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    my Cembalo by R・Yoshida

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2013年9月

2013年9月30日 (月)

海を越えてドッグ入り

130日、久々に深夜ドライブで明け方関門海峡で朝焼け鑑賞。今日は海外の(といっても福岡県ですが)フォルテピアノ工房を訪問し1820年製のオリジナルピアノのドッグ検査の1日。

9今回は徹底検査と言う事でピアノを裏返しにして各部を細かくチェックすると、やはり今まで見逃していた問題箇所をいくつも発見し早速外科手術。流石二百歳となると長年の酷使で色々くたびれているもんですね・・・。

55表の顔の一部もオリジナルに近い素材でお色直しを実行(どこを替えたかはお楽しみに)。これで中々渋い二枚目にイメージチェンジ出来たのでは・・・。

60作業が一段落した後別の修復中の19世紀ピアノを拝見するため移動中に驚くほど色鮮やかな虹に遭遇。朝晩と天からの素敵な贈り物に遭遇し嬉しい1日。








2013年9月29日 (日)

19世紀の洋館でBach

329日、昨日のリハに続き19世紀建築の洋館でのBachカンタータ公演本番にオルガンとチビジャーマンで出動。明治時代の建築にしては保存状態も良く魅力的な会場で(重厚な作りのお陰で阪神大震災でも被害軽傷だったとか)、メイン会場の他にも小編成なら公演出来そうな残響豊かな部屋もあったのですが外の騒音がちょっと煩く残念(騒音なければクラヴィコードの本番には最適だったのですが・・・)

10銀行跡という会場は天井高く残響豊かなのですがオケと合唱の音響を心配するも満員のお客様が入ってちょうど良い響きになりひと安心。特に合唱と通奏低音は迫力ある音で聴こえるようですよ(音の特等席ある様子)。今後も是非利用したい歴史的洋館であります。


2013年9月28日 (土)

国産最古のクラヴィコード?

1428日、19世紀の洋館でのコンサートの前日リハにチビジャーマンとオルガンで出動。搬入前に所有楽器の中に珍しいクラヴィコードが何台もあるとの事で調査のため某音大博物館を訪問。倉庫の片隅に放置されていたという1台は驚いた事に1960年日本製!これはもしかして国産最初のクラヴィコードだったのでは?と思うのですがどうでしょうか(この件何かご存じの方是非ご一報くださいませ)。多分経験無い中で苦労して作られた力作の楽器、まもなく日本クラヴィア協会のHPでレポート公開しますので是非ご覧ください!

38拝見したもう1台も1960年独逸製のクラヴィコード。関西の音大の多くは相当早くにクラヴィコードを導入していたのですね。この楽器、小型なのでてっきりゲブンデンだと思っていたのですが弦の数を見ると単弦ながらブントフライでした。これも今では見られない興味深い構造の楽器なのでこちらもレポート公開予定です。

3リハの楽器搬入前に会場近くの老舗書店に寄り道。長年神戸の顔として市民に親しまれていたお店も今月でついに閉店。地元密着型の味わい有る品揃えは他のお店では真似は出来ないでしょうね。神戸文化の大きな損失だと嘆き悲しんでおります・・・。

7今日の会場、子供時代から外見はお馴染みの建物ながら中に入ったのは今日が初めて。明治33年築という贅沢な作りが素晴らしい!ホールの方に伺うとチェンバロやオルガンは今まで演奏した事が無い(?)との事で響きを確かめるも流石贅沢な洋館だけに潤いのある響きに大満足。








2013年9月27日 (金)

名工のクラヴィコード到着!

