り方面は工事無くスムーズとの情報で一安心。しかし実際はIC入口が反対車線の工事渋滞で立ち往生の車で占領されており前に進まない・・・。遅刻寸前でホールに掛け込みヤレヤレ。そろそろ気温上昇の季節となり舞台も調律維持のための温度管理が大変、まだ冷房掛ける程では無いので照明を大胆に落として頂き暗闇(?)の中で調律、お陰で予想以上に楽器の御機嫌は良好でした。帰りも大渋滞に巻き込まれいつもの倍の時間掛けて深夜帰宅。

2014年5月19日 (月)

新ホール拝見

1119日、まもなく来日の老舗古楽グループ、3月にオープンしたばかりの都心の新ホールのオープニング企画 に登場との事で今日は会場下見で初訪問。まだ出来たてという500席の音響素晴らしいホール、古楽器は初めてだそうで公演楽しみであります(中々古楽器向きの音響jのようですぞ) 。

14今回の公演、大御所の兄弟2人が揃い踏みでバッハの管組全曲+ブラ5番という盛り沢山のプログラム。親方もVnやスパラなどを持ち替え大奮戦の予定。

2同じく注目は今や世界的な売れっ子となった真豆腐氏の穴無しTpの超絶技巧の演奏でしょうか。

2_4 チェンバロ関係者としては何より楽しみは若干19歳でブルージュのコンクールで優勝したという若き天才バンジャマン君のチェンバロ演奏。今回も管組の他にはブランデン五番もあるとの事で天才の鮮やかな鍵盤裁きを拝見出来るはず。まだ少しチケットも残っているようだとの事で古楽ファンは是非聴いて頂きたい二夜連続公演ですね。

 

2014年5月18日 (日)

上州で仏蘭西の銘器を弾く

318日、前日の紀州での公演後東へ移動(週末の渋滞無く拍子抜けでしたが)、今朝は御江戸から上州に向かい某所で1929年製の仏蘭西の銘器Erardのピアノを拝見。ピアノ製造黄金期と言うべき20世紀初頭の楽器が多数並ぶ中、独墺米仏のピアノ弾き比べをさせて頂くもErardの19世紀の手工業的な「コダワリ」の楽器作りと芳醇で深みのある音色はやはり圧倒的な存在感。 全盛期の仏蘭西ピアノに改めて惚れ直した次第。

21上州はうどんが有名ながら凝った蕎麦屋も多いエリア。今日は店内からの見晴らし眺望が評判の古民家蕎麦屋でランチ。週末なので行列を覚悟するも山奥のかなり辺鄙なロケーションのお陰で並ばす入店。濃厚ながら癖の無い胡桃汁で頂くせいろ美味し。

2014年5月17日 (土)

紀州で「四季」

917日、今日は紀州のさる演奏家のご実家でのコンサートにジャーマンで出動。 美しい薔薇咲き誇るイングリッシュガーデンも併設されている広い敷地にある会場、しっかりした硬い床に高い天井、150席が楽に収まる広い空間にまずはビックリ。楽屋にしていた小部屋でもコンサート出来る程広く羨ましい限り、都会では個人では絶対出来ない贅沢でしょうね。

5出演は関西出身で国内外で活躍する演奏家をメインとしたアンサンブルで プログラムはバッハのCemコンチェルトとViva「四季」(私今月3回目です)。 2回公演ながらどちらも椅子が足りなくなる程の盛況振り。広い空間ながら満杯の御客様の熱気で場内の気温も急上昇、普通なら湿度も上がり楽器の調律メロメロになるはずが今日は異常乾燥との事で舞台暑くはなれど程良い湿度を保ち調律師としては助かりました。

2014年5月16日 (金)

季節またぎ

Photo16日、またもや西のスタジオに舞い戻り出番待ちのフレンチの仕上げ調整。 関西は真夏日になる程気温も上昇しいよいよスタジオも暖房から冷房に切り替え。先週まで異常乾燥怖いと加湿器作動させていたのに暑さが来るとこれまた除湿器の出番でもあります。一週間振りにチェンバロのフタを開けると中で弦がとぐろを巻いており1本断弦しておりました(自然断弦は久々だなあ)。空調入れっ放しでも季節を跨ぐと楽器のコンディション微妙に変化している様子。梅雨前の爽やかな時期と油断していると結構楽器の御機嫌取りが難しいですぞ。午後は調律の狂い激しい現代ピアノ2台と格闘。結構年代物の楽器だけに断弦恐れて慎重に(怖々?)ピンを回すも最後まで弦切れずホッ(切れるかもしれないという緊張感は心臓に悪い!)。

