« 2012年8月 | トップページ | 2012年10月 »

2012年9月

2012年9月30日 (日)

モーツァルトピアノの謎

130日、台風怖い!と昨日運送済みのフォルテピアノの御機嫌伺いは珍しく自転車で出動。連日フォルテピアノ奏者の皆さんと「モーツァルトが弾いたピアノ」についてディスカッションしている中で最近一番の話題が「モーツァルトは足ペダルどころか膝レバーも使っていなかった・・・、多分ダンパーは手動で操作していたはず(演奏中に細かくON/OFFにする事は不可能)」という説。もしこれが正しければモーツァルト自身の演奏は実は今まで想像されていたモノとは全く違うスタイルだったと言う事になりますね。あとひとつ、モーツァルトの弾いたピアノには「バックチェック」が付いていなかったのでは・・・という疑問も、ウチのルイ・デュルケンのモデルで実際に演奏しながら実験中。復元されたモーツァルト時代のフォルテピアノには皆装着されている機能ながら、実は外して演奏してみると演奏家の皆さんの多くが「外した方が音が豊かになる」との感想でした。どうやらもう研究され尽くされていると思われたモーツァルトもまだまだ謎が多いのでは・・・。 

2012年9月29日 (土)

再び残暑

Save004029日、もう10月間近ながら突然残暑ぶり返し蒸し暑い1日(目白ではまだ蝉の声が聞けました・・・)。今日は珍しくフォルテピアノ奏者4人と次々にお会いして情報交換&音楽談義。アッと驚くようなお話を伺ったり(さる幸運な楽器入手話には思わず興奮)謎めいた業界裏話の解説を伺ったり・・・。

2012年9月28日 (金)

伊国週間前哨戦

Photo28日、まもなく始まるマイ「伊国週間」(何故か来週はイタリア関連ばかり)の前哨戦で久々にデカイタリアンがスタジオに登場。今日はお寺の本堂でのVn&Cemに声明が加わるというユニークな公演(早々とチケット完売との事)の合わせ。ビーバーやカステッロの作品にどうやって声明が絡むのか楽しみ。Vn奏者から伊国での斧振氏の夏期講習会参加してきましたとの事で羨ましいお話を拝聴(写真で見る斧振氏相変わらずスリムでしたね)。

2012年9月27日 (木)

曼珠沙華

Photo27日、ご近所の軒先できれいな曼珠沙華(彼岸花)を発見。今年は残暑のためか9月中旬になっても中々見かけず心配するもやっと遭遇。先日希少種の黄色い花は見かけたもののやはり曼珠沙華は真っ赤でなければ・・・。これで気温も下がれば本格的な秋の到来ですね。湿度が下がってくればチェンバロ出動も随分楽になるはず・・・。

2012年9月26日 (水)

提琴界の至宝

Photo26日、我国提琴界の至宝諏訪根自子さん(1920-2012)が去る3月に死去されていたというニュース、半年も事実が公開されなかった事と共に昭和初期から世界的に活躍した演奏家が二十一世紀の今までご存命だったという事にも驚いた次第。何しろ昭和七年の初リサイタル以来「神童」として人気を集め、独逸でクナッパーツブッシュ指揮の伯林フィルと共演したとか、かのナチス高官のゲッペルスからストラディヴァリウスを贈られたとか遥か彼方の歴史上の舞台での活躍で有名な方でした。実は戦前のSP盤の時代から始まりLPそしてCDの時代まで録音活動をされていたという稀な演奏家でもあった訳ですね。彼女より少し年は若いものの(1926-)昭和十年のリサイタル以来我国のトップ奏者として君臨する西の巨頭(自宅売却して銘器を購入したお話で有名ですね)がまだご健在。こちらの方もかの甘粕正彦氏の招聘で満州各地で演奏したなど戦前からの活躍で有名ですね。昭和は遠くになりけりと思えどまだまだその残り香は今でも味わえるのかも・・・。

2012年9月25日 (火)

ハイテクなリサイタル?

