16fでCemコンチェルト
26日、今日も福島のホールで12月の公演のリハーサル。ホールご自慢の16fチェンバロ、演奏家の好みの調整への改造(?)も進み、正に現代の「Bachチェンバロ」に仕上がった様子。16fの豪快な音色がさらに磨きが掛かっております。
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今回の公演は昼のフリーコンサートではチェンバロ2台が登場、夜の本公演は16fチェンバロとポジティフオルガンが登場、そして室内オケとのCemコンチェルトと盛り沢山。爆音16fチェンバロに共演出来るチェンバロがあるのか・・・と思われるでしょうが(以前私のジャーマンで共演しても全く歯が立たず)ホール所有のもう1台の小型ジャーマンがナント対等に張り合う程の豪快な鳴りを持っており2台共演もバランス良好であります。
昼のフリーコンサートの会場は5階分の吹き抜けがあるホールロビー。ヨーロッパの大教会の響きを思わす豊かな残響と石の床と硬い壁のお陰のクリアな音色が聴ける古楽器向きの空間でもあります。建物の中にこんな贅沢な会場を持つとはナントモ羨ましい・・・。
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Cemコンチェルトで共演する地元メンバーも今回の公演に気合充分。ナント今回のために皆さんバロック弓を揃えられたとか。大変身の16fチェンバロによるコンチェルト、楽しみであります。
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