2014年5月15日 (木)

巨匠の原点

Photo15日、チェンバロ製作界の巨匠(というより現代古楽界の大恩人でしょう)の訃報のニュースは世界中を駆け巡ったようですね。 私も彼の楽器に出会った事で有る意味チェンバロの真髄に触れる事が出来たように思います。1950年代初頭からチェンバロ製作を開始し半世紀以上ヒストリカルチェンバロの再評価と普及に貢献した彼の業績は本当に偉大なものでした。

290これから彼の偉業の検証が行われていくと思いますが、個人的には彼のチェンバロ製作の原点でもある第1号機(ベルリンの楽器博物館所蔵)がかのBachCembalo(Bach所有と伝えられている16f付き楽器)のコピーだったと言う事がヒストリカルチェンバロ復興の歴史の上で大きな意味を持つと思っております。

29120世紀前半のモダンチェンバロ全盛の時代にヒストリカルな楽器製造に挑戦していった事で名を成した方ですが、そのスタートがモダンチェンバロに一番影響を与えたと思われるBachCembaloのコピーだったと言う事は非常に興味深い話であります。ちょうどこの2月にオリジナルのBachCembaloとSKOWRONECK氏のコピー楽器をベルリンで拝見してきたところでしたので余計に彼の一号機への再検証、再評価を望む次第であります。

チェンバロ製作界の巨匠墜つ

訃報が海外から届きました。ブレーメンのチェンバロ製作家MARTIN SKOWRONECKが昨日亡くなられたそうです。1926年生まれの88歳(?)。最近まで製作を続けていたと伺っておりましたので真に残念です。レオンハルトに続き現在の古楽器復興の最初期から関わっておられた重要なメンバーがまた1人鬼籍に入られた事になります。ご冥福をお祈りいたします。詳しくは息子Tilman氏のHP をご覧ください。

 

2014年5月14日 (水)

燭台

Cem_814日、昨日スタジオから1台楽器が旅立ったばかりながら今日新たに2段チェンバロがドッグ入り(いつも満杯状態でスタジオ狭い!)。凝った装飾が施された楽器でオリジナル楽器のような燭台付き。早速内部を総分解してみると埃と共に各所に溶けた蝋燭が・・・。この楽器の持ち主は日頃からバロック時代のように蝋燭の灯りで演奏されていたようですね。 イヤ驚きました。

Cem_9スタジオに間も無く5月25日に発売という新録音のCDが届きました。私も調律で参加させて頂いたチェンバロソロのCD、8月には発売記念のリサイタルも予定されています。録音でも使われた亜米利加製の豪快な鳴りのフレンチが登場の予定、詳しくはこちら をご覧ください。

2014年5月13日 (火)

Silbermannのピアノ

113日湾岸エリアへ楽器お届けで出動。途中寄り道で御贔屓の蕎麦屋でランチ。昔は古典芸能の総本山の御膝元にあった人気店も母屋建替え後は裏通りの小さな店舗に移りヒッソリと営業中。 しかし昼時は今も行列出来る程に繁盛の様子(座席数減って回転率悪くなっただけかも)。

.。

3久々に訪問すると調理場が名物の爺ちゃんから若い衆に代替わりしておりビックリ。隙の無い動きが名人芸だった爺ちゃんの姿見れないのは残念ながら若い衆も中々機敏な動きで見物でありました。揚げたてのかき揚げが旨かったのに沢山作り置きするようになってしまってましたが・・・。チェンバロのお届けはマンションエレベーターや廊下も広くお部屋までスムーズに台車で運搬、設置場所も計ったように楽器のサイズとピッタリで全く支障無く作業完了。

8次はバッハとの関係深いSilbermannのフォルテピアノを拝見するため演奏家の御宅を訪問。今日もじっくり楽器を触らせて頂くも扱い慣れているウィーン式のフォルテピアノとの違いを存分に体験、後の時代の英国式とウィーン式両方の魅力を兼ね備えている貴重なモデルですね。しかし調律の難易度の高さには閉口してしまいますが・・・。