325日、都心のマンションへチェンバロお届け。エレベーターが小さく前回FF~f3の大型チェンバロは入らなかったとの事で心配するも、今回のGG~e3の中型チェンバロはギリギリ入りホッ。3音少ないだけでもコンパクトに作れるもんですね。昼はご近所「都の西北~」の学生街の老舗食堂で噂のワンコインランチ。たった500円で質量充実のメニューに大満足(殆んどのメニューが同じく500円!、このお店は儲かっているのか?)。

Photoまもなくリサイタル開くのでよろしく!と「御江戸の東端の孤高のチェンバロ・クラヴィコード製作家」T氏よりご案内を頂戴しましたのでご紹介。今回もオールバッハプログラムとの事で「バッハのために」製作されたイタリアン・ジャーマンの響きが楽しみ。

4_3噂では譜面代りにチェンバロの上に特製PCディスプレイを乗っけて演奏するとの事(フットスイッチ操作とか)。今まで「あいぱっど」での演奏は見ましたが大型ディスプレイ使用は初めて・・・。いよいよ古楽界もハイテクな演奏スタイルの時代到来か?

2012年9月24日 (月)

今度は象牙のフルートとフォルテピアノの共演

Photo24日、今日はフォルテピアノ奏者の来訪多し。昨日に続き重要文化財の洋館での震災復興支援公演(10月26日(金)19時開演)に出演の2人も当日使用のフォルテピアノ(Thomas&Barbara WOLF作)でリハーサル。総象牙のオリジナルフルート(Thomas Cahusac 1770)とモーツァルト時代のフォルテピアノ(ルイ・デュルケン1790モデル)の共演でハイドン、CPEバッハ、ヴァンハル、モーツァルト、グルックなど多彩なプログラムを演奏予定。確か数多くの古楽器の公演を開催した今回の会場、フォルテピアノとオリジナルフルートの組み合わせは実は初めてなのでは・・・。

2012年9月23日 (日)

地雷廃絶!震災復興支援!

1023日、池袋でのチャリティコンサートにフォルテピアノ運送調律で出動。自慢の晴れ運が何故か今日は通じず雨の中の搬入となるも夜の搬出の頃には雨も上がり少し自信を回復。連休とあってお祭りなのか芸劇前の広場で神輿が勢揃いするも生憎の雨で寂しい見物客だった様子。今日はベテラン勢によるフォルテピアノ+弦楽でハイドン、ベートーヴェンなどのプログラム。

7地雷廃絶と東日本大震災復興支援を兼ねたチャリティコンサートと言う事で多数のお客様にお越しいただき感謝!いつもながら今日の会場の洋館はフォルテピアノとの相性は抜群で迫力充分の演奏を堪能。次のこの洋館でのフォルテピアノ演奏は10月26日のこの公演です。乞うご期待!

2012年9月22日 (土)

ドッグ入り

Photo22日、東京郊外でのチェンバロ運送に出動。休日とあって早朝ガラガラの道を快走し平日の半分の時間で現地到着。狭いエレベーターお越し作業ながら無事楽器を積込みいざスタジオに戻ろうとするとどこも連休の行楽客で大渋滞。帰りは平日の倍近い時間掛かってやっと生還・・・。ドッグ入りしたチェンバロは早速調整し夕方には嫁ぎ先のお客様とお見合いという慌ただしさながら思いの外御機嫌麗しくホッ。

2012年9月21日 (金)

荒れ模様

Photo21日、八王子に出向くも都心は雨も上がりでもう降らないだろうと珍しく車を置いて電車移動。ところが途中の調布府中辺りを通過すると天候が急変し激しい豪雨。「傘持ってこなかった・・・」と焦っていると八王子は幸い雨降らず。私は相変わらず天気運だけは良い様子(この良運をもっと他に使えたら・・・)。訪問先近くに武蔵野饂飩のお店があると聞いて早速訪問。名物という胡桃汁を注文するも量と値段がややお上品(庶民の饂飩は安くて大盛でなくちゃ・・・)、その上胡桃汁も味噌ダレのような野暮ったさで少々期待外れでした。京王調布駅周辺がいつのまにか地下化されていたのにはビックリ。

2012年9月20日 (木)

