いよいよ本選
6日、まずは某大学の楽器御機嫌伺いに出動。こちらでは結構年代の経つ(数十歳?)独逸N社のクラヴィコードがまだ現役で活躍中。実は日本で最初のクラヴィコードだったかもしれないE・H・シュナイダー女史が戦前にドイツから持ち込んだ楽器はこのN社の楽器、今から見ると今日触った楽器と女史の楽器は年代で言うとたった30~40年しか違わない・・・、となるとほぼ同じモデルだった可能性もあるのでは・・・。日本で初めて聴けたクラヴィコードはこんな音色だったのかもと想像しながらの楽しい調律でした。
午後からはFluteコンクールいよいよ本選。満員のお客様のお陰で舞台は27℃と異常に暑く(まだ冷房入れられないとの事)チェンバロの調律に苦労するもナントカ6人の出場者の2時間を超える演奏の間無事任務を果たせてホッ(才能ある若手の将来が掛かっている大一番の舞台なのでチェンバロのピッチ低下や調律の狂いなどで足を引っ張るのだけは避けたかったのですよ)。発表まもなく。
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