モーツァルトのピアノタッチを再現!
26日、池袋で連続開催の震災復興支援コンサート、今回はフォルテピアノとフルートのデュオが登場。総象牙の楽器2本を含む18世紀オリジナルフルートの響きが会場とマッチしフォルテピアノとのバランスも理想的(いつもはフォルテピアノ相手にフルートの音量苦戦するのですが)。象牙のフルートらしい音の艶やかさも存分に堪能。また今回の目玉はモーツァルト時代のピアノタッチを再現しようとアクションの「バックチェック」を外しての演奏に挑戦。バックチェック無しではハンマーの二度打ちや連打のし難さを心配するも卓越した鍵盤コントロールの奏者にかかれば問題無く演奏出来る様子。何よりもバックチェック無しの方が音の抜けが良くなる事が判ったのが大収穫(19世紀初頭までバックチェック無しのピアノが作られていたというのもこれで納得)。モーツァルトのピアノメカニックについてはまだまだ解明されていない事が多いものの、少しづつ演奏で検証していくつもりです。乞うご期待!
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