優勝すれば・・・

620日、先月シューベルトの「ます」ツァーでご一緒したグループのリーダーと某業界人のお二人がスタジオ来訪、業界四方山話に花が咲き色々な情報交換の一時。去年オランダの古楽コンクールで優勝したというこのグループ、受賞記念にコンクール側からオランダなどで10カ所のコンサートをオーガナイズされているとの事(10月よりツァー開始、その中には有名なアムスのコンセルトヘボーでの公演もあるとか)。その条件の良さは羨ましい限り・・・。

2012年9月19日 (水)

まもなく・・・

Photo19日、まもなく発売の辰巳美納子さんのCDが一足先に到着。私は調律で参加させていただいた録音なのですがバッハの至宝の名曲とガップリ四つに組んだ正攻法の演奏が素晴らしい!かのレオンハルトとアスペレンの巨頭2人によるチェンバロDuoの録音でも使われたという銘器の堂々たる鳴りっぷりも聴きモノです。

2コジマ録音より10月に発売予定。乞うご期待!

2012年9月18日 (火)

巻線

518日、朝から大荒れの天気ながら気温はそれ程下がらず。授業再開との事で某大学で楽器の御機嫌伺い。例年夏休みの環境変化でどの楽器も調子を崩すパターンながら(空調効き過ぎによる乾燥か)今年は雨が多くそれ程湿度は下がらなかった様子。トラブルは殆んど無かったもの調律は派手に下がっていたので時間を掛けて慎重にピッチ上げ。西独逸製(!)のクラヴィコードは巻線多く万一切れると厄介なので(独逸まで注文になるのかも)チェンバロ以上に小幅にピッチ上げ、まあ単弦なので助かりました。

2012年9月17日 (月)

食堂巡り

417日、新スタジオでコンサートシーズン出陣前のチェンバロ陣の御機嫌伺いの1日。今後は西で仕上げて東へ出動というパターンが増えるでしょうね。新スタジオを構えて少しづつ探索中のご近所の食堂巡り、今日は古寺の参拝客御用達の大衆食堂を訪問。「昔ながらのラーメン」が名物との事で注文するも正しく懐かしきシンプルな薄味細麺ラーメンでした。それよりも狭い店内にいらした大勢のお客様は何故か何も食べていない・・・。しばらくするとご近所の喫茶店から食堂へケーキセットの出前(!)が到着。どうやら常連の溜り場(社交場?)と化した食堂だった様子(笑)。中々奥深い文化圏だなあ・・・。

2012年9月16日 (日)

カラカラ

116日、先週に続いてジャーマンを携え出動。お天気下り坂との予報でまもなく秋到来かと期待するも晴れ男の面目躍如で(汗)今日も真夏並みの猛暑。しかしスタジオで下準備をしてきたチェンバロは暑さの影響無くいつものように調律無しでリハーサルに突入出来ると期待するも・・・

2今日の舞台はナント湿度が30%近い異常乾燥でチェンバロはビックリ仰天の様子。幸いトラブルは出なかったものの余りの乾き具合に響板割れるのでは・・・とヒヤヒヤものでした。やはり季節の変わり目は油断大敵!

2012年9月15日 (土)

一弦琴と古洋琴

215日、稼働1カ月目の西のスタジオで本格的な楽器調整の1日。デリケートな古楽器保管の命綱たる湿度温度管理もやっと安定したようでホッ(まだ猛暑が続く中スタジオ内カラリと涼しく過ごし易い事!)

10このスタジオ、ご近所には歴史的な古寺(今年は平家所縁の名跡として注目されているようですが)や湖畔の公園(どうやら昔の温泉保養地跡らしいのですが)、美味しい湧き水(この水で沸かしたコーヒー美味し!)などがあり仕事の合間の散策の楽しい事。また車ですぐの所に地元漁連の魚市場があり新鮮な魚や肉・野菜が安い!

35何よりもご近所の古寺が平安時代から続く一弦琴で有名なそうな・・・。日本古来のハジキ系楽器の名跡の傍で古洋琴のスタジオを持てた事は嬉しい限り。

2012年9月14日 (金)

台風?

