伯林楽器行脚は続く
2日、伯林2日目は早朝から郊外の蚤の市へ。雪でドロドロの中沢山の店が出てるも骨董品よりもガラクタ多く目ぼしい物が無く早々と退散。やはり戦災の影響で古い物は出てこないのでしょうかね。
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次は地元在住の演奏家の御宅を訪問。沢山の素晴らしい鍵盤コレクションのためにコンサートが出来る程の広い部屋(空調完備!)と本格的な搬入口(!)まで備えたという新築の御宅に感嘆。そこでオリジナルのフォルテピアノやヨーロッパのトップ製作家の楽器陣の鳴りっぷりを存分に堪能、日本の貧弱な響きに慣れてしまっていた耳には久々に味わう極上の音色でありました。
次は我がジャーマンのご本尊たるMietke2台を拝観に宮殿へ。3年前の訪問時は写真撮影厳禁との事で厳めしい監視員の目を盗んで盗撮するのがやっとでしたが、今は有料ながら撮影OKとの事。残念ながら相変わらずフタ閉めたままでしたが・・・。地元演奏家に伺うと繊細ながらやはり銘器の凄さを感じる鳴りっぷりだったとか。どうして最近使われないのでしょうかね?
2台のうち黒の2段Mietkeを観察していると目立つ外装に鍵ホックのための結構大きな彫り込みが2カ所もあるのですね。オリジナル尊重主義の方は是非外装削るべしですぞ(笑)
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楽器見物の合間に今日もビアハウスへ。大ジョッキを注文するも店員から「お前本当に大ジョッキで良いのか?」と聞かれ不思議でしたが見回すとフロアで大ジョッキ飲んでいるのは私だけ(笑)。さすがに独逸人も昼から鯨飲しないでしょうね。夜は鉄好きには堪らない夜行寝台で維納へ。ちょっと張り込んだ部屋は洗面もあり車両にはシャワー完備という贅沢さ、ただ食堂車が無いのが残念。(部屋で配達の簡単な食事は出来ましたが)
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