モーツァルトが弾いたタッチを再現する
12日、10月26日(金)に池袋自由学園明日館講堂で開催される復興支援コンサートは18世紀オリジナルフルートとフォルテピアノのデュオ公演。今回の注目はフォルテピアノのメカニック!現在復元されているフォルテピアノは殆んどモーツァルト生前にはなかったと言われている「バックチェック機構」(打弦後のハンマーを受け止め連打をし易くする装置)や「金属カプセル」を装着していますが、実はモーツァルトが弾いていたピアノには付いていなかったはず・・・。
今回はモーツァルト本人が弾いていたタッチを再現しようと「木製カプセル」(ハンマーの回転軸部分が金属製では無く木製)と「バックチェック無し」(打弦コントロールが数倍難しくなるものの音色は全然違います!)というモーツァルト時代のメカニックを再現して皆さんに試奏していただきます(コンサートでもモーツァルトメカが登場するかも?)。今日その違いを確かめてみましたがモーツァルトが弾いたタッチでのフォルテピアノの音色の多彩さには正直ビックリでした(聴けば絶対驚かれるのでは?)。終演後には会場でそのメカニックの違いの解説や試奏コーナーもある予定。モーツァルトのピアノの音色にご興味ある方は是非お越しあれ!
« インマゼル氏東京で演奏を披露 | トップページ | 昭和初期に古楽ブームがあった? »
「フォルテピアノ」カテゴリの記事
- ベートーヴェンが好んだ調律法(2024.10.02)
- ベートーヴェンプロリハ(2024.10.01)
- やっと秋?(2024.09.30)
- モーツァルトオペラ本番(2024.09.15)
- モーツァルトオペラリハ進行中(2024.09.14)
コメント