3・11に思う事
3月11日、あの東日本大震災から早2年、時が過ぎるのは早いものの被災地の復興が中々進まないのは歯痒い限り。18年前の阪神淡路大震災で周辺見渡す限り倒壊した家屋ばかりという悲惨な被害を体験した身としては、まさかあれ以上の規模の震災が起こるとは想像もしておりませんでした。不幸にも地震、津波、原発事故と重なった今回の震災は、ただ破壊された街を元に戻すだけでは済まない難題を抱え込み事になってしまい全く進展の目処さえ立っていないと言うべきでしょうか。なによりも復興の障害となているのが放射能汚染でしょう。個人的にも不安を持つため各地で放射能を計測しているのですが、先日も訪問した原発50kmのいわきが東京並みの数値ながら、東京郊外某所で安全値を超える汚染を計測し驚いた次第。我々が今どんな状態の中にいるのか、安全性を確認するだけの情報が充分公開されていない中では首都圏でも一般生活に何らかの危険性が潜んでいると認識して暮らしていくしかないのでは・・・と私は思っております。簡単には解決しない「フクイチ」問題、さらに近い将来起こるかもしれない地震、火山噴火などの天災、正体不明の大気汚染、どれも個人レベルではナントモし難い問題ばかりですがリスクの想定はしておく時代に突入したのかもしれないと思っております。
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