1914日、西も東もまだまだ暑い!(今日東海地方は雨でした)   只今開催中の博多の音楽祭、やはり今年も台風が接近してきてますね・・・。無事閉幕出来る事願っております。関東は水不足で雨乞いしたいところですが関西は相変わらずの湿気なので雨はご勘弁・・・。

2012年9月13日 (木)

昭和初期に古楽ブームがあった?

213日、収集した昭和初期の音楽書の中からまたも興味深い資料を発見。まずは昭和一三年発行の「音樂の發逹と音楽樂家」という資料から。西洋音楽史と作曲家そして各時代の代表曲の演奏レコード(当然SPレコードですね)を紹介する内容ながら何故か扉絵がガンバ奏者・・・。内容も古代からバッハ・ヘンデル(何故かこの二人は古典派という分類なのですが)までで半分のページを使うという嬉しい充実振り(初期バロックの作品の紹介にも熱心ですし)。やはり昭和初期の我国にバロック音楽ブームがあったのでしょうね。古楽器演奏のレコードはランドフスカが人気ながらA・リンデやシャムピオンなどのチェンバロ奏者の国内盤も発売されていた様子。またやはりドルメッチ一家の人気は相当高かったようで詳しく紹介。興味深いのは、アーノルド・ドルメッチのクラヴィコードによる平均律八曲と半音階的幻想曲の組盤(昭和八年日本発売)はわざわざ解説を入れる程の熱の入った紹介ながら、「本来この曲はどちらもクラヴィコードのために作曲された作品だと強調、チェンバロで弾くのはオーソドックスでは無い!」とまで言いながら、録音された演奏へは「楽器が悪いのか技術が悪いのか・・・」と結構老演奏家へ辛辣な評価を下しているのが凄いです。この古楽器の大御所の歴史的偉業を盲目的に讃えるだけでは無いのがこの時代の日本の音楽界のレベルの高さだと思うのですが・・・。

1もう一冊、昭和二四年発行のピアノの歴史と作品を紹介する解説本も面白い。チェンバロの歴史もかなり正確な内容ですし(バッハの時代はクラヴサンやクラヴィコードは拇指と小指を除く三本の指を主として使った~」などの記述もあり驚きました)、ピアノの歴史では、クリストフォリから始まりジルバーマン、シュタイン、シュトライヒャ、シャンツ、ワルターなど重要な製作家を詳しく紹介しているのにも仰天でした(現代のピアノ史の資料としても充分使えるのでは・・・)。昭和初期の我国の古楽への関心は相当熱かったようですね。

2012年9月12日 (水)

モーツァルトが弾いたタッチを再現する

212日、10月26日(金)に池袋自由学園明日館講堂で開催される復興支援コンサートは18世紀オリジナルフルートとフォルテピアノのデュオ公演。今回の注目はフォルテピアノのメカニック!現在復元されているフォルテピアノは殆んどモーツァルト生前にはなかったと言われている「バックチェック機構」(打弦後のハンマーを受け止め連打をし易くする装置)や「金属カプセル」を装着していますが、実はモーツァルトが弾いていたピアノには付いていなかったはず・・・。

1今回はモーツァルト本人が弾いていたタッチを再現しようと「木製カプセル」(ハンマーの回転軸部分が金属製では無く木製)と「バックチェック無し」(打弦コントロールが数倍難しくなるものの音色は全然違います!)というモーツァルト時代のメカニックを再現して皆さんに試奏していただきます(コンサートでもモーツァルトメカが登場するかも?)。今日その違いを確かめてみましたがモーツァルトが弾いたタッチでのフォルテピアノの音色の多彩さには正直ビックリでした(聴けば絶対驚かれるのでは?)。終演後には会場でそのメカニックの違いの解説や試奏コーナーもある予定。モーツァルトのピアノの音色にご興味ある方は是非お越しあれ!

2012年9月11日 (火)

インマゼル氏東京で演奏を披露

211日、まもなく開幕の音楽祭の東京リハ2日目。オケも徐々に「ジョス色」に染まってきたのか躍動感ある演奏に仕上がってきた様子で福岡の本番が楽しみ!