227日、やっと秋到来かと喜ぶも今日の神戸はまだ残暑厳しい・・・。朝から西のスタジオでチェンバロ陣の衣替え。先日よりお相手続きだった1段ジャーマン、3台のZellから一転今日はウチのMietke。手元に来てから少しづつキャラ立ちしてきたのかMietkeらしい少し甘いメリハリある音色が出てきましたね。本番での活躍が楽しみであります。

3昼は移動中に寄り道し生まれ故郷の長年御贔屓のお好み焼屋でランチ。時間を掛けて細部まで丁寧に焼く親子3代秘伝(?)の老舗の味が素晴らしい!評判の店ながら行列も出来ずすぐに座れるのが関西のいい所!

5午後はベルギーから空輸の新作クラヴィコードを空港でピックアップし注文主のお宅までお届け。木箱で来ると待ち構えるもナント特注のハードケースで到着しビックリ。過酷な空輸にも完璧な梱包ながら余りにも重く運ぶのが大変・・・。結局重さに負けて本体とカラケースを分けて階段上げする羽目に・・・(本末転倒?)

24ベルギーの名工作のブントフライのクラヴィコード。その丁寧な木工の仕上げ具合と生まれたてながら豪快に鳴るサウンドに脱帽でありました。しかし今まで到着が遅れた事があるものの4日も早く(!)到着してしまったというのは初体験。いきなり「楽器届きました」と言われ決まっていた予定変更で大騒動の1日でした。



2013年9月26日 (木)

紅い絨毯

126日、調整を終えたクラヴィコード2台の返却で早朝からハマ郊外のお宅へ。やはり軽い楽器は1人で簡単に運べるので良いですね。早くクラヴィコード専門のレンタル業者になりたいものです(無理?)。ここ連日スタジオではこのグループ新潟公演の事前練習。昼夜2公演でオリジナル(Johann Georg Gröber (Insbruck 1820))とコピー(Walter)の2台のフォルテピアノを使い分けるという贅沢な公演、ご近所の方も遠方の方も(海の幸も酒も米も美味いですよ!)是非お越しください(私も楽器解説で参加の予定)

6昼からオリジナルフォルテピアノとポジティフオルガンという珍しい組み合わせの2台を積込み埼玉経由で西のスタジオへ移動。途中曼珠沙華咲き乱れる「紅い絨毯」見学に寄り道ししばしの秋の花見。今日正に見頃で真っ赤に染まった花畑が見事!




2013年9月25日 (水)

2台クラヴィコード

725日、珍しくクラヴィコード2台が調整のためドッグ入り。フォルテピアノ2台も同時に並んでしまいただでさえ狭いスタジオはもう満杯で身動きとれません。クラヴィコードの調整はやり始めると中々楽しく時間を忘れる程。幸い深夜でもドガチャカ鳴らしても(笑)ご近所にはご迷惑にならないので安心であります。

2013年9月24日 (火)

オルガン原理主義?

3424日、何故かWeb上でお隣の国のパイプオルガン事情が話題になっておりますね。これだけ沢山「電子なんてトンデモナイ!やはりオルガンは生でないと」という原理主義(?)の音楽ファンがいたとは知りませんでした(笑)。もっと現場で声高らかに言ってもらいたいもんです・・・(しかしそういう私もコッソリ電子使っておりますが)。海外の演奏家から「1/6の調律と言えばこちらでは1/6SCのミーントーンを指す事が多いんだが日本では違うのかい?」との問い合わせ有り。「日本では1/6の調律と言えばVallotteですよ」と申し上げればちょっと驚かれていた様子。確かに海外の演奏家からVallotteを指定される事は少ないですね。皆さんプログラムに合わせて変えてます(結構知らない調律法を言われて苦労しますが・・)。10月の公演で何回かは1/6ミーントーンで調律する事になりました。ミーントーン系ながらバロック後期の曲にも相性良い美しい響きですよ。

2013年9月23日 (月)

