乾燥ご用心
29日、まずは次のコンサートで使うチェンバロの出陣準備。首都圏有数の乾燥激しい会場なのでウチ一番のタフな楽器を用意しウィーンフィルでも大丈夫というハイピッチを仕込んで準備万端(舞台の強烈な乾燥ですぐにNYフィルのピッチにまで下がってしまうのでしょうが・・・)。午後チェンバロトラブルのSOSを頂いたお客様のお宅に出動するとやはり原因は今冬の強烈な乾燥。小さな加湿器を使用されてましたが如何せんパワー不足でチェンバロも部屋のドライな環境につむじを曲げていた様子。修理を終えて最後調律をしていると最高音の辺りでいきなり近くからユニゾンで音が聴こえてきた・・・。なんとお宅の可愛いワンちゃんがチェンバロと同じピッチで歌ってくれたのにはビックリ。そう言えば東のスタジオのお隣のワンちゃんもフォルテピアノの高音を調律していると必ず一緒に鳴いてますね。
« 乾燥対策の秘密兵器? | トップページ | これで無料とは・・・ »
コメント