15今日はリハの後に豪華メンバーでのテレマン「巴里カル」が無料で聴けるという嬉しい公開演奏あり。噂を聞き付けお越しになったお客様は今回インマゼル氏東京唯一の演奏を聴けてラッキーでした。古楽界の重鎮による指揮、フォルテピアノ独奏、チェンバロアンサンブルなどをフルコースで聴きたい方は是非福岡へ!最後の開催(?)となる来年の音楽祭の明細もそこで発表される模様。どうやら古楽界のスーパースター勢揃いという豪華な内容になるとの事。こちらも乞うご期待!

2012年9月10日 (月)

インマゼル氏東京へ上陸!

8_210日、まもなく開幕の第14回福岡古楽音楽祭、東京でのリハが今日からスタート。古楽界の大御所インマゼル氏も無事来日し元気に会場に登場。音出し前に1人1人握手をしながらオケ全員とコミュニケーションを図ったり、完璧なハーモニーを求めて念入りな調弦を求めるマエストロの意欲的な姿勢にまずは感心。長旅で疲れておられるはずなので朝から全く手を抜かず指揮にソロ演奏にアンサンブルにと全力投球のタフさにも脱帽!(結構お歳のはずなのですが・・・)

12モーツァルトのPf協奏曲でも指慣らし無しでいきなりオケと合わせてほぼ完璧な演奏というのにも度肝を抜かれました。鍵盤の達人はどんな楽器でもすぐにアジャストしてコントロール出来るのですね・・・。

27指揮~フォルテピアノ独奏と続いて最後はチェンバロで室内楽アンサンブル。最近のジョスにしては珍しいテレマン、バッハ、ヘンデル、そしてマレやラモーなどの独仏のバロックプログラム。やはり鍵盤の達人は叩き系からハジキ系へのチェンジも全然難しく無い様子。(これは実は凄いテクニックなのでしょうね) このバロックプログラムの演奏は明日11日19時より代々木(参宮橋)のこちらの小ホールで無料コンサートあり。詳しくはこちらのバロック勉強会(コンサート)の項をご覧ください。事前申込制ですが、明日直接お越しいただき受付で「梅岡の紹介」と言って頂ければ入場可能です。インマゼル氏の演奏を東京で無料で聴きる貴重な機会ですぞ!

2012年9月 9日 (日)

秋のフォルテピアノ公演「目白押し!」

3この秋お勧めのフォルテピアノ公演のご紹介。

■9月23日(日)2回公演 池袋 自由学園明日館講堂

♪♪ 地雷廃絶と東日本震災復興のための崎川晶子フォルテピアノコンサート ♪♪
  コンサート明細はこちら

★ 5オクターブ半(ホフマンモデル)のフォルテピアノと弦楽アンサンブルでハイドン、ベートーヴェン、シューベルトの作品を。相性抜群の洋館でのフォルテピアノの音色を是非ご堪能あれ!

■10月10日(水)13時半  銀座 王子ホール

  • ♪ 銀座ぶらっとコンサート #66 平井千絵 “ぴあのの部屋” Vol.4 ♪
  • コンサート明細はこちら

    ★毎回大人気の銀座のフォルテピアノ昼公演、今回もワルターモデルのフォルテピアノを使って、お馴染みモーツァルトの「トルコ行進曲付き」からヴィタシェク、デュセック、ピント、コジェレフなど滅多に聴く事が出来ない「隠れた名曲」まで。実は同じホール同じ楽器で11月に亜米利加の大御所の公演あり。密かに日米フォルテピアノ対決も楽しみですね。

    ■10月26日(金)19時 池袋 自由学園明日館講堂

    東日本大震災復興支援コンサートwith明日館 「18世紀フルートとフォルテピアノ」

    コンサート明細はこちら

    ★実力派2人によるフルートとフォルテピアノのデュオ公演は総象牙の1770年頃の英国製フルートとルイ・デュルケンモデルの5オクターブフォルテピアノの共演。

    ■11月29日(木)19時15分 小金井市民交流センター小ホール

    「ピアノ 歴史探訪」~ 名曲が生まれた時代の音色と楽器に触れる ~

    コンサート明細はこちら

    ★ピアノの歴史を探るレクチャー企画、今回は贅沢にクラヴィコード、チェンバロ、フォルテピアノ、ダルシマー、モダンピアノと5台もの楽器が登場の予定。この名曲はこの楽器で聴くのが最高!という組み合わせが勢揃い。 5台の楽器を一堂に聴き比べ出来るナントモ贅沢なコンサート。