本邦クラヴィコード界の創世記

5623日、今年6月に旧日本クラヴィコード協会からリフレッシュし再スタートした日本クラヴィア協会、現在クラヴィコードやフォルテピアノ、チェンバロなど我国での歴史的鍵盤楽器の導入史を調査中であります。今日は興味深い新発見(?)の情報が複数届き大興奮。1970年代中盤(まだヒストリカルチェンバロが日本に現れて間も無しの時期でしょう)にクラヴィコードを導入していた音大が関西で複数あるという証言が届いたと思えば、1960年代には早くもクラヴィコードのコンサートを開催していたとか日本人の製作家が50年以上前にクラヴィコードを製作していたとか驚くような情報が飛び込んで来て仰天・・・。まだまだ正式に発表出来る段階ではありませんがいずれ日本クラヴィア協会の公式HPでご紹介出来るはず。しかし戦前から続く関西古楽界(?)の盛況振りは再評価すべきでしょうね。

2013年9月22日 (日)

彼岸花

522日、チェンバロ漬けの日々からやっと脱却し今日は久々にフォルテピアノがお相手。都心を移動中にふと街角で彼岸花を発見(この秋初めて!)。しかし30℃を超える残暑の中で見ても気分が出ないもんですね。

10こちらは某所で見かけた珍しい白い彼岸花。目立つ色では無いので遠くからだと何の花だか判りませんが近くで見ると白も中々艶やか。




2013年9月21日 (土)

バッハ生誕二百五十年

321日、秋到来とばかりにあちこちのチェンバロの御機嫌伺いを兼ねた衣替えを行ってますがまだ残暑厳くコンサートでも冷房は必要ですし湿度も下がりませんね・・・。しばらくは不安定な状態が続くのか?昨日お伺いした資料館で発掘した興味深い古楽ネタをご紹介。1935年(昭和十年)7月28日、JSバッハ生誕二百五十年記念祭の演奏を遥か彼方の独逸ライプチヒから中継放送したとの事。オルガンやチェンバロの演奏の他に「フーガの技術」の演奏も放送したとか。生誕記念年の没日に海外から中継というのも我国でのバッハに対する関心が非常に高かった事を伺えますね。

2013年9月20日 (金)

資料発掘

120日、昨日のリハに続き本番のため某大学へ出動。以前は校内の1916年築のチャペルでのコンサートで良くお伺いしていましたがシリーズ終了との事で残念。銘器の誉れ高い蘭製パイプオルガンの公演は継続しているようですね。今日は調律の合間に2年前に校内に開設したという音楽資料館を初訪問。明治から昭和にかけての洋楽の資料が閲覧出来るとの事で早速日本古楽伝来史を調査。今日は余り時間も無くざっと見ただけで新発見は無かったものの、戦時中のクラヴィコードやチェンバロの生演奏のラジオ放送の資料を掘り起こす事が出来たのが収穫。軍事色濃い中洋楽の演奏が次々と制限されてしまった時期に何故かチェンバロの演奏が堂々と放送されていたとは興味深いですね。どうやらクラヴィコードの生演奏もあったのではという資料も出てきましたし。

3煉瓦壁のホールでのコンサート本番。残響豊かな空間でモダン楽器の分厚いサウンドが鳴り響く中、ウチの白フレンチも負けじと健闘した方だと思います。しかしこれだけ鳴るチェンバロでも苦戦するのかと改めてモダン楽器の鳴りの違いを実感。


2013年9月19日 (木)

煉瓦壁

Photo19日、都心の某大学構内の煉瓦壁で覆われた素晴らしい小ホールでのリハに白フレンチで出動。天井高く残響豊かな響きはチェンバロにはありがたいものの、アンサンブルではVnやリコーダーなど旋律楽器の方がよく音が通るので馬力のあるチェンバロでないとお相手は務まりませんね。今日はウチで一番音量ある楽器の登場となった次第。

2013年9月18日 (水)