 

2014年5月12日 (月)

スタジオ満杯

Photo12日、最近稀に見る大混雑の東のスタジオで楽器の御機嫌伺いの1日。日頃お馴染みのチェンバロ・フォルテピアノに加えて今日はクラヴィコードやスピネットまで並ぶ豪華なラインナップ。スタジオで保管していた楽器陣はGW恒例の異常乾燥も無事やり過ごす事が出来たようでどれも御機嫌麗しくひと安心。

Cem_14夕方は燭台付きという雰囲気漂うチェンバロを拝見するため某所を訪問。 鳥の羽根の入手が今やいかに困難かで盛り上がった次第。

2014年5月11日 (日)

だんじりと共演?

111日、ご近所のホールでの地元アンサンブルの公演に白フレンチで出動。同じ楽器が11日で10日登板というのも記録ながら地元市内の区民ホールを1週間で3カ所も回るというのも珍しい・・・。今日はご近所の中では一番音響良く御贔屓の区民ホールながら少々アクセスが悪く余り使われていないのが何とも残念。駅前にあれば引っ張りだこなんでしょうがね。

5リハの合間にホール近くの市場を散策。実はこの辺り30年前に住んでいた懐かしい場所でして市内有数の庶民的な商店街が未だに活気ある様子を拝見し嬉しい限り。賑わいある商店街に全国チェーン店が殆んど入って来ていないのが素晴らしい!

9公演の開場時間にホール周辺に人が集まってきたので何事?と思っていると今日はだんじり祭りでした。鐘太鼓賑やかに叩きながらゆっくり曳かれるだんじり行列中々勇壮な見物でしたがお囃子が客席まで聴こえる程、コンサートの時間と重ならなくて良かった・・・。

2014年5月10日 (土)

四季漬け

110日、連日のViva四季漬けも今日の公演で打ち止め。4人のソリストによる豪華リレーは多彩な味付けが楽しめる贅沢な「四季」に。しかし我が街ご自慢の室内オケの演奏能力の凄さを改めて実感、流石ボッセ氏が手塩に掛けて鍛えたアンサンブルですね。 今日は好天で気温上昇するも湿度低く舞台で冷房掛けると寒く切ると暑い中途半端な環境で温度調整が全く読めない・・・、お陰で久々に休憩中青くなって大幅に狂った調律と格闘する羽目に。

5終演後は西のスタジオで出番を控えた別のフレンチ2段の仕上げ調整。先日のベルギーの古楽一家の御曹司に続き今度は仏蘭西の若き天才と評判の奏者がお相手、1800席の大ホールでのBachプログラム(ブラ5番あり)でどのように鳴らしてくれるか楽しみであります。

6昨日偶然立ち寄ったお店で見つけた安いデジタル表示の湿温度計(約1200円でした)、使えればメッケモンと早速舞台で試すもやはり計測値は値段相応にしか信頼出来ない様子・・・。4桁の価格のモノはどれも同程度に怪しいのかもしれませんが。

2014年5月 9日 (金)

四季は続く

29日、連日のViva四季今日も神戸でのリハに参加。昨日会場でご一緒だったピアノ調律師から「中々のスグレモノ」と伺ったピアノメーカーK社の調律アプリ。定価200円のところバーゲンセールでたった100円との事で早速購入しチェンバロでテスト。古典調律の種類が少なく新規打ち込みも出来ないというのはチェンバロには物足りないもののピアノ相手では中々使えそうですね。しかし昔は高性能な海外製が10万円もしたチューナーが今や100円ですか・・・。

3今日も今日のオケ練習場近くの御贔屓の人気洋食屋でランチ。こちらは味ボリューム共に評判高く(御飯の量が半端では無い!)今日も昼前から行列出来てましたがやはり消費税値上げで人気定食が4桁の値段になってましたね・・・。味は今まで同様大満足ながらちょっとお得感が薄れてしまい残念。

2014年5月 8日 (木)

