初期フォルテピアノ
30日、珍しい初期フォルテピアノ(と呼ぶのが妥当かとおもうのですが・・・要はウィーン式以前のクリストフォリ式メカのピアノの事ですね)を某所で拝見。シンプルな構造のようでなかなか微妙な調整を要求するアクションで奏でる音色は想像以上に表現力を持つものだと感心。少し調律させて頂くもピン板貫通しているチューニングピンの回し具合はクセ強く調律安定させるには結構難易度高そう、是非舞台で一度お相手してみたいものです。
最近出版されたという仏蘭西のCem奏者S・Sempe氏の話題のエッセイ集をお贈りいただいたので(感謝!です)早速拝読開始。CD5枚(!)まで付いた豪華本は読み応え・見応え・そして聴き応え充分、チェンバロ関係者だけでなく古楽全般の方に楽しめる本なようですね。
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何よりも楽しいのがふんだんに使われている貴重な写真達。美しいチェンバロから新旧の幅広い世代の演奏家達の珍しい写真までこれまた盛り沢山。かの業界重鎮の爺様の両手Vなんて写真にはビックリ仰天でしたし・・・。
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