    ■最後にとっておきのお得情報をご紹介。

    福岡の音楽祭のゲストとして来日のチェンバロフォルテピアノ界の世界的な大御所の演奏が東京で無料で聴けるかも・・・。(9月11日夜 代々木) 詳しくはこちらの「バロック勉強会(コンサート)」の情報をご覧あれ!

     
     

    秋祭

    89日、ご近所の神社の秋祭。ここ数年はずっと厳しい残暑の中での子供神輿巡業ばかりだったような気が・・・(見てるだけで汗だくに)。

    9まだまだ暑いですがヒンヤリする写真でもどうぞ。

    1今日は都心各地で威勢の良い神輿が見れました。お陰で道路を閉鎖してワッショイ!となり車結構止められましたが・・・。

    2012年9月 8日 (土)

    プロより立派・・・

    18日、昨日に続きバッハのカンタータ公演今日が本番。今回はオルガンと共にヴァージナルも登場。そちらは奏者自ら調律されたのですが私よりも上等(それも最新機種)の独製チューナーをお持ちでした。弦の皆さんも例のスマホの高性能チューナーで調弦されてましたし。昔では許されていたピッチや調律のズレも今や誰にでも簡単に見抜かれてしまう・・・。調律師としてはシビアな時代になったもんです。

    2012年9月 7日 (金)

    まだまだ夏なのか・・・

    47日、ご近所のシーサイドにフィッシュマーケットがオープンしたとの事で初訪問。しかし周辺に看板や案内が殆んど無く中々辿りつけず・・・(やる気あるのか?)。販売コーナーの魚や肉は新鮮で安く当分通い詰めそう(弁当がお得!)。行列が出来る程人気の魚料理の店は味はそこそこながら余りに上品な量と値段に少々がっかり。刺身でも買って帰るのが一番かも。

    11今日は20年来お手伝いしているアンサンブルのバッハのカンタータ公演のリハにオルガンで参加。真夏のような猛暑の中での運搬で楽器も茹っているのでは・・・と心配するも事前の仕込みが上手くいったのか調律無しでリハに突入出来てホッ。

    2012年9月 6日 (木)

    名水を頂く

    156日、まだ残暑厳しい西でオルガンの運送の1日。合間にご近所の湧き水の名所を初訪問。ポリタンク持参したので明日からのコーヒーでその名水を味わう予定(残念ながら生では飲めないそうな) 雨の予報ながらきれいな夕暮れでしたね。

    2012年9月 5日 (水)

    縁結び

    2_35日、秋に入れどまだまだ真夏並みの猛暑続きで楽器もバテ気味・・・。先日御紹介した「チェンバロの音色で育った子猫チャン」、無事嫁ぎ先が決まったそうです。今朝情報をアップしたばかりのリース楽器も早々と話が決まりそう・・・。今日は縁結びの1日でした。

    4_2午後西へ移動中不思議な車を発見。これはもしかしてお馴染みの某検索エンジンのナントカビューの撮影車?

    2012年9月 4日 (火)

    懐かしの・・・

    Lp_14日、久々にLPレコードを整理すると続々と出て来る銘盤珍盤の数々。本当は一枚づつ演奏を聴きたいところながらジャケット鑑賞のみでグッと我慢・・・。しかしLPジャケットはCDと違って見応えありますね!少しお裾分けをどうぞ。

    長年録音で愛用したDulkenモデルが大写しの珍しい盤。御大の若い事!

    Lp_2_2珍しいペダルチェンバロの演奏盤。

    Lp_3_2ハンブルグにある有名なZell。現在何故か展示されていなのが残念(酷使されるぎたのか・・・?)

