伊国古楽界の鬼才と達人来日!
21日、代々木の見晴らし良い階上にあるホールにデカイタリアンで出動。今日は伊国のバロックVnの鬼才と鍵盤楽器の達人(即興の天才でもありますが)の2人による今年没後三百年で盛り上がる(?)伊国作曲家Corelliの最初期の未発表の作品の世界初演というエキサイティングな公演。まだ作曲家十代頃の未成熟な曲かと思いきや達人の手に掛かれば実に表情豊かな作品に仕上がっており聴き応え充分。何よりも円熟味増した鬼才と達人の演奏がまた日本で聴けたと言う事がありがたい!終演後舞台に押し寄せてこられた御客様はいつもの楽器見学では無く未発表の楽譜を見たかった様子。聞けば来年楽譜は出版されるそうですよ。彼らの来日公演はあと3回、しかし東京兵庫の2回は早々と完売、どうしても彼らの極上の演奏を聴きたい!という方は名古屋公演をお聴き逃しなく。鍵盤の達人が初めて日本で2段鍵盤(バッハも弾くのでジャーマンです)の演奏を披露するのも注目では(待望のチェンバロソロもありますぞ!)。
今日聴きに来られたVn奏者の方から「飯能で捕れた猪の毛」を特別に頂戴しこちらも大興奮。チェンバロのジャックのバネ用に腰の有りそうな硬い野生の猪の毛が合うのではと期待しております。しかし地元神戸では猪は簡単に出会えるのですが(実は近くの山は猪の生息過剰だとか)東京のご近所にもいるとは知りませんでした。
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