モーツァルトタッチ
29日、先日のモーツァルトのピアノタッチを検証するコンサート、現代のピアノには欠かせないメカニックである「バックチェック」を外してモーツァルト時代のタッチを再現するという挑戦をしてみましたが、意外にも敏捷なタッチを持つフォルテピアノ奏者が弾くとバックチェックな無くてもあまり演奏には障害にならない様子。モーツァルト時代のピアノのコピーであるウチの楽器のメカニックを良く観察してみるとバックチェック無くても打弦後のハンマーがすぐに静止するようなクッション機能が付いているのですね。最近モーツァルト時代の楽器として復元されているフォルテピアノ、実は後の時代のメカニックをこっそり搭載してしまっている事が多いのでは?やはり古楽的にはオリジンルに忠実な機能で復元して欲しいものですが・・・。
« 熱狂のステージ? | トップページ | 隠れ蕎麦屋 »
「フォルテピアノ」カテゴリの記事
- たった1回のフォルテピアノリサイタル(2025.01.11)
- ジュスタン氏登場(2025.01.10)
- フォルテピアノ2台で出陣(2024.12.14)
- 3000本のオープンリールテープコレクションどうする?(2024.12.11)
- パリ バルロン工房(2024.12.02)
« 熱狂のステージ? | トップページ | 隠れ蕎麦屋 »
コメント