衣替え

1少しづつ秋の気配が漂ってきたので出動前の楽器陣の衣替え作業。まもなく湿気よりも乾燥が心配な季節到来ですね。今日がオルガンの木の収縮関係する部分をチェック。

2昼からは鎌倉に楽器調整で出動。観光客賑わうエリアではまともな食事出来ないのではと郊外の大衆蕎麦屋でランチ。安いセットが蕎麦ピラミッド盛りでビックリ。観光客相手だとこうは行かないでしょうね。久々に蕎麦だけで満腹。鎌倉はお天気良いので裏通りまで観光客で一杯、車は走り難い・・・。

3午後からは独製Zellモデルのチェンバロとクラヴィコードの御機嫌伺い。最近今日と同じ製作家の同じモデルを連続3台も調整するもどれも甲乙付け難い豪快な鳴りっぷり、1段Zellモデルはコンパクトながらバランスの良い設計なのでしょうね(断弦し易いブラス弦Mietkeよりも鉄弦Zellはコンサート現場でも安心ですし)。

2013年9月17日 (火)

アブナイ・・・

117日、各地に大雨と甚大な被害もたらした台風も過ぎ去り今日は爽やかな天気になったと思えばいきなり湿度急降下で東京28%、名古屋24%と異常乾燥ですね(全国を見渡せば九州の阿蘇山ナント4%だったとか・・・)。部屋の湿度管理怠ると楽器が悲鳴上げるアブナイ時期になってきました。しばらくは除湿器と加湿器の併用が安全かも?湿度計と睨めっこして油断召されぬように!

2013年9月16日 (月)

大荒れの中

Photo16日、昨日に続き台風の影響で荒天の中白フレンチで出動。チェンバロなぞ強風に煽られればひとたまりも無く吹き飛んでしまうので車からの積み降ろしでも結構危険作業に(雨が弱まっただけでも助かりましたが)。また移動中に高速乗れば今度は強風であちこち通行止・・・(横浜南部は夕方でも通行止でしたね)、往復とも大幅な迂回となり冷や汗の連続の1日。

2013年9月15日 (日)

バブル期の残り香

115日、埼玉県の郊外の田園に囲まれたホールでの公演にオルガンで出動(最近埼玉多いですね)。いつものように搬入後リハでも調律不要になるように前日にスタジオで仕込んでから乗り込むもこの残暑と台風の影響で楽器の変化が全く読めず・・・。その上リハ前に急にピッチ変更となり時間無い中楽器の御機嫌取りにいつもより一苦労(結局本番は御機嫌回復しましたが)。煉瓦とガラスを使ったモダンな外装のこのホール、中々素晴らしい設備ながら舞台裏の巨大な大扉を開けばすぐにそこで野外コンサートが出来るというユニークな形状、しかし開館以来使っていないんですよとの事。バブル時代末期の余りに大胆な設計が予算縮小で中途半端になってしまったんだそうな・・・。最初の設計通りに出来ていればさぞかし話題のホールになったはずなのに勿体無い・・・。

2013年9月14日 (土)

昭和の味

114日、1995年に日本クラヴィコード協会として設立、今年6月に装いも新たに再出発した日本クラヴィア協会、現在日本でのクラヴィコードの歴史を調査しております。今日も1970年代日本でのクラヴィコード製作の創世記の生き証人の方への聞き取り調査を実行。たかだか30~40年前の事が殆んど記録に残っていないのはナントモ残念、1990年代以前の日本でのクラヴィコードの活動歴をご存じの方、どんな事でも結構ですので是非梅岡まで情報提供いただけるとありがたいです(漠然とした記憶でも結構です)。 昼は昭和24年創業という新宿の老舗大衆食堂で「昭和の味を復元した」というランチ。昔の百貨店の大食堂がこんな味でしたね。

2夕方より古典派の勉強のため(笑)新宿の人気ホール(?)に珍しく御客で入場(流石連休でほぼ満員)。しかし御贔屓の演者を聴きたいといっても5時間もいるのはかなりハード。終演後偶然元某ホールの企画担当者の方と出口でバッタリ、同じ演者が御贔屓との事でビックリでした。


2013年9月13日 (金)