「四季」ダブル

18日、今日は神戸と浪速でViva「四季」2カ所掛け持ちの1日。昔は国内外の室内オケは必ず四季を演奏していたので(チェンバロ技術者はVivaldi先生には足を向けて寝れないはず・・・)1日で掛け持ちなど結構ありましたが最近では珍しいかも。まずは神戸でのリハに2段フレンチで出動。こちらは4人のソリストの豪華リレーでの四季公演 との事。

4午後は浪速の一等地にそびえる高層ビルの中にある人気ホールでの公演へ。楽器搬入しピアノ調律の合間にランチ激戦区でもある会場近くで食事。繁盛している讃岐風うどん屋に入るとメニューに「すうどん」という品を発見、 讃岐風と言いながらこれはまさしくコテコテ浪速の呼び方ですね。昔浪速の大衆食堂でメニューに「す」と一文字の品があり何だろうと首を捻った事もありますが・・・。しかし一等地のリーマン相手のランチ屋増税後はどこも値上げしているようですね。

5夜は舞台後ろがガラス張りというユニークな会場で(夏は客席からデパート屋上のビヤガーデン見えます!)現役医学生ながら実力派という若手Vn奏者とモダンオケとの共演での「四季」公演にデカイタリアンで出動。結構ダイナミックな演奏を好む指揮者から「チェンバロ多分聴こえないのでPA付けてね」と言われるものの実際はウチでは鳴りっぷりでは一番のイタリアンは生でも充分聴こえたようで結局PA無しとなりホッ。しかし湿度温度の変化が激しいのか本番前に突然チェンバロの自然断弦あり(ピアノの調律師さんが突然チェンバロから凄い音がしたので断弦したのでは・・・と教えていただいたので素早く対応出来て助かりました)。まだ湿度温度変化激しい様子。

2014年5月 7日 (水)

浪速でViva四季リハ

27日、昨日まで6連投と絶好調の白フレンチも今日は久々の休養日(それでも明日からまた4連投なのですが)、 今日は浪速某オケの「Viva四季」のリハにデカイタリアンで出動。今回の仏蘭西人指揮者、私もお付き合い長い「伊国古楽Vn伊達男」の四季の演奏がお気に入りとの事でCem奏者にもあんな演奏してねとリクエストしたそうな。モダンの方ながらどんな演奏になるか本番楽しみであります。

1リハの合間に会場近くの御贔屓の老舗洋食屋でランチ。草鞋のような特大ビフカツと海老フリャ~、そして山盛り野菜が付いて千円札でお釣りが来た人気定食、相変わらず凄い量と味にに大満足ながら先日の増税で値上げしてしまい四桁の値段になってしまったのはまことに残念。

2014年5月 6日 (火)

GW最終日

H_56日、GW最終日は西のホールでのアンサンブル公演に白フレンチで参加。爽やかな好天のお陰で舞台は湿度20%台と厳しい乾燥ながら昨日まで有楽町で5連チャンだった楽器は意外にコンディション保っておりひと安心。今年のGWは雨も降り乾燥一辺倒では無く湿度結構上下していたのが幸いでした。 終演後西のスタジオに楽器入替えのため向かうも街中は車少なく走りやすい・・・、連休大渋滞は昨日までだった様子(その真っ只中に巻き込まれていたのですが)。

甲府古楽祭の楽器紹介

365月1日~4日に開催された古楽フェスティバル<山梨> コンクールの他にもコンサート(今回は初めて甲府以外の会場での公演もありました)展示会など多くの催しもありました。私は楽器担当なので展示楽器を少しご紹介(詳しくはこちらをご覧ください) 。 まずはコンクール予選本選で使用の楽器4台。左から島口孝仁氏作イタリアン (GG-d3) 島口氏久々の参加、今回はフレンチ2段もコンサートで使用。2番目はオワゾリールハウス提供のMデュコルネ作の フレンチ二段鍵盤(エムシュ・モデル、FF-f3)  今回もフランスからデュコルネ氏、オーストラリアからビービー氏が来日し沢山の楽器を展示、毎回その意欲的な姿勢には感心します。3番目はギタルラ社東京古典楽器センター提供のBケネディ作の ジャーマン二段鍵盤(ミートケ 1702-04年・モデル FF-f3) 、こちらも3台の楽器持参、一番右が梅岡のフォルテピアノ(L.デュルケン・モデル 1790作、シュタイン・タイプ、FF-g3)

