目白でも流派が違うと・・・
1日、昨夜西からチェンバロ2台を持ち帰り朝から東での出動準備。4台もの楽器を慌ただしく入替え1台は町内会のお仲間のところへお届け。近々現場を担当していただく若い衆は初めての楽器との事で豊島区目白流の仕事法を伝授するも新宿区目白流とは色々作法が違う様子・・・。例えばコンサートの調律の際のピッチでも両派では0.1Hz設定が違う事が判明、ほんの僅かながらお互い譲らないところですね。訪問先で日本チェンバロ史博物館があれば目玉楽器間違い無しという50年近く前の大変興味深い楽器を拝見。先駆者の情熱と苦労の結晶のようなチェンバロでした。午後はポジティフオルガンの御機嫌伺いの後、先日ドッグ入りしたクラヴィシンバロンの修理。500年前の楽器はシンプルなメカニックながら調整はデリケートで中々苦労しております。
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