キツイ残り香・・・
26日、恒例の達人の残り香鑑賞の日、先日までの仏国「暴れん坊」Cem奏者のツァーで使用のジャーマンをチェック。今回は余り触られていなかったような気がしていたものの敵も然るもの、良く見れば大量のジャックに張り物されているわ、ツメ結構削られているわ、こちらの目を盗んで結構イジッていた様子(隠し味のショートオクターブというのもありましたし)。噂に聞けば私が担当しなかった某ホールでも大暴れしたとの事・・・(汗)。相変わらず「アブナイ」演奏家でした。
午後はまもなく開催の「ピアノ歴史探訪」公演(11月29日19時15分開演 小金井駅前のホール)で登場するクラヴィコードの御機嫌伺い。ベルギーのBob van Brandt作のジルバーマンモデルのブントフライの5オクターブクラヴィコード、日本では馴染みの無いメーカーですが中々鳴りの良い面白い楽器です 。乞うご期待!
今回の公演、他にも豪華な装飾で鳥の羽根のツメ使用のフランスのRyo Yoshida作のフレンチも登場。デルリンのツメでは絶対に出ない天然素材(フランスの田舎で放し飼いで育てたガチョウの羽根)による力強い音色を是非お聴きください!
11月は大活躍だったワルターモデルのフォルテピアノも登場予定。クラヴィコード・チェンバロ・フォルテピアノそして現代ピアノが舞台に勢揃いして「聴き比べ」「弾き比べ」が出来るという画期的なレクチャーコンサート、是非お聴き逃しなく!公演の明細はこちらをご覧ください。
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