    Lp_5こちらも一時期は触り放題(?)だったブリュッセルの所蔵楽器の録音盤。20年以上前まではどこの博物館も比較的開放的だったのに現在はどこも殆んど触れないですね。

    Lp_6_2このチェンバロ界の女王様の演奏もLP時代はまだ人気でしたね。意外にピアノ演奏も評価が高かったようですし。

    Lp_8_2
    勿論古楽界の御開祖様たるこの御大の歴史的な演奏もLP時代に聴く事が出来ました。

    Lp_7御大の次男カールの演奏も日本まで入っていたようで輸入盤ながら我国の好事家のコレクションとして愛聴されていた盤。彼の60年代の来日時も結構話題になったようですね。

    Lp_9_3御大のクラヴィコード演奏の盤を眺めて見ると解説に録音で使った楽器の写真を発見。製作家の皆さん、この楽器はどんなモデルかお判りですか?(御教授くださいませ!)

    2012年9月 3日 (月)

    9月最初の平日

    Photo3日、まだ暑いながら9月に入り少しづつ湿度が下がってきているのかチェンバロ陣ここ数日の湿度変化に敏感に反応してきてますね。しばらくは除湿加減が微妙な時期に突入か? 御近所の老舗中華そば屋が最近リニュアルオープンした模様で9月最初の平日ともあって以前にも増して大行列の人気振り(ここは美味いというよりクセになる味ですね)。まだ汗ばむ熱気の中熱いラーメン食べるため長時間炎天下で行列待ちとは御苦労様です。下剋上の競争激しいラーメン界も老舗の金看板の人気は不滅な様子。

    2012年9月 2日 (日)

    奥武蔵の食堂

    32日、朝から奥武蔵方面へ出動。移動途中に神社境内での骨董市を発見し寄り道するも崩れ気味のお天気のお陰で店はたった数件、それも皆さん露店に品物を広げられず仕舞支度直前といった模様で全く見るモノ無し・・・。あちこちで昨日に続き防災訓練あったようでそれどころでは無かったかもしれませんが。

    5帰宅途中、全国的に有名なデカ盛りの店が通り道にあったなあと再訪問。前回はとんかつ定食のあまりの凄さに完食どころか半分少しで撃沈という失態だったので、今日は無理せず食べらそうな蕎麦(これも名物なようですが)を注文(デカ盛りのお店で盛りの少なそうなメニューを捜して注文するのは何か矛盾しているような気がしますが)。 まずはもれなく付いてくるサービスのおでんが登場、これが地獄の一丁目なのですが・・・。

    6_3次に出て来た「蕎麦普通盛り」がこの凄い量!(4~5人分はあるのでは?) 中々の味ながら食べ始めるともう訳判らずひたすら完食に向けて口に運んでいるだけという状態。本当は蕎麦だけにしておけば良かったもののつい油断して野菜天婦羅を付けてしまった・・・。

    7_2これが大失敗。天婦羅の脂でギブアップ寸前、結局衣をすべて外し中身だけ食べるもやはり完食出来ず今日も撃沈・・・。お隣には大食自慢の巨漢の団体様がとんかつ定食に挑戦されてましたが半分があまりの量にゴール出来ず「降参です」・・・(実は食べるよりそんな様子を見たくて訪問したのですが)。ナントモ凄い食堂があったもんです(次回こそ量の少ないメニューを捜して完食するぞ!)。

    2012年9月 1日 (土)

    秋が来たのか・・・

    11日、今日から秋のはずがまだまだ猛暑の中でのヨハネ公演にオルガンで参加。久々にお伺いする(何年振りだろう?)さいたまのホール、その音響の素晴らしさを改めて実感。(もう少しアクセス良ければ・・・) 設備が良いのか猛暑&にわか雨にも関わらず舞台は30%近い乾燥で少々ビックリ。連日湿気に悩まされて来ただけに「乾いてる~」と困惑するのは何ヶ月振り・・・?。もう秋が来たという証拠なんでしょうかね。

    « 2012年8月 | トップページ | 2012年10月 »

    2024年12月
    1 2 3 4 5 6 7
    8 9 10 11 12 13 14
    15 16 17 18 19 20 21
    22 23 24 25 26 27 28
    29 30 31        
    無料ブログはココログ