我国の鍵盤楽器製造史
18日、週明けからバタバタの年末進行になりつつありやっと師走の気配漂ってきましたね。昨日から話題の戦前我国に入って来た舶来ピアノの件、今日も興味深い新情報が続々届き興奮しっ放し・・・。外出中に立ち寄ったピアノ部品工具専門店でこれまた天下のYamahaの1885年の創業からの歴史を詳しく調べた本を入手。単なる一企業の社史というよりは我国の鍵盤楽器製作の歴史を辿る貴重な資料でした。ピアノの他、リードオルガンなどは相当詳しい情報を掲載しているものの、大正時代から関わっていたパイプオルガンに関してはあまり詳しい資料が無いのが少々残念・・・、1920年「音楽の殿様」が日本最初のホール用パイプオルガンを英国から輸入した際に組立を手伝っているはずがその件についての記述は無かったですね。しかし興味深い話が満載、大正時代に膝レバー式のピアノをYamahaが作っていたなんて凄い話もあり驚きました。
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