大発見!日本最初のチェンバロ製作は昭和16年
12日、朝から京都に向かうも予想外の渋滞に遭遇しビックリ、連休だと言う事を忘れておりました。午前中は欧州の名工作のチェンバロとクラヴィコードの御機嫌伺い。記録的な残暑の影響なのかちょっと御機嫌斜めながらナントか調子を取り戻してくれてホッ。今年の夏は楽器も例年に無い不思議な変化をしていたようですね。湿気を吸い込んでピッチ上がるはずも何故かこの夏はピッチ大幅ダウンの事例多かった様子。
午後は日本古楽器史の調査で古都の某所を訪問。当初日本最初のクラヴィコードについての証言を伺うつもりがナント日本チェンバロ史の通説を覆す驚愕の事実が判明し仰天!
+日本で最初のチェンバロ製作は昭和16年関西(伊丹)だった!(通説だった昭和30年代東京で製作という説よりも約20年も遡る事が判明) 製作した時のアシスタントの方の証言が得られたので間違いない事実だと思います。
+日本で最初のクラヴィコードは昭和20年代前半に京都で製作された!戦後間もなくの時代に早くも数台製作されていたとの事。
今まで関西の古楽器事情の調査は殆んどされていなかっただけに次々に飛び出す驚きの証言に大興奮の一時でした。詳しくは日本クラヴィア協会のHPで近日中に発表の予定。
最後は調整を担当していたジャーマンのデビュー戦を拝聴するため浪速の人気ホールでのリハに潜入。他の技術者の本番調律を聴くのは久々かも・・・。手掛けた楽器が結構豪快な鳴りっぷりなのを確認出来ひと安心。
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やはり関西は凄い!!
はじめまして。突然失礼いたしますm(__)m
過去にほんの少し習ったチェンバロに最近ご縁があり、とても親切なお友達に教えていただいたこちらのブログが同じニフティでして、また私、「岩村かおる」と昔から月とすっぽんでしたが、武蔵野では親友でした(^_^;)色々と繋がり、お邪魔させていただきました☆
今月26日に彼女が浜松楽器博物館でコンサートをするので行って参ります♪
東京からお嫁に来て、関西の魅力、日本の歴史に魅了されております。現代ピアノを買い替える予定なのでチェンバロまで手が回るかあやしいのですが、これから再チャレンジしてチェンバロを習いに行く予定です☆
いつも為になる記事を、楽しみに拝見させて頂いております♪
投稿: 知音と申します | 2013年10月12日 (土) 21時41分