七夕
7日、七夕。梅雨が明けたらいきなりの猛暑続き、外にいるだけで倒れそうになりますね。今日は六本木のホールでの七夕公演にジャーマンチェンバロで出動。ホール前には涼を演出する西瓜や葡萄などが植えられてましたがちっとも暑さ収まらず・・・。猛暑の中コンサートを聴きにお越し頂く御客様には感謝!感謝!と申し上げる次第です。
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今日は舞台にフルコンピアノが4台も並ぶ大賑わいの公演。チェンバロは黒光りする楽器ばかりの中舞台に花を添えるように冒頭に登場、二千席の大ホールなので秘密兵器を仕込んで現代ピアノに負けない音で鳴ってくれました。今日のホール、実は1867年製のERARDを所有しているとの事で御願して楽器を拝見。聞けばLisztも弾いたという(本当なら凄い!)由緒あるピアノとか。折角ホールで所有しているのなら楽器庫に眠っているのがナントモ勿体無い(数回しか舞台で使っていないようです)!
昼公演の初頭にチェンバロは出番が終わりすぐにお役御免、それではとご近所のホテル付属の美術館を訪問。こちらの創立家二代目は近代日本音楽界の大パトロンとして有名で、実は戦前にチェンバロを所有していたとの話もあり資料探索に伺ったものの残念ながらチェンバロ関係の資料は発見出来ず・・・。日本最初のチェンバロ所有者だった可能性が高いので残念!
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