録音セッション無事終了

1さいたまの田園に囲まれたホールでのチェンバロソロの録音セッション最終日。今日は蝿も飛来せず(笑)良好なコンディションの中で順調に収録が進行。外の騒音も殆んど入らず(たまに飛行機が飛ぶのが気になった程度)500席ながらコンパクトで適度な残響を持つ録音向きなこのホール(何よりも都心からのアクセスが良いのがアリガタイ!)、まだそれ程評判にはなっていない様子ながら今後は人気が出る事間違い無しでしょう。チェンバロの音色がどんな音で録れているか来春発売予定のCDが楽しみであります。

2013年9月12日 (木)

招かざる飛来者

312日、田園風景に囲まれたホールでの録音セッション2日目。奏者もチェンバロも調子が出て来たお陰で録音は順調に進行中。今回の収録の目玉曲の「ファン団子」(ウチの文字変換ではこうなりました・・・)、豪快に鳴る米国製フレンチを自在に操る奏者のド迫力の演奏は是非CDでお聴きください。

4今日の録音でハプニング発生!収録中に演奏家が舞台を飛び回るハエを発見。かすかな羽音ながら敏感なマイクが拾ってしまうのでと強制退去をお願いするも広いホールではどこにいるか判らない・・・。演奏中でももし発見したらこれで撃墜してねと今時珍しい「蝿叩き」を奏者にお渡しして録音を続行、恐れをなしたハエは無事退散してくれた様子(事務所が貸してくれましたが頻繁に出番あるのかも)。


2013年9月11日 (水)

録音初日

911日、今日から東京郊外(埼玉県)の田園に囲まれたホールでのチェンバロソロの録音セッション。最近録音屋の間で評判高いというこのホール、都心に近い上音響も良く料金も比較的安いので今後古楽界でも人気が出る事でしょう。まだ厳しい残暑の対策にと場内の照明すべて落としてLEDのライトを頼りに暗闇の中で演奏、お陰でエアコン止めても温度湿度全く変わらず調律師にとっては有難い環境でのお仕事になった次第。

2013年9月10日 (火)

季節の変り目?

Photo_210日、今日のお相手は独製フレンチ(Taskan)。大分暑さも収まってきたので楽器の御機嫌も麗しく助かってます。続いて出動間近のポジティフオルガンの事前の仕込み調律、数日後の気温屋湿度を予想するのが難しい時期ですね。果たしてまだ残暑なのかいよいよ秋到来なのか・・・。

2013年9月 9日 (月)

70年代のクラヴィコード

19日、浪速の初訪問の珍しいロケーションのチャペルにCemやOrの音も出せて調律イラズというウチ一番のスグレモノ(?)楽器で出動。真夏に戻ったような天気でもコンディション気にしなくて良いのは有難い(昨日出動した2台の楽器も車に積んでたので結局日中日陰を求めて彷徨いましたが・・・) 

14昼は某音大でチェンバロとクラヴィコードの御機嫌伺い。この夏は余り湿気のトラブルが出なかったようでひと安心(かえってピッチ下がっていたので夏なのに乾燥の影響あったのかも?)。しかしいつも面倒見させて頂いている学校備品のクラヴィコードが実は40年近く前に購入の楽器だと判明し少々ビックリ。その時代にもうクラヴィコードを持っていた大学は日本でも少ないのでは・・・。特別古楽器科があった訳では無いので不思議ですね。実は全国的に想像以上の古楽ブームがあった時代なのかも。またもや解き明かすべき謎が出てきましたね。今後の研究にご期待あれ。


2013年9月 8日 (日)

