米仏の大物とお手合わせ
19日、連日大賑わいのスタジオに午前中から亜米利加の大物が登場。実はいつかは自分の楽器でお手合わせを願っていた憧れの演奏家でしたので、ついに御一緒出来るという事で朝から興奮しっ放し・・・。今まで何度か生演奏を聴いていましたが至近距離で聴く彼のフォルテピアノ演奏の余りの超人的な鍵盤テクニックとダイナミックなベートーヴェンの音楽に完全にノックアウト!いやはや噂以上の凄さですぞ!まもなく開催の米英の俊英が激突するベートーヴェンプログラム、東京公演はあっという間に完売、愛知公演のみ残席あるとの事。そんな凄い演奏なら是非聴きたい!と言う方は愛知まで出動しても決して損は無いはず!
午後は東京郊外にある独自路線で人気のホールにチェンバロで出動。こちら仏蘭西の大物(!)反対氏のゴールドベルグ変奏曲ツァー2日目。連日のリハ・本番で楽器に馴染んできたのか今日は初日とはまた違う「トンがった」演奏を披露。ウチのジャーマンも改造魔の彼に各所を触られたお陰で(汗)もう自分の楽器とは思えないような遠鳴りするクリアな音色に大変身・・・(どこをどう触ったかは怖くて聞けないのですよ)。彼の要望で5オクターブの楽器では珍しくショートオクターブにしているのですが普段は無い「DD」の音を使っているのが判ったでしょうかね?(彼の隠し技なのかも) 切れ味鋭い名人芸のゴールドベルグ変奏曲、東京は21日の公演を残すのみ。是非お聴き逃しなく!
« 新旧の洋琴の競演 | トップページ | 米英コンビ登場 »
「チェンバロ」カテゴリの記事
- 老舗劇場公演(2024.12.01)
- パリ楽器博物館訪問(2024.11.30)
- パリ博物館骨董屋巡り(2024.11.30)
- クリスマーネピアノ博物館ブリュッセル(2024.11.29)
- ベルギー製楽器ばかり(2024.11.29)
コメント