多摩で録音セッション
4日、ドッグ入り中の「最古のチェンバロ」クラヴィシンバロン(復元楽器)の調整からスタート。シンプルな構造で張力に対する補強が殆んど無いボディはまるで軟体動物のように(?)グニャグニャ・・・。五百年以上前の楽器にとっては日本の過酷な環境はさぞかし辛かった様子。
午後から多摩丘陵の新しいホールでの録音セッションにジャーマンで出動。十数年前に初めて東京事務所を構えた街のご近所との事で懐かしいエリアを通るも開発進んだ新興住宅地のあまりの変貌振りに仰天。最近評判高い四百席の駅前の新ホール、噂に違わぬ音響の素晴らしさに感心するもまだまだ名が知られていないそうで録音の穴場だとか・・・。都心近くで低料金でまだ空きが多いそうでいずれ人気録音会場になりそうですね(遮音性はあまり良くないそうですが・・・)。セッションにはチェンバロの他には電子オルガンも登場、滅多にご一緒する機会が無い楽器だけに最新鋭の音色や機能に興味深々、しかし調律は不要ながらセッティングや調整に結構時間掛かるもんですね。
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