雨でも乾燥

78日、西の古都郊外の贅沢な老舗小ホールでのカウンターテナー・バロックヴァイオリン・チェンバロの3人のグループの公演にジャーマンとオルガンで出動。昼本番で時間が無い中ちょっと厄介な搬入口に苦労するも(通い慣れたホールながらオルガン搬入は初めてだったので珍しく下見した程でした)ナントか時間通りに舞台に楽器を設置完了。残暑残る上に雨模様で楽器の御機嫌は微妙、その上ホールの空調がこの夏新しくなったばかりとの事で効きが良過ぎて舞台上は予想外の乾燥気味・・・(鍵盤楽器同様ガット弦のVnも苦労されてましたね)。しかし悪条件の中でも揺ぎ無い3人のアンサンブルが見事な公演でした。

2013年9月 7日 (土)

ありがとう!ロベール先生

17日、今日のチェンバロのお相手は堀氏1981年作のフレンチ。初期の作品ながら長年の弾き込みで音がボディに充分沁み込んでおり心地よい鳴りの銘器。調律していると見知らぬ(?)ご老人が興味深そうに作業眺めておられました・・・(笑)。緊張するなあ。

4今日は福岡古楽音楽祭(今回で大規模な開催は最後との事)に出演のため久々に来日したチェンバロ界の大御所ロベール翁の東京での公開レッスン初日。かなりのご高齢なので長旅のお疲れを心配するも数年前よりも一層お元気な様子でこちらも正直ビックリ(これはまだまだ日本に来て頂けるのでは?)。多くのお弟子も集まり師との再会を喜ばれておられました。

10レッスンも昔と変わらず精力的(ダンスのリズムの解説の際に若者のように飛び跳ねたのには仰天しましたが)、時には自らチェンバロを弾いて往年の演奏を聴かせてくれたのは嬉しい贈り物でした。日本チェンバロ界の大恩人と再び触れあう事が出来た幸福な一時、ロベール翁には感謝!の一言であります。私は途中で後ろ髪引かれる思いで抜け出し西へ大移動。

イタリアでクラヴィコードシンポジウム開催中

現在イタリアマニャーノで開催中のクラヴィコードシンポジウムのレポートが現地から届きました。こちらに掲載しておりますので是非ご覧ください。

2013年9月 6日 (金)

マッチョなチェンバロ

16日、楽器調整で埼玉の南端へ出動。こちらは武蔵野饂飩の名所でもあるので人気店でもりうどんのランチ。程良い歯応えのモチモチ麺(凄い量!)にピリっとしたネギ入りのドッシリ味のツユ美味し。しかし強気の値段には閉口、人気の肉入り饂飩の大盛が千円オーバー・・・。讃岐や富士吉田なら半額以下ですよ。蕎麦ならいざ知らず饂飩なのに高過ぎる(怒)!と言いながら近くに寄る度に通ってしまうのですが・・・。

5連日のMietkeのお相手から一転、今日は米国の名工作のフレンチの御機嫌伺い。堅牢なボディから醸し出される豪快かつ明瞭な音色は流石、繊細な(?)欧州製に比べてそのマッチョ振りが頼もしいですね。

2013年9月 5日 (木)

Mietke

15日、久々に東京に帰還。朝からこの世の終わりのような雷鳴と豪雨にうんざり。いつになれば爽やかな秋が来るんでしょうねえ。今日のチェンバロのお相手は3日連続となるまたもやMietke(今日の楽器はブラス弦ですね)。同じモデルでも製作家が違えばこれ程音も構造も違うもんだと改めて実感。9月に入った途端クラヴィコードの様々な情報が国内外あちこちから入って来ておりビックリ。今月はクラヴィコード月間になりそうな気配であります(多分何件かはご紹介出来るでしょう)。

2013年9月 4日 (水)

そそり立つ海老フリャー

34日、今日のお相手はまず夏に冷房除湿無しの過酷な部屋で使用していたフレミッシュから。今年の記録的な猛暑の中湿度温度共に激しく上下していたのにあまり御機嫌は崩れず年季の入ったボディのタフさを見せつけてくれた様子。

1_2昼は神戸の下町市場のはずれにある食堂で評判の海老カレー丼(蕎麦付き)。ビジュアル系B級グルメ風のそそり立つ3本海老の派手な盛り付けはこの界隈では珍しいのでは・・・(お陰で神戸では珍しく行列出来てますね)。揚げたて海老美味し!