2 展示で参加の楽器も新作楽器を中心にご紹介。こちらは仙台のハヤシチェンバロ製作所(林祐希氏)作のイタリアン(R.e F. Cresci 1778年モデル、FF-g3)。

6こちらは地元山梨の野神俊哉氏作のフォルテピアノ(A.ワルター 1790年頃・モデル FF-g3)

19こちらは八王子の山野辺暁彦氏作のイタリアン(Iron Strong Grimaldi) 2014作 (GG- d3)  (楽器だけの写真無くゴメンナサイ)

30 新潟の高橋靖志氏作の アンフレッティド・クラヴィコード (J.H.シルバーマン 1775 年(伝)Nürnberg MIR 1061にもとづく、FF-f3)

今回他にも名古屋のクラヴサン工房アダチ(安達正浩)の2段フレンチもコンサートで使用されましたが写真とれずゴメンナサイ。

2014年5月 5日 (月)

こちらの音楽祭も千秋楽

15日、前夜閉幕の甲府のコンクール、打ち上げパーティで皆さんと楽しい一時を過ごした後帰京するも予想以上の大渋滞(今年はUターンラッシュ分散している様子)。もうそのままの勢いで次は早朝から有楽町の「熱狂」祭千秋楽に。 明け方の久々の強い地震、会場の千代田区が震度5とのニュースに心配して駆けつけるも会場は全く大丈夫だったとの事で一安心(本番中でしたら結構騒動だったでしょうね) 今年は古楽系公演が少なく私はベルギーの老舗グループ の3公演お付き合いのみ(昨日まで甲府と重なりトラをお願いしていたのですが)

3毎回参加のこの老舗グループ、今回はFt,Vn,Vg、Cemと4人の小編成ながら時間に大らかな性格は相変わらずで(笑)分単位のタイトなスケジュール進行の音楽祭の裏方を最後までハラハラさせっ放しでした。 来年のこの音楽祭、噂では我々を喜ばせてくれる特集との事で大いに期待出来ますのでお楽しみに。終演後はすぐに西へ向かうも昨日に続き各地でGW大渋滞に巻き込まれ車進まず疲労困憊、深夜やっとの思いで神戸着。

 

2014年5月 4日 (日)

古楽コンクール閉幕!

24日、甲府での古楽コンクールも無事終了。今年は鍵盤ソロ部門としては初めてフォルテピアノでの演奏がOKとなり、また本選では弦楽カルテットと一緒にコンチェルト(チェンバロはCPEバッハ、フォルテピアノはモーツァルト)を演奏するというフレッシュな内容。予選は26人が参加、海外からはロシア、ウクライナ、台湾からエントリーされた方もおり国際色豊かでしたね(審査員も海外から2人もお越し頂きましたし)。

今回の鍵盤部門の使用楽器は、イタリアン(島口孝仁氏作) フレンチ2段(Mデュコルネ氏作) ジャーマン2段(Bケネディ氏作) フォルテピアノ(Thomas&Barbara WOLF夫妻作)

鍵盤部門本選出場者7人は下記のとおり。

   鎌田菜帆      ソロはイタリアン コンチェルトはフレンチ使用

     西野晟一郎    ソロ、コンチェルト共にフレンチ使用

     石川友香理    ソロはイタリアン コンチェルトはフレンチ使用

       永野光太郎   ソロはフレンチ コンチェルトはジャーマン使用

     中川 岳      ソロはフレンチ コンチェルトはジャーマン使用

     須藤真地子    ソロ、コンチェルト共にジャーマン使用

     川口成彦      ソロ、コンチェルト共にフォルテピアノ使用

アンサンブル部門本選出場グループは下記のとおり。

     デュオビチニウム (リコーダーデュオ)

鍵盤部門は予選から中々ハイレベルの戦いになった様子。久々に第1位が出たのにも興奮した次第。

今回の結果は次のとおりです。

鍵盤部門(チェンバロ フォルテピアノ)

第1位  中川 岳 (上原賞)

第2位  川口成彦

第3位     無し

審査員奨励賞  石川友香理 須藤真地子

アンサンブル部門  入賞者無し

古楽コンクール本選結果速報!

