ありがとう!ロベール先生
7日、今日のチェンバロのお相手は堀氏1981年作のフレンチ。初期の作品ながら長年の弾き込みで音がボディに充分沁み込んでおり心地よい鳴りの銘器。調律していると見知らぬ(?)ご老人が興味深そうに作業眺めておられました・・・(笑)。緊張するなあ。
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今日は福岡古楽音楽祭(今回で大規模な開催は最後との事)に出演のため久々に来日したチェンバロ界の大御所ロベール翁の東京での公開レッスン初日。かなりのご高齢なので長旅のお疲れを心配するも数年前よりも一層お元気な様子でこちらも正直ビックリ(これはまだまだ日本に来て頂けるのでは?)。多くのお弟子も集まり師との再会を喜ばれておられました。
レッスンも昔と変わらず精力的(ダンスのリズムの解説の際に若者のように飛び跳ねたのには仰天しましたが)、時には自らチェンバロを弾いて往年の演奏を聴かせてくれたのは嬉しい贈り物でした。日本チェンバロ界の大恩人と再び触れあう事が出来た幸福な一時、ロベール翁には感謝!の一言であります。私は途中で後ろ髪引かれる思いで抜け出し西へ大移動。
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