2お相手2台目はしばらく大型休暇を取っていた1段ジャーマン。ピッチを調べるとエラク上がっているので驚くも(除湿は完璧なのに・・・)実は鍵盤移動を見誤っており1/4音も下がってました(汗)。この夏湿気の影響は全く受けていなかった様子。少し夏眠中(?)の鳴りを叩き起こしつつ慎重にピッチ上げ調律を繰り返して(断弦しやすいブラス弦Mietkeなので昨日の鉄弦Mietkeが羨ましい!)ナントか御機嫌が直りヤレヤレ。

2013年9月 3日 (火)

まもなくステージデビュー

13日、先日より調整を担当している独製ジャーマン、いよいよ近々にステージデビューが決まり調整も仕上げ段階へ突入。日本では珍しい鉄弦Mietkeが舞台でどんな音色を奏でてくれるか非常に楽しみであります。しかしいきなり大舞台を踏む前にテストマッチでもやって少しづつ鍛えていきたいところ。舞台での活躍に乞うご期待!

3チェンバロの次は廿世紀ピアノがお相手。浜松の老舗工場の名工の手で蘇ったピアノの仕上がり具合をじっくり味わいつつ最終の調整調律。まだまだピアノ技術の職人芸が健在な事を音とタッチで確認しつつ楽しい一時。




2013年9月 2日 (月)

新学期

122日、神戸は蒸し暑い雨の中、西のスタジオは相変わらず快適な湿度をキープしており楽器も御機嫌の様子。やはりパワフルな除湿器はありがたいですね。神戸人にとっては長年心の拠り所だった老舗書店が今月で閉店との事で移動中に無理して寄り道。個性的で地元重視な品揃えが有難いお店でしたのでナントモ残念。昼は書店傍の隠れ家中華屋でランチ。薄いようでしっかりと味付けがされているのが神戸の中華、このお店も上品な味で美味しいのですがランチタイムながら他のお客がゼロ・・・。他所なら行列間違い無しの味なのに神戸では地味過ぎるのか?まあ落ち着いて食事出来たので良かったのですが次に来るまで潰れないでね・・・(笑)。

16今日から新学期、改装工事中の学校でリフレッシュしたグランドピアノのお届け。朝からの大雨に心配するも僅かな雨の隙間を縫って釣り上げ作業無事成功。ここでも晴れ男の面目躍如でした。




2013年9月 1日 (日)

丹波

41日、御贔屓の丹波山奥の古民家蕎麦屋が移転したとの噂を聞き付け新しい店を初訪問。人里離れた隠れ家のようなお店が街道筋の目立つ場所に進出した模様。今日も開店直後から行列出来てましたから今後はますます繁盛でしょう。相変わらず拘りの蕎麦とツユ、トロトロの蕎麦湯などすべて素晴らしい!以前同様合鴨の鳴き声が賑やか、田舎蕎麦を堪能した楽しい一時でした。

14蕎麦屋のご近所は陶芸の名所、地元の窯元の作品を大量に展示する会館を訪問し山のような器の中から安価ながらちょっと素敵な雑器を入手。

21焼き物捜しの後は「デカンショ祭」の街の江戸時代の雰囲気を残す商家群を訪問。こちらのさる古民家にあるウチのジャーマンの兄弟楽器と久々に再会。日本家屋ながらしっかり管理されている様子で少し安心。最後に西のスタジオで新入りの除湿器の効果を再度チェック。今回購入したC社の除湿器、値段の割には能力高いようで雨の中でもスタジオは40%前半をキープ。除湿能力強力ですと猛暑続く間は良いでしょうが秋の気候になった頃の匙加減が難しそうかも・・・。今日から9月、そろそろ秋の準備の時期ですぞ。







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