フレンチ4台聴き比べ
31日、月末年度末の上に消費税5%最後の日はどこも大混雑、銀行の大行列に仰天しました。今日はチェンバロ5台がお相手の1日。まずはウチの白フレンチの兄弟楽器の御機嫌伺い。御客様より仏蘭西物を弾く時は上品で華麗な音で、独逸やラテン物を弾き時はパワフルな音で鳴るようにとのリクエストを受け、ワンタッチで2種類の音色が切り替え出来るように楽器を大胆に改造(?)。精密に作られた楽器のお陰で微妙な調整を施す事に成功出来てホッ。
引き続きドッグ入りのチェンバロ2台の御機嫌伺い。昨日の雨から一転今日は抜けるような青空で湿度は乾燥気味。またもや冬仕様の調整を施す事に。午後は某博物館でオリジナル楽器に囲まれたコピーのフレンチを拝見。最後も個人宅のフレンチがお相手。国内外のフレンチを4台も立て続けに触ったのは初めてかも。
帰宅すると先日ネットで競合の上苦労して落札した昭和初期の音楽雑誌陣が待望の到着。日本の古楽元年と個人的に思っている昭和八年頃の号に数多くの古楽器についての記事を発見し大興奮。この時期はランドフスカよりもアーノルド・ドルメッチの特集が沢山あるのも大発見かも。当時ドルメッチ翁は日本でも大人気だった様子。いずれ研究成果を発表いたしますね。
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