バブル期の残り香
15日、埼玉県の郊外の田園に囲まれたホールでの公演にオルガンで出動(最近埼玉多いですね)。いつものように搬入後リハでも調律不要になるように前日にスタジオで仕込んでから乗り込むもこの残暑と台風の影響で楽器の変化が全く読めず・・・。その上リハ前に急にピッチ変更となり時間無い中楽器の御機嫌取りにいつもより一苦労(結局本番は御機嫌回復しましたが)。煉瓦とガラスを使ったモダンな外装のこのホール、中々素晴らしい設備ながら舞台裏の巨大な大扉を開けばすぐにそこで野外コンサートが出来るというユニークな形状、しかし開館以来使っていないんですよとの事。バブル時代末期の余りに大胆な設計が予算縮小で中途半端になってしまったんだそうな・・・。最初の設計通りに出来ていればさぞかし話題のホールになったはずなのに勿体無い・・・。
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