甲府で開催中の古楽コンクール本選の結果速報です。
鍵盤部門(チェンバロ フォルテピアノ)
    第1位        中川 岳  (上原賞)   
    第2位     川口成彦
    第3位        無し
    審査員奨励賞     石川友香理 須藤真地子

本選出場者は下記の7名でした。
   鎌田菜帆
   永野光太郎
   石川友香理 
   西野晟一郎
   中川 岳
須藤真地子
川口成彦

アンサンブル部門
    入賞者  無し
本選出場者
   デュオ ビチニウム

詳しくは後ほど。

2014年5月 3日 (土)

古楽コンクール2日目

233日、甲府の古楽コンクール予選2日目。今年は連休らしい晴天で気温急上昇ながら異常乾燥までは行かず楽器技術陣は大助かり(ここ数年暑さと乾燥に悩まされておりました)。予選後半戦の間に早くも前半戦の本選出場者が舞台でリハーサル。今回も本選会場へは階段4階上げ!フォルテピアノは無理やりエレベーターにねじ込みましたが・・・。

35コンクール予選が終了し本選出場者は鍵盤部門7人、アンサンブルDUO部門1組に決定。その後は展示楽器のデモンストレーションや受賞者コンサートも開催。本選は明日5月4日13時からスタート。結果は夕方発表の予定。乞うご期待!

.。

45予選2日目の出場者はこちら。予選結果くわしくは日本クラヴィア協会HP をご覧ください。

古楽コンクール予選速報

28 甲府で開催中の古楽コンクール、予選の結果速報です。
3日の鍵盤部門予選後半の本選出演者は下記の4人。
   鎌田菜帆
   永野光太郎
   石川友香理
   西野晟一郎
昨日の前半の3人を加えて合計7人が本選に進出です。

27 またアンサンブル部門は
  デュオ ビチニウム
が本選出場です。

皆さんおめでとうございます‼︎

本選は明日4日13時からスタートです。

2014年5月 2日 (金)

古楽コンクール予選初日

102日、甲府で毎年開催の古楽コンクール、今年も予選が始まりました。地域密着型の音楽祭に様変わりしてからは甲府の街のあちこちに会場分散しての開催。楽器展示のコーナーは昔に比べると台数少々寂しいですが(良く響く広い会場なのですよ)新作楽器も多く楽しめます。コンクール参加者の練習で賑やかですが・・・。

36今年のコンクールは鍵盤(チェンバロ&フォルテピアノ)と旋律楽器DUOの2部門。初日は予選前半13人が登場。

コンクールの詳しい情報は日本クラヴィア協会HP にアップしておりますのでご覧ください。

44鍵盤部門予選前半出場者の御名前です。

46予選前半の第1次本選出場者の発表。今年は少々変則的なシステムでの開催ですね。詳しくはこちら まで。

甲府古楽コンクール予選初日結果速報!

甲府で行われている古楽コンクール(鍵盤部門)予選初日。本線出場者の第一次の発表です。
 中川 岳
 須藤真地子
 川口成彦
  今日はまず以上3名の本戦出場が決定です。
  明日予選後半戦があり残りの本選出場者が決定の予定。

2014年5月 1日 (木)

音楽祭まもなく開幕!

51日、GWの音楽祭開幕直前、まずは有楽町熱狂音楽祭にチェンバロ搬入しリハ初日。沢山の舞台を併設する会場内ではお馴染みの業界関係者と久々の再会多し。しかし今回公演担当のベルギーの古楽グループ、毎年色々ハプニングあるものの(遅刻魔なのですよ)今年もしょっぱなからやらかしてくれている模様・・・(笑)。

.

8私は明日から開催の甲府での古楽コンクールに参加のため有楽町を途中でに抜け出し中央道を西へ移動。GWの大渋滞を心配するも何故か高速はガラガラでスムーズに甲府入り(平日なのでGW中休みという事ですかね?)。早速コンクールで使用の楽器を会場に搬入(私は今回はフォルテピアノ担当です) ちょうど審査員出演のコンサートのリハーサルの真っ最中でした。

10今回も少予選会場から少し離れた本選会場の別フロアにチェンバロなどの展示会場を設置。以前に比べると展示楽器数が寂しいようですがそれでも色々なチェンバロを弾き比べられる貴重な場ではあります。 詳しくはこちら をご覧ください!

« 2014年4月 | トップページ | 2014年6月 »