Bachのガンバソナタ注目の新譜
31日、J・S・Bachのガンバソナタの注目の新譜が届きましたので御紹介。品川聖(Vg)北谷直樹(Cem)「バッハ&アーベル」(アントレ古楽コレクション 11月1日発売)。バッハの「ヴィオラ・ダ・ガンバとチェンバロのためのソナタ」全3曲とアーベルのガンバソロが収録されたCDです。実力派2人の演奏が堂々と渡り合う迫力あるガンバソナタは聴き応え充分。
この曲で毎度悩まされるチェンバロとガンバの録音のバランスが今回非常に上手く録れたようで、北谷氏からも「ジャーマンチェンバロ素晴らしい音色で録れいるのみならず、普通ガンバの伴奏になってしまう気がある録音が多い中、素晴らしく好いバランスでガンバ1声、チェンバロ2声の対話がとてもクリアーによく聴き取れ、本来のバッハの意図した3声のソナタに理想的な録音に仕上がっていますので是非お聴きください」とのメッセージが届いてます。古楽ファン必聴の新譜にご注目あれ。
そう言えば4月のこの録音、ホールにチェンバロ2台持ち込んで選ぶという贅沢なセッションでした。結局オールジャーマンでとなったので白フレンチは反響板として使った次第(これが好録音の素だったのかも?)。
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